「多くは語らないスタイル」一度も撃ってません けざ+αさんの映画レビュー(感想・評価)
多くは語らないスタイル
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全体的にスローな老人目線のフラットな作りで感情が揺さぶられにくかったが、やってる事はかなりハード。小説のネタにする為に自分の手を汚さず裏稼業。初めはたまたまか妄想かと思わせて実はマジモン。それも今までの人間関係があっての事で、徐々にほどけていって終焉を匂わせる。昔の映画によくあった語らない手法で物語を膨らませているので、二度目見れば後半は冷めるかも知れないが、前半は風呂敷を畳むような作りを楽しめるはず。序盤でポパイに渡していたトリカブト、思い残すことなく渡せたセーター、店を出ての礼、Zに返された看板で何を連想する?
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