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スキャンダル : 特集

2020年2月10日更新

世界騒然の“スキャンダル”をスクープ! スリリングな実話×痛快な
逆転劇×至宝女優の豪華共演=アカデミー賞受賞作 全米最大のTV局を
揺るがせた衝撃スキャンダルの全貌が、今 暴かれる――!

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2月21日に公開を迎える映画「スキャンダル」は、2016年にアメリカで実際に起こった、女性キャスターへのセクハラ騒動を描いている。世界的な“#Metoo”ムーブメントの先駆けとなった事件が、初めて映画化された。

現在の社会情勢に直結する“考えさせられるテーマ”ではあるが、本作は重々しい社会派作品ではない。日々のストレスを吹き飛ばしてくれるような、スリリングかつ痛快なエンタテインメント作である。


【スクープ!】メディア王を吹き飛ばす大スキャンダル 発端は1人の女性の
告発だった… 疾走感あふれる逆転劇が、あなたを至福の映画体験に導く

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16年、アメリカで視聴率No.1を誇るテレビ局「FOXニュース」に激震が走った。元人気女性キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴したのだ。性的関係の強要と、それを拒否したことによる左遷に対してだった。

世論を操るほどの権力を持つロジャーは、あらゆる手段を講じてもみ消そうと躍起になる……しかし女性たちの逆襲は止まらない。テレビ業界の帝王と呼ばれた権力者が、1人の女性の告発によって、社会的生命を絶たれようとしていた――。


[タイムリーな実話] 巨大TV局内で起こった、“転覆級”の大騒動

この騒動は世界的に報じられたが、ある日を境に突然、幕を閉じた。17年に訴えられたロジャーが死去し、訴えたグレッチェンもFOXニュースと和解。過去は一切言及しない、とサインしたからだ。

ところが「この事件を闇に葬ってはならない」と奮起した男がいた。「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でアカデミー賞の脚色賞に輝いた、脚本家チャールズ・ランドルフだ。執念の取材とリサーチが続き、やがてスリルと驚きに満ちた渾身の脚本が完成。真実を明らかにする報道機関が手を出せない“事実”を、映画という芸術が暴きだしたのだ。今だからこそ見るべき重要な一作である。

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[あざやかな逆転劇] 疾走感みなぎる痛快な展開、圧倒的な興奮

グレッチェンの告発が公になっても、最初は、被害を受けた女性たちは声を上げなかった。しかし、勇気は伝染する。あることをきっかけに物語は急展開をみせ、巨大権力に対する鮮やかな逆転劇がもたらされていく。本作を見れば、男女関係なくアツい気持ちにさせられ、体に力をみなぎらせながら劇場を後にできるだろう。

華やかなマスコミ業界や女性のサクセスストーリーは、一流ファッション誌編集部を舞台に描いた「プラダを着た悪魔」を彷彿させる。努力の末に真実が明らかになる高揚感は「スポットライト 世紀のスクープ」によく似ていて、女性たちのマウンティングは「大奥」「女王陛下のお気に入り」が思い出される。これらの作品が好きな人は、必ずや楽しめるはずだ。

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[アカデミー賞有力] 女優陣の熱演がとにかく高評価

出演は3人の豪華女優、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーだ。賞レースでは特に彼女らの熱演に高評価が集中。第92回アカデミー賞ではセロンが主演女優賞、ロビーが助演女優賞にノミネートされていただけに、その品質は折り紙付きと言えるだろう。


【予告編】 スキャンダルの“爆弾”は、ある女性の告発で“着火”した――

【スクープ!】ハリウッドの“至宝女優”が3人も共演!
どんな役を演じた? そして特殊メイクには“日本出身のあの巨匠”が参加!

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キャスト・スタッフに目を向けると、本作のクオリティがよくわかる。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」などのセロンは、FOXニュースの絶対的人気キャスター、メーガン・ケリー役に。かつてメーガン自身もロジャーに関係を迫られており、グレッチェンの告発に心をざわつかせる、という設定だ。

「めぐりあう時間たち」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したキッドマンは、物語の起爆剤となるグレッチェンに扮する。さらに「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などのロビーは若手キャスター、ケイラ役を担う。出世と成功を求める彼女がロジャーと面談する最中、「スカートを上げて足を見せろ。もっと上げろ」と要求されるシーンは衝撃的だった。

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オスカー女優2人と、若手トップクラスの実力派女優の豪華すぎる共演。3人が一堂に会するエレベーターでのシーンは、まるでカジノのスロットで「777」がそろうかのようだった。なおメーガンとグレッチェンは実在の人物だが、ケイラは複数の証言や人物を組み合わせた、架空のキャラクターである。

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[キャスト] C・セロン×N・キッドマン×M・ロビー 奇跡的な“CNM” [役づくり] 顔が変形!?するほどの“なりきり”ぶり [特殊メイク] 日本人初の快挙を成し遂げた“巨匠”カズ・ヒロ(辻一弘)
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セロンの役づくりはまさに壮絶。何しろ顔が変わっていて、“ほとんど別人”だからである。実在の連続殺人気を演じ、10数キロも体重を増加させた「モンスター」以来の“豹変ぶり”とも称されており、高い評価を受けている。

とはいえ、セロンの相貌は整形手術やCGで変化しているのではない。「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いた、日本出身の巨匠カズ・ヒロ(アメリカに帰化し“辻一弘”から改名)の特殊メイクによるものだ。今回は、セロンたっての希望で参加している。顔全体の細部に手の込んだメイクを施し、“パーツの微妙な違い”で顔全体を大変身させることに注力。第92回アカデミー賞でも、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。

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【スクープ!】試写会でも絶賛続出! 女性も男性も…爽快な衝撃にKO!
「リベンジ劇にスッキリ」「爆弾のようなショック」「勇気と覚悟に驚いた」

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1月31日に、映画ファンを対象に試写会を実施。アンケートにて本作の感想などを自由に回答してもらった。衝撃と爽快感あふれる物語にほとんどの観客が「満足した」と答えてくれたが、コメントの一部を以下に紹介しよう。

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「権利を奪われ続けた女性たちのリベンジ劇。見ていてスッキリした」(21歳・男性)「期待通りの面白さ。主演3人が最高にクール!」(31歳・女性)「今の時代に必要な作品。見るべき映画」(44歳・女性)「たった2年前の事件を映画化してしまう、アメリカ映画界の勇気と覚悟に驚いた」(26歳・男性)「(ある人物が)電話で涙ながらに『セクハラを受けた』と告白するシーンが印象に残りました。悔しくて哀しくて、涙が出ました。自分は悪くないのに、悪い気がする……女性なら、思ったことがあると思う」(33歳・女性)「まさに爆弾を食らったようなショック。女優たちの熱演に気を取られ、字幕を見過ごすこともあったので、絶対にもう一度見たい」(21歳・男性)「時代の動きを反映した心に訴えてくる作品。誰かの『声』が救いとなる重みを感じた」(33歳・女性)「リスクを承知で立ち上がった人たちのかっこよさ!」(32歳・男性)
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