劇場公開日 2021年3月12日

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「戦国武将の包容力や若手の競演、迫力のある映像に引き込まれた!」ブレイブ 群青戦記 ジパングJPさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5戦国武将の包容力や若手の競演、迫力のある映像に引き込まれた!

2021年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

正直「面白い」と感じてしまった。(原作、映画ノベライズともに未読)テンポ良く進むストーリー。しかし、緩急はしっかりとある。
監督のちょっとした(?)思惑を感じながら、粗探しなどせずに、大スクリーンで純粋に楽しんだもん勝ちの映画だと思った。

観る前は どちらかと言えば「ガキくさい」映画を想像していたけれど、全く違った。主役級が皆うまかった。泣ける。
中でも、山崎紘菜の演技は光っていた。将来、新田真剣佑や三浦春馬と海外でも活躍、アクション映画等で 3人の共演も有りえたのではないか、と思う。そう考えると、三浦春馬の死は至極残念。
この映画のテーマ「継承」と結びつけるわけではないが、確かな技術と才能、恵まれた肉体を持つマッケンには大きく羽ばたいてほしいと願うばかり。

心配していたPG12。序盤には残酷なシーンが多いが、戦国時代の設定であり、また未知の敵同士であれば あのような展開になるのも自然と思えた。自分は、学生同士が無意味に傷つけ合うような暴力的ドラマは苦手だが、この映画はあくまでも友情や「大切な人を守ること」に焦点が当てられている。覇気のない高校生が奮い立ち、成長していくためには、物語上 必要な破傷沙汰であると納得できた。

とにかく、迫力の映像。わかりやすいけれど、ミステリアスでもある物語。原作にも興味が湧いた。

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