「I like smell of napalm in the morning. じっくり三時間。」地獄の黙示録 ファイナル・カット アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I like smell of napalm in the morning. じっくり三時間。
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「地獄の黙示録」で一番盛り上がるのは、やっぱりキルゴア中佐が出てるシーンではないでしょうか?あんな戦争の真っ只中でも弾当たらないし、戦闘そっちのけでサーフィンの波を気にしていたりとなかなか強烈なキャラクターです。キルゴア中佐がいればそこは安全地帯ってのも説得力がありますよね。ラスボスのカーツ大佐よりよっぽど人気あるのでは?っと思ってしまいます。
そんなこんなで久しぶりに観た「地獄の黙示録」。2回目なので通常版での細かい所まで覚えてなかったのですが、三時間は正直しんどかったです。一番好きなキルゴア中佐は割りと最初の方で出番が終わってしまいますし、後はひたすら闇に向かって行く感じでけっこう観てて疲れるんですよね。通常版でカットされていたフランス人のシーン、会話はなかなか面白かったんですけど、ちょっと間延びしちゃっている印象も否めないです。
今回IMAXで観た戦闘シーンの迫力は圧巻でした。あれってホントに森にナパーム弾落としとるんちゃうん?っと思えるぐらいにリアリティーあります。どうやって撮ったのかとても不思議です。でも、あの当時なんでノリで何発かホントに落としてそうですよね。
このファイナルカットより更に20分長い「特別編集版」もあるようなのですが、個人的には通常版ぐらいがちょうど良かったかなっと思えました。それでもIMAX の大きいスクリーンと良い音響なので、ジゴロク好きの方は今のご時世でも映画館マストですよね!
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