劇場公開日 2021年3月12日

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「非現実的な演出の数々には違和感。」ブレイブ 群青戦記 Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0非現実的な演出の数々には違和感。

2021年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

感想
三浦春馬さん最後の映画という事で観ました。
三浦春馬さんはやはり素晴らしかったです。学生達に当時の大人と平等に接してアドバイスを諭すある新田真剣佑さんの意味師匠的ポジションの家康を暖かく演技で見事に演じられていました。
しかし、その他の部分の全てが安っぽいと感じました。原作がそうなので仕方ないですが、突然戦国時代に飛ばされて部活の力を信じて戦う。野球部やアメフト部は観ていてド直球キャラすぎて負けるぞ!と不安になりながら観ていました。剣道部が剣道を使って武将軍団を撃退する場面は流石にあり得ないでしょ!と突っ込んでしまいました。物語もツッコミ要素が多く、中盤の家康の存在感の薄さ、生徒を救いに行く事の必要性、ラストのまさかのオチなど愕然としました。
序盤のリアルな惨殺描写は緊迫感があって良かったと感じました。

総評
どちらかといえば不満点の多い作品。しかし、三浦春馬さんの最後の映画としてみる価値は十分にあったと感じました。

Y K