「寺門ジモン監督、その光と闇」フード・ラック!食運 へねみこさんの映画レビュー(感想・評価)
寺門ジモン監督、その光と闇
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ただの焼肉グルメ映画(?)かと思いきや、親子愛がテーマの一つとなっている意外とイイ話!
(褒めてます、褒めてますよ?)
食べる人のことを思いやりながら、心を配る作り手へのリスペクトという作品を貫く主題が素敵。
それの対極にあるのが、グルメうんちく合戦や「おいしくない」発言など…。寺門ジモン監督の光と闇がそのまま映画になったところも、またたまらない。
(「味を盗んでいけ」という寺脇康文店長は、ジモン監督が、実際に飲食店で目にした光景だそうで…笑)
そして、まさかの豪華キャスト!大泉洋以外にも特別出演いっぱいいらっしゃるような…。EXILE系だけれど、難しい役にしっかり入っていたNAOTOくん含めてよかった(いつまでも、何演じても同じで演技力成長しないEXILE役者より、余程起用すべき!)
何より、土屋太鳳ちゃんの美味しそうな食べっぷり!
これだけで一見の価値あり!…あ、もちろん太鳳ちゃんのハキハキしてるけど心細やかな役柄の演技も堪能できます。
しかしながら、細かい難点がいくつか…
「お見舞いの花が何故か鉢に入っているやつ」
「『今度は逃げないで』という太鳳ちゃんの台詞、本人がフレームアウトしていて捨て台詞みたいに聞こえる」
「『キャベツがうまいのは』…って、おかみさんが前に説明してなかったっけ?」
…などなど、ちょっと粗が目立ったのが残念。
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