「パンプスの靴づれで血だらけ」スキャンダル talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
パンプスの靴づれで血だらけ
キャスターが皆、インテリで、結婚して子どもが複数いて、そして番組でもニュースでも、ピンできちんと自分の言葉でしゃべっている。FOXでも批判的なことをちゃんと言う。それでも、過去に受けた情けない仕打ちに抗議の声をあげることが、如何に辛くて大変で恐怖感で一杯になってしまうのか、涙がででしまった。でも、皆が背筋伸ばして大人である姿がかっこよかった。ジェスの存在が本当に嬉しかった。
翻って、日本はなぜ、男のキャスターと組むのか、なぜピンではないのか、なんで複数のコメンテーターがワサワサ居るのか、なんで子どもっぽさが求められているのだろう。
最後、マーゴットがノーメイク、さっぱりヘアスタイル、Tシャツにパンツ姿、ペタンコ靴でIDカードを屑籠に捨てた場面、良かった。まだまだ続く、だけれど。
talismanさん、コメントありがとうございました😊
今回の参院選、我が県は投票率が50%を切り、戦後最低だったらしいです😭
未曾有の大事件もあり、流石に今回こそはみんな政治に興味を持っただろう、と思ったのですが…。
選挙に参加しないということは、このディストピアみたいな現状に満足しているということなのでしょうか…?
コメントありがとうございます。
考えさせられ、突き付けられる題材ですが、最後は悪事が暴れ、成敗される、ちゃんとした勧善懲悪モノになっているとも感じました。
日本とアメリカのニュース界のご指摘、確かにそうですね。
これもお国柄の違い、アメリカはデキるキャリアウーマン、日本は所謂タレントって感じなんでしょうかね。
女性はいつも「客体化」、見られる存在。男性はいつも「見る」側。それが嫌なんです。ジャニーズなどの登場で男女の「見る・見られる」関係性は変わってきたのかな?ジャニーズ、個人的には関心ありませんが。
「職」が最初だと思います。野心もあるし仕事の達成感もあるし。でも、いつもトップは男でむかつくのは当然。女の外見のことを言うくせに、その男性は太っていて満足に歩けもしない。そしてそういう男性から訳わからないこと言われる訳ですよね。この怒りは半端じゃないです。
「職を失いたくない気持ち」と「パートナー」の天秤ですよね。得難いのはどっちか?と言う合理的な判断で「職」を選んだのがFOXの彼女。日本でも、貴重性の高い職業なら同じになるんやないかと思いますが、TV局の従業員...微妙ですねw