「監督・寺門ジモンの人間としての「熟成度」の高さにちょっと驚いた👀」フード・ラック!食運 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
監督・寺門ジモンの人間としての「熟成度」の高さにちょっと驚いた👀
予告編を見たら、焼肉に芝居をさせたらとか言っていたし、太鳳がお預けをくらいながらも焼き肉のお作法を体得してゆくのかな? 彼女の日女体出身の身体的アドバンテージを全面に打ち出した焼肉サバイバルコメディ? 寺門ジモンの初監督作品だから、スベりまくりだろうけど、楽しい映画だろうからまぁ観てやるか?みたいな感じでした。
一番気にしたのは、空腹で見て辛くならないように、腹六分目ぐらいで見ること。レイトショーを観たあと、もの凄く肉を食べたくなるだろうから、国産黒毛和牛を事前に買って準備することでした。100グラム780円のサシの入ったイチボと100グラム680円のトモサンカクをそれぞれ125グラム買いました。
もちろん、肉は旨かったのですが、そのあと無性に食べたくなったのは・・・・古漬けと銀シャリでした。それを実感し、ほんとうに感心しました次第です。
泣けるストーリーで、NAOTOとりょうの芝居がとても良かった。母親の無償の愛。素晴らしかった。母親の大切な糠漬けの甕を割ってしまうのは、ちょっと酷いとか、漬物に中性洗剤をかけてしまうとかありかよ?と思いましたが。りょうという女優さんを起用したのもすごい良かった。
太鳳ちゃんはまじでいっぱい食べたらしく、けっこう顔パンパンでした。
良人の実家は夕焼けだんだんの富士見ホテルのそばの根岸苑という焼肉店。
大和田伸也の店、寺脇の店、白竜の店、竜雷太の店、それぞれのシーンがすごく良かった。白竜の店川崎苑は女将さんの東ちづるがメインで、白竜は両手をズボンのポケットに突っ込んでちょっと態度悪かったが、インチキグルメ評論家の古川をぎゃふんと言わせる啖呵がよかった。溜飲が下がりました。やはりこの布陣はテレビドラマでは無理で、ザ・映画でした。
寺門ジモンは変わったサバイバル芸人から一皮も二皮もむけて、人生の熟成期を迎えたのだなと、とても感心したのでした。サバイバル芸人としての寺門ジモンの凄さについては水道橋博士の著書、「お笑い男の星座」を参考文献にあげておきます。
高級黒毛和牛の雌牛が旨いのは当たり前だが、去勢牡牛をどう料理するかが、腕の見せ所だそうです。
以前、新潟の新発田市のブランド牛(冷凍ではない)を食べたのですが、
その牛さんの生年月日、去勢された日、屠殺された日が記載された立派な証明書が同梱されていて、確か、生まれて一年ぐらいで、去勢。3歳半ぐらいで屠殺されていました。生まれた月日が私の誕生日と同じだったので、せつなくて、仕方なかったです。命をいただくわけですから、大きな声で、いただきます🙏を言わないといけないですね。孤独のグルメでも、松重豊もキチンと手を合わせて、言ってますね。
冒頭、MEGUMIと筧美和子が出て来たのは、今、考えると雌牛、乳牛を想像させる為だったのでは?と思いました。良くできてる牛の映画でした。
ダチョウの二人の釣りアジのフライ、大泉洋のカレーも良かった。パン屋さんはかわいそうだった。
映画のレビューも気を付けて書かないといけないですね。
こんばんは!
りょうさんのお芝居良かったですね😭
キップのいい女将さんで優しい優しいお母さん。
太鳳ちゃんもめちゃくちゃ美味しいお顔で😋
焼肉さんの演技(焼かれる絵)が良すぎて私もA5和牛買って帰りました🐃