「あるあるな展開が目白押し」ブレイブ 群青戦記 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
あるあるな展開が目白押し
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個人的ヒットメーカーである本広克行監督の作品ということで、結構期待度は高かったんですが、結果としては今ひとつといった感じでした。
登場するキャラクターはなかなかに個性的だったし、現代のスポーツマンと戦国武将が戦ったらという着眼はおもしろかったです。それに、アクションシーンはなかなか出来がよかったと思います。
だけれども、いかんせんストーリー展開が普通のすぎる。。予定調和って言ってもいいぐらいにお決まりの展開が目白押し(笑)まあ、安定してみれる展開でしょうが。家康身代わりの展開も、撃たれた時点でちょっと読めてしまいました。。
そして、無駄に犠牲者が多すぎる。理不尽な戦場の中で、学生たちが数多く犠牲になっていく展開はなかなかの嫌悪感を抱かされました。。あと、学生のキャストは、まだ無名な方がほとんどでしたけど、なんかみんなキメ顔、キメ立ちと、カッコつけてばっかりでしたね(笑)
あと、血しぶきが合成感がヒドい。冒頭から薄々感じてたものの、考太が絶命するところで確定。それ以降、そればっかり気になっちゃいました。最後、不破が倒れる流れる血はもうコント?って見えるぐらいヒドかった。。ストーリー的には、この残酷描写はなくても成立すると思うし、敢えてするのであれば、もうちょっとしっかりしたものを使ってほしかったですね。。
作品の感想とは違いますが、三浦さんに向けられた「あんたはここで死んじゃいけない人なんだよ!!」という言葉に別の意味が感じられて、泣きそうになりました。。
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