「実話ものは難しいけど」ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち 51さんの映画レビュー(感想・評価)
実話ものは難しいけど
この映画はよかったです。
始まりでは葛西とか舟木とか、似てるのかしらん?と思っていて、ときおり
「実写を出したら・・・」なんて思ってました。
※
でも、原田役の濱津 隆之さんは適役。
「似てるけど誰だろ? あっ!カメ止めの・・・。」と驚きました。 あのローカル映画史に残る作品の俳優が、こういうところで採用され、しかも適役・好演だったのはうれしかったです。
ストーリーは
「こうだろうかな、こうだろうな。」というものでした。
でも、あの感激を知っているものの一人としては、
「こういうエピソードを知りたかった。そして、世に知らしめてほしかった。」そう思い、うれしかったです。
年のせいか、あの場面を実際に見ていたせいか、それほどにはグッと来そうもない場面でもウルッときました。何回も。
これ実話なんですよね。
エンドロールに映った実際のテストジャンパーの記念写真の中に、女の子が一人いました。
「本当なんだ。 すごい。」と思いました。
観ている途中、
「この時代は女子ジャンプがなかったのか。」
「今は、あんなに華やかに行われているのに」なんて思ったり、
「この映画、せめてエンドロールだけでも実写を流してほしかった。」なんて思ったりしました。
でも、楽しかったです。
あの日の感激を思い出しました。
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