「女性だって戦う兵士なのよ…」スキャンダル shokotenさんの映画レビュー(感想・評価)
女性だって戦う兵士なのよ…
容姿端麗で、そこに才智が加われば、
社会で働く女性にとって、それは
最強のスキルであり、共に戦う同士の
歴然とした武器です。
それは男性にはない、華やかさという
匂いまで醸し出し、同性の私でさえ
酔わせてくれます。
その武器を葬ることも活かすことも、
今だに権力がある男性という理不尽さに
怒りさえ覚え、
ふと、ブラックボックスの著者の
伊藤詩織さんのことを思いました。
対等で話をしているのに、
女だから、とか、色目を使ってとか、
斜めに見る風潮は全くナンセンス。
でもそれは、もしかして
絶望的に無くならないのかもしれない
という恐れを感じ、きっと
今だにきっと蔓延していると思います。
ムーンライト、グリーンブックと、
アカデミー賞を受賞し、表向きには
理解してますよ的な知らしめを
しているけれど、自由の国アメリカ!
と叫ぶ割には、まだまだ人種差別も根強いし、
ある意味この作品もそれらの作品と
同じ意味を持つのではないかと感じました。
アメリカだけの話ではないでしょうが…
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