劇場公開日 2020年7月10日

  • 予告編を見る

「本作のキャッチコピーよりも、ティミーと並んで好きなルーカス・ヘッジ...」WAVES ウェイブス ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5本作のキャッチコピーよりも、ティミーと並んで好きなルーカス・ヘッジ...

2020年8月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

本作のキャッチコピーよりも、ティミーと並んで好きなルーカス・ヘッジズと、Netflixの「ロスト・イン・スペース」に出ていた
テイラー・ラッセルを見られるのを楽しみにしていた作品。
のっけから、重低音が体に響き、音響の良さに驚きました。
渋谷パルコのWHITE CINE QUINTで鑑賞したんですが、他のスクリーンでもやはり、重低音は凄かったんでしょうか??

音は良かったです。が、知っている曲がほとんど無かったせいもあるかもしれませんが、本作の選曲は全くのれませんでした。
そして、それは作品にも当てはまり途中から観るのが飽きてしまった。
ルーカス、なかなか出てこないし、、
親子の問題、家族の絆、差別心、希望、そして宗教≒聖書。様々なテーマが盛り込まれている。
暗めのお話しは色々と考えるきっかけをもらえるので好きですし、本作で語られるテーマ1つ1つが非常に重たくて暗い。
それを払拭するように、色鮮やかな色彩や映像を差し込むのはテーマとの対比を描いていたのかもしれません。
そこに共感出来ればよかったですが、自分は全く共感出来ずでした。
シュルツ監督の前作も合わなかったので、
相性があるんだなぁ。
好きなシーンもありました。
ダイア・ワシントンの“What a Difference a Day Makes”が流れるシーン。
劇中で全く違うシチュエーションでこの曲を流すその対比的な描き方は素敵だった。
そしてルーカスとテイラーの演技は素晴らしかったなぁ。テイラー・ラッセルの聡明さが表情ににじみ出ていて、、

とみまる