劇場公開日 2020年2月21日

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「男ですいません」スキャンダル 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5男ですいません

2021年1月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

物凄いスピードで一気にラストまで駆け抜ける。

トランプ然りロビー然り、権力を持った男が、
権力をチラつかせ女性を脅す。
権力を持つといのは、男の子は一度は何かの一番になりたい
と思うはずで、その夢をある意味叶えた男の事であって、
憧れの象徴のはずが女性にセクハラをする。
観てて男ですいません。と言う気持ちになった。

今や強い女性の象徴となった、シャーリーズセロンが主役
なのも大きい。女を舐めるなよ!と言う空気をビシビシ
感じた。ただ、先頭を切ったニコール・キッドマンに対し
一番良い立場で身を割り振ってたようにも見えた。

マーゴットロビーは現実を知らない現代っ子って感じで
可愛かった。

後半はFOX内で分断された小さなアメリカが出来てたのも
面白かった。

引き摺り下ろしたと言うラストではあったけど、
では勝ったのか?と言うと退職金や支払われたお金から
観ても疑問が残り、まだまだ性の平等は先のようにも
感じられました。

足を見せるんだ!みたいな台詞も
全くその通りに踊らされて、
足が綺麗だ胸が大きいだと観ていた自分に
非常にガッカリです。

奥嶋ひろまさ