スキャンダルのレビュー・感想・評価
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4実は実話のお話
見るか見ないか…
迷われている方は参考までにどうぞ👇🏻
こりゃなんだ信じられない世界
これがアメリカの現代社会の背景?
2016年って現代…ですよね?
(2016年に本当にあった話に基づく)
現代のアメリカでは男女差別なんて
とっくに時代遅れだと思ってました!
活躍を夢見る女性たちの弱さにつけ込んだ酷い出来事です。本当は戦いたい、けれどそれは自分の弱さを認めることになる。それでも戦った女性達の物語。
私はこの事実を皆知るべきだと思うので…
\見て欲しい/
アメリカ社会にあまり興味を持ったことがない方に見てほしいです。きっと驚きがあります!
主張がはっきりしていて、誤魔化したり、分かりにくくデフォルメしたりしてません。
真正面から戦っている感じがして好きです。
ストーリーはもちろん、トランプとのバトルも見物ですよ!
日本てアメリカの真似ばかりするんです。
成功も失敗も笑笑
自分たちの国がまさかこんな差別だーいすきなトップを持つ国を見本にしてるなんて…
(見本にしてるか分かりませんが、私はそう感じます。)
最悪ですね…
逆に言えばトップ以外は最高です!
アメリカ大好き笑笑
余談
さぁ公開初日に見てきましたよ🥳
ミッドサマー、チャーリーズ・エンジェルと迷いましたがちょー可愛いナオミスコットよりもアカデミーノミネートの実力派に惹かれて…どの俳優の演技も良かったですがシャーリーズ・セロンの下に着く3人の部下のセリフとか演技が素敵でした☺️🍴
あるあるあるあるあると頷いた
この映画を観て「そんなこと現実にあるの?」「それくらいでどうして騒ぐの?」「遠い世界の話だな」と思った方は、きっと素晴らしい環境と人々に恵まれて生きてきたか、我慢すること、耐えること、受け流すことを美徳として頑張ってきた人か、まったく意識することなく生きることができた人なのかな、と思いました(個人的な感想です)。
劇中で起こったことは、日本にもある。確実にある。
性的な問題が取り上げられると、なぜか
「男VS女」
の対立にされがちなのですが
「セクハラする人間VSセクハラを許さない人々」
の対立となるのが本来なのに…
と思います。
「怒ること」「声を上げること」
を「感情的」「女のくせに」と言われて封じられ(トーンポリシングですね)、仕事や名誉を盾に封じられてきた人々。
でも、黙ってきた結果、増長させることになってしまった。
うるさい女は嫌われる、昔はもっとおおらかだった、おばさんは若い女に嫉妬してる、なんでもかんでもセクハラセクハラ、女はバカで隙があった方がいい……
こんな言葉は今でもネットで見かけることもあります。
でも、もう変わる時がきた、こんな考え方は古すぎる。
改めてそう強く感じさせられた映画でした。
平日夜のレイトショーでしたが、この時間にはめずらしく女性の観客がたいへん多く、エンドロールで男性が多く席を立つ中、女性陣が最後まで見入っていたのが印象的でした。
至高の三大女優
謳い文句の『ハリウッド至高の三大女優が放つ…』とある通り、皆さん演技は確かに濃いです。
ただ中身はセクハラオヤジを追い詰める話で週刊誌レベル。米大統領選を絡めて社会派のテイストを入れようとするも低俗なものであり、全く興味をひかない^_^;
ニコール・キッドマンの歳を重ねても変わらぬ美貌とシャーリーズ・セロンのメイクに注目しつつ、旬なマーゴット・ロビーの『それはナチュラルなの?演技なの?』と思わせる演技力を堪能する映画です。
かっちょいい〜♪
朝イチから1917観て萎えてたから、美女がたくさん出てきた眼福映画だった。
もちろん、女として胸糞悪い作品なのは確か。前に観たスポットライトとか女性の人権を守ろう的な作品もあるし、既視感しかなかったけど、こんなふうに忠実に実名上げて訴えるのはやっぱりスカッとする。
女ってだけでなく、年齢、容姿、人種、性的マイノリティー…世の中色んな差別があって、それでも仕事だから、序列があるから、組織だから、慣習だから…と受け入れたり、飲み込んだり、我慢したりしながら今まで来たけど、ようやく個人の人権が守られようとする時代になるのかな?
今も職場で、コイツ、人舐めてんなぁと思うこともあるけど、マウント取るのも生き方の一つなんだよね。自分もどこかで傷つけてるかもしれないと謙虚に生きたいなあとまで考えた作品でした!
一番の見所はなりきりメイクかな
2016年にFOXニュースから切られた女性キャスターがCEOによる過去のセクハラを訴えて巻き起こった実話を題材にした話。
アメリカ大統領選挙に際してトランプ候補と激しく口撃しあう人気のやり手キャスター。
その背景でチャンスの切っ掛けを与えられる若手と、第一線から退かされた元人気キャスターに変化が生じて行くストーリー。
外から訴訟を起こしうねりを待つ女性に、現在の立場や機会の損失を恐れて何も出来ない内側の女性達。
セクハラに応えた後ろめたさもあるし、他にどれだけ同じ様な人がいるか、その人達がどう動くかが判らない中では確かに手を挙げ難いのかなとも感じる。
違う意味で屈した後悔を抱える主人公の動きや、フィクションで登場するそれがまだ何の結果にも繋がらない人物のやるせなさと後悔はちょっと響いてきたけど、作品として面白かったのは潮目が変わる場面だけだったし、結末も賠償だけにしか触れず、それがリアルなのかも知れないけれど、ストーリーとしては物足りなさを感じた。
観て良かった
実際の内容は薄らとしか覚えてない程度で鑑賞しました。
序盤はちょっと分かりづらい部分はありましたが
途中から巻き返してきて
最後までハラハラドキドキしました。
また、涙を流したりでとても良い映画でした。
セクハラや痴漢と被害者にしか分からない辛さがありとても共感しました。
ここに出てくる女性達はとてもかっこよく勇気が貰えます
タランティーノ、気をつけろ!!(仮題)
若干ネタバレと思われる事があると思います。
完全にアカデミー賞の影響で観に行きました。ニワカです。メイクアップ&ヘア賞を受賞したカズ・ヒロでは、その前の受賞作である「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」をDVDで鑑賞しました。ゲイリーオールドマンの変貌ぶりは本当に凄かった。(ものすごくズレますが、バットマンのゴードンとポッターのシリウス、シド、チャーチルが同じ人って凄いですよね。)
この映画の本編についての感想は他の人が私より細かく詳しく説明してくれると思うので、その辺は言わなくていいかなぁと思っています。簡潔に言うと、主役3人の演技が凄く良かったです。内容も勿論攻めていて凄いのだと思いますが、それを最後まで私に観させたのは彼女たちの演技だと思います。日本の日曜劇場の池井戸潤系ドラマの枠で女性が戦うアゲアゲドラマが生まれたら良いなあと思いました。あ、連続テレビ小説のドラマがそれか?うん、これ関係ないですね。w
で、これとは別に今回考えさせられたのが、俳優の演技というものについてです。本作ではセクハラ問題が取り上げられるという事で、実際にセクハラが行われるというシーンがありました。当然といえば当然なのですが、俳優には演技指導が演出として入るわけですよね。という事は、映画内で行われるセクハラシーンは演出として計画的に撮られているわけです。俳優が映画に必要とはいえ、セクハラされる演技を撮らせるって凄いことじゃないですか?つまり、、、ねぇ?、、スカートの中が見えちゃうわけじゃないですか?(これは私が拗らせているだけかもしれないですが)
特にこの事を思ったのが、前日にブライアン・デ・パルマの「キャリー」を観たからなんです。具体的にはオープニングの女子高生たちが更衣室で着替えをしてるシーンを観たからです。あのシーンが物語上必要かどうかといえば微妙な所ですが、素っ裸の姿を撮らせる彼女たちに「いいのか!?凄えな!」と思いました。
今回、ニコール・キッドマンが出ているわけですが、彼女が出ている作品で私が見た事のあるものに「アイズワイドシャット」があります。この中でキッドマンがお便所で用を足すシーンがあるわけですよ。これに関しては「いらんだろ。何故やる必要があるんだ。w」と驚きましたね。
もしこれらのシーンが2階からのパワーハラスメントだとすれば非常に問題があります。正にこの映画の敵と同じです。しかし、芸術にそれが確かに必要であり、俳優が納得して全力を尽くしたものならば素晴らしいものですよね。ロジャーが言うように彼女たちの女性としての商品価値が視聴率を獲得している事は確かな事実でしょう。それ目的の人だって少なくないでしょう。演技だけを観て、これを見定めるのは私にはできないと思いますが、これらの表現がどこから来たものなのかというのは、確かに重要な事であると思いました。
「スキャンダル」で彼女たちが魅せた凄まじい演技は見事に私の意識をさらっていきました。そして、それはこの映画が伝える問題を表現する上でこれ以上ないものになったと思います。この映画そのものがスキャンダルにならない事を祈ります。
最後にタイトルについてですが、今回マーゴット・ロビーが出てるんですよね。で、ロジャーが解雇された時に「ようやく足フェチ変態野郎が消えたぜ」みたいなセリフがあったんですよね。うん。...考え過ぎだと思います。w
というわけで、強い女性や頑張る女性が好きな人、老害クソじじいが心底許せない人にはオススメです。
行動力が素晴らしい
日本や韓国の芸能界、テレビ局ではよくある話ですよね?
言い方が大袈裟ですが、有名女優や歌手などむしろ、有名になるためにはそういった権力者と関係を持つことがセットだと、、、。
むしろ、身体を張ってでものし上がっていく。それが悪いとは思いませんし、若さと美貌を使うのに抵抗がないなら使えるだけ使えばいいと私は思う。
実際日本でもアナウンサーの脚や胸を見て喜んでる男は沢山いるもので、局側もそれを大いに利用して視聴率を上げようとする。
そういったものが、少し前までは問題なかったけど
これからの時代はね、、、、。
メーガンかっこいいなぁ。彼女のように賢い女性はいい。だけど多くの女性は泣き寝入り状態なんだろうなと。
女性活躍と言いながら、やはり男社会。まだまだ男の力が強いんだなぁと。アメリカでこうなんだから日本はさらに難しいのではないかな。
ストーリーのテンポも早く退屈しなかった。魅入ってしまった。
金目当てでも、政治でもない
事実に基づいての映画ですが、このニュースの事は全く知りませんでした。
昔の話かと思いきやトランプが大統領選真っ只中の頃のなので、わりと最近の話しな事にまず驚き。
情報量が多いので、実際に起こったことを少し調べてから観るとスッと入ってくるかも。
個人的に似た映画ではマネーショートを連想しました。
告発は簡単ですが、そこの会社に関わる社員、家族の事を考える葛藤が印象的でした。
組織とは何かを考えさせられる映画ですが、兎にも角にも権力を使ったセクハラは許せんの一言。
権力に立ち向かう3人の女性は超カッコよかったです。
女性で観に行かれる方は要注意!
女性で観に行かれる方は席に注意することをお勧めします。隣に知らないおじさんが座ることのないように。。
この映画のセクハラシーンのあと、そのシーンさながら?にわたしの隣のおじさんが足をおっ広げて膝あたりをわたしの膝あたりに何度か当ててきました。その時は映画に集中していましたし、たまにある、お隣の人にちょっと当たってしまったということだと思い気にしませんでしたが、謝るような仕草も一切ないこともあり二度目には嫌悪感を覚え、映画が終わって隣を見てみたら確実に故意と思われる足の全開っぷりで、クレジットが流れる間も謝る気配もないなしで、それを見て初めて恐ろしいことに気付きはっとしました。「わざとだったのか!そしてセクハラシーンを楽しみに来たのかもしれない。それがこのひとのこの映画を観る目的だったのかもしれない。。」とこの国の民度の低さに今一度ショックを受け、唖然としました。時間が経つにつれ、「他にもあの痴漢みたいなおじさんと同じ動機であの映画を観に行く男性、いるだろうな。。」とこれから観に行く女性たちのことも心配になり、ここにも書くことにしました。
映画は最高です。
オスカー俳優だらけ。
今回ノミネートされていたCharlizeとMargotももちろん素晴らしいのですが、個人的にはNicoleの演技が光っていると思います。
オスカーを受賞したヘアメイクも納得です。
特にCharlizeは最初の場面では一瞬気付かないぐらい。
映画自体もうまく作られていると思います。
あの一連のスキャンダルについて、何がどうなっていたのかを知る、もしくはあやふやな記憶を整理する手段としてこの映画を観ることは最高だと思います。
最後にもう一度、これから観に行かれる女性は隣の席にはくれぐれもお気をつけ下さい!
告発した彼女の勇気
2016年に実際に起きたFOXニュースCEOのセクハラ事件を描いた作品。
アメリカの共和党、民主党の政治思想やそれに対するマスコミのスタンス、トランプ大統領が誕生する際の状況など基本的なことが分かってないと、冒頭からスピーディーにやりとりされるFOXニューススタッフ達の会話に追いつけないところあり。
本作の主役はシャーリーズセロン演じる看板キャスターのメーガン・ケリーになっているけれど、やはり勇気を持ってセクハラを告発した、ニコールキッドマン演じるグレッチェン・カールソンがいてこそ。それにしては
扱いが地味なような。
テレビに出る以上、見た目も重要視されてしまうのは、致し方ないところもあるけれど、ここまでのセクハラが許されることではなく醜悪なCEOには嫌悪感しかないわ。
本作品のプロデューサーでもあるセロンは、カズ・ヒロ(辻一弘)による特殊メイクを施すなど今回もカッコよかった!
原題はBombshellで、爆弾という意味。まさに彼女達の行動は放送業界への爆弾になったということね。
勇気ある行動に脱帽!!
シャリーズセロン、ニコールキッドマン、マーゴットロビーと3大女優の豪華共演でも話題の本作。2016年アメリカの放送局「FOXニュース」のCEOによる女性キャスターに対するセクハラを描いた作品。自分の強い立場を利用して女性達に次々とセクハラ行為をするCEOのロジャーには気持ち悪さすら感じて不快感しか無かった…そしてそんなCEOに立ち向かう為、女性キャスター達が声を上げる、女性達の勇気ある行動に脱帽!!女性軽視やセクハラ的な行動が未だに横行している事に驚きました。男性は色々と考えさせられる映画かも…
面白かった。
シャーリーズ・セロンは今回も素晴らしい。
メーガン・ケリーは信念を通したわけだが、その後NBCに移籍し、差別発言がきっかけとなり番組を降板することになる。一言多い(映画内での彼女の自虐)ではすまされないわけだが、やはりFOXの方が向いていた?←発言には気をつけないと…
取り敢えず、皆さんお金持ちよね〜(苦笑)でも、私の(作品としての)評価は4.0です!
正しい時代を生きる一員に
よみうりホールにて試写会鑑賞。
率直な感想として非常に面白かった。
あまり海外諸国のニュースをまめに見るわけではないので、恥ずかしながらこの事実があった事は知ってる程度であり、全貌を細かく知っているわけではない。
この作品は事実に加えてある程度フィクションを加えたストーリーとはいえ、アメリカのメディア業界の裏側を知る事ができ、とても良い時間を過ごせた。
ストーリーは予告通り女性アナウンサーに対するセクハラの話。セクハラを受けたことでどうやって女性は戦い、乗り越えるのかといった話が終始続くわけだがとにかく見やすい。
セクハラ問題は決してアメリカ国内だけの問題ではないだろう。日本も決して他人事ではないと思う。
またメディア業界だけではなく、どんな社会でも存在している問題だと思う。
セクハラとは言葉以上に相手を傷つけ苦しませ、消えない癒えない傷として何年も背負わせてしまう事がこの作品を通してもわかる。
またこの作品はセクハラをテーマとしているが他に置き換ええ見ることも十分できる。
僕は男のためセクハラで苦しむ事を人生で味わう事は幸いにも現時点では経験ないが、例えばパワハラなど社会には色んなハラスメントに苦しむは多いのではないか。
なかなかハラスメントに対する抗議や訴えというのは難しいものだ。
しかしそれを野放しにしてしまうと自分だけではなく色んな人が苦しみ、その悪しき慣習は簡単に続いて浸透してしまうという恐ろしさがある。
今に生きる自分たちこそダメなものはダメと言える、勇気ある正しい時代に少しでもなれるよう、
そして正しい時代を生きる一員になりたいと思わせてくれる、そんな勇気を与えてくれる作品だった。
女性による女性のための女性運動。
これは賛否が問われそうな映画。
容姿端麗な人には共感できるかもしれないが、全然美しくない私には共感する部分が薄かった…。
FOXの会長である、ロジャー氏のセクハラはとにかく酷いし、人として終わっている。
その点ではやはり、女性差別を図るのは良くないと心の底から思える。
あんな会長が上司だったら、人の目を気にしながらビクビク生きていかなければならないだろうし。
ただ、視聴者が何を求めているかと言えば、やっぱり美しい女性にニュースを読んで欲しいんじゃないかなということ。
ベテランのお婆さんがニュースを読み上げるよりも、若くて初々しい女性がニュースを読んでいたら、同じニュースでも視聴者は若い女性のニュースを見たいんじゃないかな?
別に短いスカートを履けとか、パンツを見せろとは言わないけれど。
美しく愛される化粧と容姿で、ニュースを読んでくれたら、人は誰だって嬉しいもの。
その点だけはロジャー氏の考えに共感できる。
日本でもまだまだ、女子アナウンサーランキングは、健在している現代。
優秀な大学を出ていても、顔がブサイクだと不利なこたは否めない。
男性アナウンサーよりも女性アナウンサーが重宝されるのは、見た目が必須だって事を認めなければならないと思う。
本当の男女平等を実現したいなら、全く同じ服装で、すっぴんさらけ出してニュースを読めって事になるけど、視聴者は果たしてどう思うのだろう。
今後、女性アナウンサーがどうあるべきかと問われると難しいけれど、男性と同じように、スーツにパンツ姿を推奨する時代がくるのだとしたら、ちょっと寂しいと思うのは、私だけかしら?
女性を性的な目線で見ること自体は本当に良くないと思うけど、女性らしさを失ってしまうというのはちょっと切ないかも…。
昭和な考え方の女でごめんなさい。
もう少し、うまい言葉で感想を伝えられたらよかったけど、今の時点ではこれが精一杯な感じです。
なかなか考え深い作品でしたが、この映画が観れて大満足。
素敵な映画をありがとうございました。
困惑と怒りの素晴らしい演技
セクハラ問題の闇は深いと感じました。センシティブなテーマを扱いつつメイン女優三人の困惑と怒りが滲み出る演技が素晴らしかった!こんな映画がアカデミー賞ノミネートなんて時代は変わりましたね!
Apparently, she did her homework. …セクハラでは? 微妙 ?
Bombshell fails to ignite
この節はタイのバンコクにある日刊英字新聞バンコク・ポストの2月7日付の新聞記事の見出しから...もちろん記者は、原題の ”bombshell” の意味を知っていて、敢えて揶揄的表現を用いて面白く、また読者の目に留まるように考えた極小さな力作?
2016年から2017年にかけて、映画界の大物プロデューサーであったり、アメリカを代表するヒーローを演じていた俳優がまさかのTV本番中に女性MCに対してセクハラ行為をしていたと訴えられたりとセクハラ元年とも言えると年だったような...しかし、約80年前にもこの映画で登場している通称:”casting couch” の存在...1939年の映画「オズの魔法使い」ではカメラテストも終わったシャーリー・テンプルがドロシーをほぼ演じるはずであったが、当時のMGMミュージカル・プロデューサーであったアーサー・フリードが彼女の前でオチン〇ンを丸出しにしたのが本当の降板理由とされている。彼、アーサー・フリードの死後13年後に出版された自叙伝 ”Child Star”という彼女の自筆の本の中に真相が記されている。
”The end of the legman.” 新聞記者 ≒ 脚フェチ?
本作のキャスティング・プロデューサーが敏腕なのが分かる。 ..3人の女性主人公を演じている女優さんたちの共通点は3人とも生まれたのがアメリカではなくコモンエルスに加盟している国が出身ということと....また、その国が歴史的世界的差別主義国であること。その一つがオーストラリア…数十万人のタスマニア原住民を撲殺や刺殺をメインにあとは草木も生えない辺境の地に幽閉状態にして栄養不足による伝染性の高い病気で...”抹殺”し、そしてもう一つ国は南アフリカ...この国はつい近年までアパルトヘイト(隔離政策)という南アフリカ人をお猿さん扱いにした為に世界的スポーツの大会に参加拒否をされていたこと。(ただしニコール・キッドマンはワイハ生まれ)その上、見るからに自己主張・自己顕示欲が強そうで、その3人の中でも一番年上のニコール・キッドマンに至っては、整形疑惑についてコメントを求められても完無視をしている....映画のキャラ自体も何故かいつも中心的な存在ではなく、普段の彼女らしからぬ立ち位置にいたので差別的・サディスティック的自己顕示欲をどうコントロールしたのか?.....フシギ?
I'm a closeted Democrat.
At FOX News?
………
you can work at MSNBC or something.
You don't be gay at Fox. If you're gay, it's pretty bad.
you have a Hillary poster?
一番敏感な微妙な問題なのに当事者が各有名マスコミの特徴・社風など分かっているのにマスコミにかかわりたいがために自分のポリシーやジェンダーを隠して勤めるのはまだしも援助をしたり協力者的サポートをする立場の人間が、実は差別の元凶、張本人だなんて
MSNBC...この言葉は意味深で2007年のニューヨーク・タイムズの記事を見るとわかる
”Disingenuous trash. ” と揶揄しているのは変なのか?
I gotta say I can't stand your show.
You guys at Fox, you're doing terrible things to our country.
I hope that makes you feel better.
How you treat people you disagree with says everything about you.
このセリフ自体は何のことはない。次の時事問題での出来事が起因
問)Should Congress Reinstate The Assault Weapon Ban?
答)No ➡ 89%
なんて作為的操作を匂わすようなテーマに腹を立てたスーパーに買い物に来ていた視聴者がカールソンを捕まえて放った台詞.....「国の面汚し」的発言に対して、馬鹿馬鹿しすぎるほどあたかも正直そうに答えて見せることは、マスコミに携わる者としての常識とも価値基準ともなる”同意しない人たち”の意見に対してどのように適切に対応・対処をすることが出来るのか?...カールソンのおごったつっけんどな態度が誰もセクハラに対しての同情を一切呼ばず...ましてラストの露骨にお金に対する執着心こそがニコール・キッドマンの精神構想・生まれつき持った性質そのものに通じる。
Heroes are amorous.なんて...酒も女性も歌も好まない男は一生馬鹿げた人生を送るなんてと言えば、即レッドカードを切られてしまう今の世の中....平均年収では日本と変わらないアメリカ。しかし低所得者の多いアメリカは雇用労働者の3分の一が$20K以下(問答サイトQuoraより)…それ以下ならプア・ホワイトとかホワイト・トラッシュとか言われてしまい最後にはホームレスの憂き目まで味わってしまうのか? つまり、あれだけのスキャンダルでもFoxテレビが指示者数で5位を維持し...Foxテレビが指示する人が今の大統領に収まっている? 余談:3人の女性俳優の中に一人、南アフリカのプア・ホワイトだった方がおられます。
この曖昧過ぎるほど曖昧な言葉が、このロジャー・エイルズの世界観であり人生観の一部...前出のマスコミの社風・特徴を知ったうえで...その対極としてのアメリカのプアな人たちの存在感がこの映画では全く見えてこない。というか、この映画では無視をされている..映画代もないだろうから..どうせ
製作者の嫌らしさも見えてくる。それはロジャー・エイルズが亡くなってから映画製作のプロジェクトを立ち上げた姑息さも垣間見ることもできる。
I'm here to help my employees, not to hurt them.
Anything that happens here, in this room,
is strictly between you and me.....It cut both ways.
このセリフには続きがあり、お前なりの忠誠心を示せ...という言葉
WHAT THE FOX!
Dramatic shakeup
at top news network
共和党の歴代の大統領の歪んだような表情ばかりが印象に残る演出をしているのにも関わらず、その反面ヒラリー・クリントンの名前は出て来てもそのポスター自体が無かったような...あったなら仕方ないが、何か言い知れない作為的感覚になる。作為的と言えば、二発の原爆を落とされ多くの犠牲者を出し、原発に対してアレルギー反応がまだ残っていた時代...被爆国・日本のとった政策は? そんな日本に現在、各地に原発がある理由は? 日本一の発行部数を誇る読売新聞の存在…元読売新聞社社主だったアメリカのCIA工作員のおかげって言えばひねくれ過ぎか…
この映画の主人公の中で唯一架空の人であるケイラ。彼女は映画の汚れ役であり、一番の正直な一面を持ち合わせている人として登場し、内も外も腐り放題のマスコミに対して明日への希望とまではいわないにしろ良い意味での存在で起用しているところはいいとして、前半の訳の分からないいい加減な内容はどうも個人的には受け入れられない。誰かが、”この映画ではセクハラはなくならない”って....そこまで映画に期待するのはどうなのよって考えてしまうけど...それ以上にラストのマルコム・マクダウェルなんてほかの映画の二番煎じに見えてどうにかしてほしくなる。
最初に登場したバンコク・ポストがこの映画が曖昧だとしてシナリオの焦点がぼやけていると説明していたが、エンタメサイト、ラテン語で”声とか音”を意味するVoxはもっと辛辣なことをよせている。「映画”スキャンダル”は、物語自身が持つ現実性が絶望するぐらいにその存在感がない。」また「良い風刺劇でも、良いドラマでもない。」..と歯に衣着せぬ表現をしている...
個人的には、この映画そのものが ”Idiot Box” となる演出を自ら行っている...
ただ一つ確かなジンクスがある。それはニコール・キッドマンが出演された映画は、決して当たらないこと。自分の体形維持のために代理出産なんて....?
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