劇場公開日 2020年7月10日

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WAVES ウェイブスのレビュー・感想・評価

全153件中、81~100件目を表示

4.0エミリーの物語

2020年7月18日
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鑑賞方法:映画館

そっと心を開いて行くエミリーが美しい。
シンクロする様にゆっくりな速度で再生する家族の繋がり、物語は後半になり急に切なくなる。
特に妹エミリーの心の機微が、美しくて切ない。

あんな壊れ方しなければ気がつかないのは皮肉だけど、近しければ近しい程意固地になるのだから、人間らしいのかもしれない。

後半のエミリーとルークのやりとりが美しくて優しいから、前半の躍動感のあるカメラワークと音楽が軽く感じてしまった。

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パプリカ

4.0好き嫌い分かれそう

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

重いテーマを巧みな撮影と色合いを使った心理描写、終いにはスクリーンサイズまで使って表現した素晴らしい作品。
愛情と思い込んでいる歪んだ感情から崩れていく家族の再生の物語。人を赦す事がこんなにも難しく、こんなにも大切な事だと考えさせてくれる。
ただ売りのひとつのプレイリスト映画ってのはどうだろう?歌詞が心情を表すのは良いんだけど、ずっと歌詞のある曲が続くと、少しノイズに感じてしまう。悪くはないけど流行るとちょっと嫌。

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mtmt

3.5赦し

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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マリエル

3.0これは自分には合わなかった

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

落ちていく兄を描いた前半、傷つきながらも自分の人生を見つけた妹を描く後半。

不自由のない環境にいて自滅したから共感できんかったのだろうなぁ。それに被害妄想かも知れんが『悪いことをしてはいかんよ』と言われている気もした。後半挽回したとはいえ後味の悪さは否めない。

『プレイリスト・ムービー』なんていうキャッチコピーもどうかな。まあ、確かに人のプレイリストを我慢して聴く感覚はあった。

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エロくそチキン

2.5これはエミリーの物語

2020年7月17日
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鑑賞方法:映画館

前半1時間、ハイスクール生活を満喫していたタイラーに焦点が当たり、突然それは終わる。そしてタイラーの妹、エミリーにスポットライトが当たり、家族のその後が描かれる。
エミリーのボーイフレンド、ルークの父親の話も絡め、両親、タイラー、エミリーの家族が再生へ向けて僅かな光が見え始めた所で、話は終わる。

この映画は、黒人の肌が非常に美しく撮られている。色彩と、光と音楽。多少音楽は過剰気味に感じたが、とにかく画面が美しかった。反面、物語は切なく重く、苦しい。
今を生きる、愛を伝える、家族であり続けることの難しさ。アメリカということで一見派手に見えるけれど、抱える問題の根は同じなのだと思った。

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ヨコヨコ

3.5骨太なずっしりした映画

2020年7月16日
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ミーノ

3.5「家族という他者」と生きていく

2020年7月16日
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「誰が正しい」とも「誰かが間違っている」とも言えないのが『家族』という繋がり…という、至極普遍的なテーマ。

混ざり合う色彩描写や(特にアメリカでは警戒を示す)赤と青の点滅、使われている音楽も、ただノリの良いだけのヒップホップではなく、多層的な構成になっているあたりも、家族というものの多面性を表している様に見える。

その誰もが「家族のために」と思ってとった言動が、結果的には家族を追い込むことにもなりえる。それでも、その時自分が「正しいと思う道」を選び続けなくてはならない。

途中まで、主人公は兄のタイラーだと思っていたら、上映開始から1時間20分ほどかけて描かれるのはあくまでその「前フリ」。

そこからもう一度『家族』というものを、そのそれぞれが手探りで築いていこうとする。

家族という共同体は、その選択を放棄することが許されないからこそ、誰しもがいろいろな軋轢や葛藤を抱えながら生きていくことになる。

どの家族にも、少なからず「不和」があるし、どの家族も何らかの形でそれを乗り越えて暮らしている。

そういった家族の「崩壊」と「再生」の物語。

コレといった派手さも明快なカタルシスもないが、それがむしろ家族のリアルでもある。
(評価の★の数を「オススメ度」としてとらえると、そういう意味ではもうひとつ。)

「ああ。ちゃんと親に会っとこう…」

そう思わされる映画。

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キレンジャー

4.0寄せては返す音と色彩

2020年7月16日
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プレイリストムービーといわれた本作。
何でもリストを組んで、そこから脚本を作り上げたらしいですね。
だからか楽曲のこだわりは強く感じます。
まぁ音楽ジャンル的には正直好みかというと、決してそうでも無いんです。しかし物語には実にフィットしていました。
特にそれぞれの内面や置かれた状況をとても良く表しており、時にはそれは台詞の代わりにもなっているようでしたね。
そして目まぐるしく回るカメラワーク。
力にあふれ無軌道で何処か危うげ、そんな彼らの世代をよく表していたと思います。
また色彩も鮮やかで美しく、所々に挟まれる波のようなグラデーションも効果的でした。何というか嫌みの無いセンスを感じます。画角変えてくるのもすごかった。
作品は起承転結のようなテンポではなく、大きく前後に切り分けた構成が新鮮で、そのじっくりとした見せ方は後半にとても効いていました。
また楽曲だけでなく、劇伴自体も良かったです。
ただ豪華なアーティスト達が話題になっているので、BGMだけのサントラは出なさそうな気がしますね…残念。
それにしても全編を通して楽曲の使い方は本当に秀逸で、レディオヘッドの入れ方とかこれ以上無いくらいでした。
最後は「Sound & Color」、この作品全てを表しているようでしたね。
そんな素晴らしい楽曲達が散りばめられた作品ですが、個人的に一番印象的だったのはエイミーでした。
歌の内容のマッチングもですが、入れ方とあの切り方。
とても強烈でした。
物語は基本とても重いのですが、後半のゆっくりと夜が明けてくるような感じが少しずつ心を軽くしてくれるんですね。
そうして訪れるラストシーン、時間にして1分程だと思います。たったそれだけの時間ですが、そこで見た虹はそれはとても美しく、気がつくと心が満たされていました。
寄せては返す音と色彩、素晴らしい作品でしたよ。

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白波

2.5観る人を選ぶ作品

Tさん
2020年7月16日
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T

3.0長くて強烈なネタフリ

2020年7月16日
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前半の兄の話の兄の転げ落ちっぷりがあまりにも壮絶過ぎたので、それを受けての後半の妹の話に一体どんな事が起こるのだろうかとドキドキしていたら、、、

前半の兄の話は後半の話のための長い長いネタフリだったのですね。

というか、前半の兄の話だけである意味映画として成立してるので、その時点でおわってもヨカッタくらい。

でも、監督や脚本家は後半を描きたかったんだろうね。
最後まで見たらそれは伝わってくるけど、、、

しかしながら、兄の転落ぶりはあまりにもヒリヒリし過ぎていて、見ていてツラかった。もう充分でしょというラインをどんどん越えて、そこまでしないといけないの?というくらいの転げ落ちっぷりですから。しかもそれがメインの話ではなく、ネタフリって、、、

スタイリッシュな映像にかなりキツめな内容という、変わった映画でした。

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ただの映画好き

2.5物足りない

2020年7月15日
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前半は兄の、後半は妹の単純なるラブストーリーです。内容も薄っぺらいです。でも、それじゃぁ2時間ちょいも、もたいないので多少凝った映像と31曲の音楽で補ってる作品でした。映画の出来としては、大した事なかったですね。

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オクやん

3.5ウォーターパークのデート場面がいい!

2020年7月15日
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ねもちゃん

4.0前後半のスイッチは見事。

2020年7月15日
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じーたら

3.0#49 感情をスクリーンサイズで表現する

2020年7月15日
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新しいやり方。
タイの気持ちが縮こまると正方形サイズ、エムは上が切れた横長さいずになり、気持ちが満たされると通常のサイズに戻るという具合。
タイが厳しい父親の教育のプレッシャーに押しつぶされるのは最初からわかる話。
タイが主人公の前半よりもエムが主人公の後半のほうが私は共感できた。

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chicarica

2.5"Sound & Color"

2020年7月15日
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悲しい

単純

興奮

プレイリスト・ムービーと大々的に宣伝する程、個人的には音楽にインパクトを感じられなかった、最近の含めて聴かないジャンルばかりが流れた要因か?

ラストに"Alabama Shakes"の「Sound & Color」が流れて、好きなバンドの曲がエンディングで、エイミー・ワインハウスは気付かずにスルー!?

凝った映像と場面に合わせた音楽、心を揺さぶられる感動や衝撃を求める感覚で観ていた反面の肩透かし。

将来の夢に一直線で全てが順調な日々から一転、全てが砕け落ちる様が定番とも言うべき分かりやすさで描かれていて、共感出来る若者は国は違えど日本にも沢山いるのでワ。

娘との絆を取り戻そうとする父親が、逆に自分が相談する立場に、複雑な家庭環境の中、二人だけの関係性に涙するが、娘が自分を責めて後悔する場面、あんなムキムキの父親が息子に対し一回吹き飛ばされて断念してしまう情け無さ。

斬新さとは違うが、全てが新しい2020年代の正しく今!を象徴した映画って印象を受ける、日本の中高生は観るべき作品としてお薦め。

大理石の床は危険すぎる、、、!?

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万年 東一

2.5期待していましたが、普通でした。

2020年7月15日
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兄弟の物語、別々の進行など映画宣伝に興味を持ち観に行きましたが、普通でした。
たぶん兄が事件を起こすところと家族が一つになっていくことがヤマだと思うのですが、
この程度のヤマはTVの2時間ドラマでもあると思います。従い、この程度は想定出来ます。
黒人の一般よりも裕福な家庭でなくても、この程度は白人でも、また日本人でもあるでしょう。
もっと落差を感じられれば感動しますが、ちょっと中途半端感は否めませんでした。

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ごぶさん

3.0新しい映像表現への挑戦

2020年7月15日
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コージィ日本犬

4.0自尊心と尊厳

2020年7月15日
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悲しい

幸せ

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Bacchus

3.0邦画的

2020年7月14日
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予告を見て想像していたのとちょっと違かったかな。
好き嫌いの好みが分かれそうな。

兄妹の2つのストーリー。
兄の話はすごく引き込まれました。ケルビンハリソンジュニア、めちゃ上手。
妹の話がたっぷり間延びに情緒的、でなんだか邦画みたい。

画面サイズが変わる演出は途中で気づきました。どの場面で変わるか、誰かレビューしてくれてるかな。

あと音楽がトレンドレズナーなんだ。

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ぼろんてーる2

2.0テンプレすぎない?

2020年7月14日
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前半の展開はもう擦り倒したような内容で、鑑賞中にうんざりしました。
後半は破綻寸前の諸々を、あの彼が救ってくれた。。。
うるさいくらい愛を強調されて、これも辛い

音楽は全体的に重低音が効きすぎてうるさいし、効果音がずっとズーンとかドーンとかなってて、ドゥニビルヌーブかと。
音でのあからさまなミスリードというか、こちらの感情に不安感を与えてくるのが結構不快でした。

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あかつきき