「クールなルーク」WAVES ウェイブス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
クールなルーク
ちょっと眠かったのが原因だったのかもしれません。気づくと画面のサイズが変わってた。順調なようにみえたタイラーのレスリング人生と恋人アレックスとの関係。冒頭からどうやって撮影しているのが気になってカメラワークを考えながら見ていたため、ストーリーを後から追うだけになってしまいました。綺麗な映像に加えて、この撮影方法を考えながら見るだけでも新しい発見があると思います。
ストーリー的にはよくあるスポーツ選手の挫折と父親との確執。さらに恋人の妊娠という人生の一大転機が訪れるもの。と、あっという間にパート2に進みます。あれ、聞いてなかったよ。とカメ止め状態。
全体を通して、この第2部のタイラーの妹エミリーとレスリングをやってたルークの物語の方が心地よかった。うわべだけで楽しんでる恋人同士よりは、相手の深い溝を互いに理解し合って幸せになる恋人の方が断然にいい。全てを知っているからこそ自分の心の傷も話せるし、やがて堅実な信頼関係となっていくのです。
おっさんなので新しい音楽は全然わかりませんでしたが、心地よさだけが波のように押し寄せてくる。非ハリウッドの“A24”の勢いも目を見張るものがある。今後も楽しみです。
kossyさん、コメントありがとうございます。本当にムーンライト・セレナーデしか知りませんでした。「グレン・ミラー物語」って映画ありましたっけ?子どもの頃、家族で見に行った思い出があります。父親の趣味でした。
おはようございます。
そうですね。今作で、すぐ分かったのはレディオ・ヘッドとエイミー・ワインハウスでした、私は。
前半は観ていて、つらい映画でしたが、後半に救われた感がありますね。
自分の好きな音楽がかかると、気分が一気に上がりますよね。
では、又。