「40代でも60代でもなく、50代男子は大喜び! リップ・ヴァン・ウィンクルの話さ」一度も撃ってません YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
40代でも60代でもなく、50代男子は大喜び! リップ・ヴァン・ウィンクルの話さ
この映画は北方謙三さん的のりでなく
ドラムとトランペットがBGMに入る、かっての大藪晴彦さんのハードボイルドの世界だ。「弾丸の痕跡」ではないけど
この感動をティーン時に味わった経験を持つ人間にとって、この映画は感動的だ。
脳内主役は老齢に成った松田優作さんだ! XYZ「これで終わり」
この映画は演劇である。
シナリオも演出もカットも構成も照明も みな演劇だと理解すれば、この映画の問題点は全てが解決され、無問題。
しかし主人公の妻が、名探偵の様に短時間で旦那の行動を調べ上げた事は唯一の問題でもある。
リップ・ヴァン・ウィンクルなら、キョトンとするだけでいい。
妻が教職をリタイヤしたら、急に旦那の行動が気になった! という展開にすべきだった。
柄本親子の時間差共演は何度目かだが、毎回良い。
この映画を観たら、次に観るのは「ザ・ファブル」がいいでしょう。
前評判の悪さから、僕は劇場ではなく、配信でみてけど、面白かった。
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