「時代にトドメを刺すことは出来たか。」スキャンダル shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
時代にトドメを刺すことは出来たか。
フィクションとして昨今の風潮を取り入れた映画だとしたら最高だったと思う。
しかしながら、本作は事実を元にしており、登場人物も実名である。つまり、作品内で描かれていない(若しくは少ししか描かれていない)彼女達(メーガン・ケリーとグレッチェン・カールソン)のパーソナリティを我々は外の世界で知ること出来、彼女たちに対するリアルな印象と物語での彼女達の印象にギャップを感じた時、作品を素直に受け入れることは出来ないだろう。
本作鑑賞後に読んだこの記事、とても興味深い内容だったし、勉強になりました。
https://note.com/papurika_dreams/n/nd7293a37b4f4
ここまで含めて映画体験とするならば、それは大変有意義であったしそういう意味で高評価とさせてもらいました。
これは「1917」における神話的なストーリーと、第一次世界大戦西部戦線の悲惨さにも同じことが言えるだろう。
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