「「芦田愛菜」劇場」星の子 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
「芦田愛菜」劇場
怪しい宗教がテーマ。
未熟児で生まれた子供の為、両親がたどり着いたのが怪しい宗教。
その宗教が親子。親戚。友達。
全ての歯車を狂わせる展開。
宗教を信じる親。
宗教に疑問に思う子。
宗教から救おうとする親戚。
宗教とは関係無く接する友達。
それぞれの立場を上手く表現していた感じ。
姉妹のちーちゃん(芦田愛菜さん)とまーちゃん(蒔田彩珠さん)が台所で会話するシーンがリアル感があって良い。
終盤の泊まり込みの宗教イベント。
両親と違うバスに乗車するちひろ。
イベント中、ちひろが両親と会えない展開。
親が仕組んだ事なのか?
そんな感じに観賞中、胸が苦しい。
ラストで親子3人で流れ星を見るシーン。
「(3人で一緒に流れ星が)見られないね」のセリフ。
これから親と子が、それぞれの生き方を示唆していた感じが印象的。
原田知世さんが演じる母がその時、ちひろに寄り添う場面がこれからの生き方を匂わせていて少しだけ救われた感じが垣間見られた映像がとても良い。
ストーリーよりも、女優としての芦田愛菜さんの演技に引き込まれた作品。
南先生(岡田将生さん)の授業が一方的に喋ってるだけで教師としてあれはどうなんだろう?( ´∀`)
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