「若草物語を初めて最後まで見た。」ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 たこ姫さんの映画レビュー(感想・評価)
若草物語を初めて最後まで見た。
主人公のジョーを演じたシアーシャ・ローナンを見たくて久々にコロナ後初の映画館へ。
シアーシャ・ローナンは「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」にメアリーとして主演していた演技力とその美しさに魅了され、またぜひスクリーンで見たいと思った。
若草物語は昔の映画をテレビでやっていたのを何回か見ようとしたが、いつも退屈で途中で投げ出していた。何キャーキャーやってんだか?と思っていた。
今回は映画館で逃げ出せず、やっと全体のストーリーが理解できた。
しかしきっと現代的に工夫されたのだろう、「女にとって結婚は経済問題だ」と言う発言など何ヵ所か、ちょっと捻ってあってよかった。
また、ジョーの作品と彼女の生き方と恋が入れ子にしてあるし、なかなかオシャレに作られていた。
まあ原作をあまりに改編するわけにはいかないだろうから、それなりに楽しめた。
シアーシャ・ローナンはやっぱりなかなかの役者で、かつ美しかった。
でも、何で今ごろ若草物語なんだろう?
あの時代にも生き方を模索した女性がいたこと、隣人と助け合う善き時代があったことなども暗示したかったのかしら。
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