「ジョゼが可愛すぎて仕方ない。」ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版) 赤だるまさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョゼが可愛すぎて仕方ない。
原作未読、実写版も未鑑賞
アニメってやっぱり凄いね。実写ではできない表情の大きな変化や綺麗でクリアな景色。そしてキャラが可愛いですしね。ジョゼが個人的にどストライクです。ショートカットの女の子は大好きです。そしてセーターなんか着られたら童貞はうっかり死んじゃうんですよ。
ストーリーはテンポも良くて好きですよ。外に出て管理人といろいろなものに触れていき成長していくシーンは「塔の上のラプンツェル」に似た感動が襲ってきました。特に海のシーンですよね。あそこは作画も綺麗でしたしジョゼが一生懸命なシーンには涙腺が刺激されます。
作画は「僕のヒーローアカデミア」などを制作されているボンズさんなだけあって丁寧ですしスピーディなシーンはハラハラします。
特に伝えたい事は演技です!清原伽耶さんは絶対これからの邦画を引っ張っていく存在になるよ。俳優としては一流なのに声優になった途端下手になる役者さんは何人も見てきましたが今回はそんな事ありません。ジョゼの芯の強いけれど意外と傷つきやすい様子がよく伝わってきました。また、方言ですよ。方言なんてその土地の方以外が喋るとどうしても偽物感が出てしまいがちですが本当にそこで育ってきたかのように自然です。あ、中川大志さんも上手かったですよ。ソニックの時から彼は上手かった。
いやー良い映画だった。日本アカデミー賞のアニメ部門はこれが取ってほしいな。
これは余談ですがエンドロールも終わり、おまけも終わった後にあるものが出てきます。僕が見たところではみんな不意を突かれて笑ってましたね。
名作なので是非ご覧ください。
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