21ブリッジのレビュー・感想・評価
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なんだ〜?おもしろ〜い!
題名に惑わされてはいけません。
予告編にも惑わされてはいけません。
某国の人気TVシリーズの劇場版と違って、
題名がメインのストーリーじゃないです。
封鎖はしますけど、それはそれ。
まさかまさかの展開でした。こんなお話になっていくとは
思いませんでした。
刑事物でなんとなーくこじんまりとした地味な作品っぽいのですが
・・・確かに入り口は地味です。
しかしですよ、質素な扉を開き中に入ってみると。。。まぁなんというワンダーランド!
スピード感、サスペンス感、ハード感・・・
そして秀逸な銃撃シーンです。もう、、、ワォーーー!です。
久しぶりにドッキドキする・・・そして殺伐と・・
「痛い!」って感じる銃撃戦。
「怖い!」って思う銃撃戦。
けど「エンタメ」な銃撃戦。・・・・・なんとまぁ贅沢な!!!
ストーリーもありきたりなお話ではありますが、そこにいくつか
振りかけられた主人公の過去や立場を使った調味料が
良い味を演出してくれるのです。
前半のフリをいつどこで生かすのか???と思っていたら・・・
ここか!ここなのかーーー!イェーイ!なのです。
派手じゃないけど良い作品ってありますね。嬉しい!
秀作です。
チャドウィック・ボーズマン最高
予備知識なしで観に行きました。まず、マンハッタンを封鎖するという設定が面白い。銃撃戦は凄く迫力があったし、カーアクションもいい。ただストーリーにもうひと押し欲しかったかな。
ただただチャドウィック・ボーズマンが素晴らしい。これから観られないなんて悲しすぎる。
非常にオーソドックスなクライムミステリーです
凶悪な犯罪グループを追いかけるアクション映画と思いきや、グループの裏側に本当の悪の組織があるというクライムミステリーでした。
ただ、非常にオーソドックスなので、途中で悪の組織の正体はわかってしまいます。
1回だけ見るとよくわからないところがあるのでもう1回見たい、と思わせる作品は良い作品だと思っています。
B級感が滲んだ仰々しいタイトルとは裏腹のずっしり重い社会派サスペンス
NYPDのアンドレは幼い頃に殉職した父の遺志を継いで刑事となった男。並外れた正義感を持つアンドレは警官殺しの犯人を射殺したことで功績を挙げるが、一方で行き過ぎた捜査だったのではないかと内務調査部から目をつけられていた。そんな折2人組の強盗が深夜のレストランに押し入り駆けつけた警官達を射殺する事件が発生、そのレストランには莫大な量のコカインが保管されており、強盗はその一部を奪って逃走したことが判明する。アンドレはお目付役としてタッグを組まされた麻薬取締班の刑事でシングルマザーのフランキーと犯人を追うため、マンハッタン島に渡る21ヶ所の橋や地下鉄を封鎖することを主張。午前5時までに犯人を確保することを条件に許可を取り付けた2人はすぐさま足取りを追うが、この事件には不審な影がつきまとっていた。
普通のB級アクションのつもりで観始めましたが、強盗の片割れを演じているのが『バトルシップ』の主演だったテイラー・キッチュだと気づいた瞬間にこれは普通の刑事モノではないと直感。盗んだコカインをなんとか換金しようとする強盗コンビの焦燥をしっかり描写しながら彼らが単なる駒に過ぎないことを少しずつ見せていく演出が実に巧い。彼らを追うアンドレ達が一歩ずつ彼らを追い詰めていく地味な捜査劇に忍び寄る不穏な影の輪郭がはっきりしてくると仰々しいタイトルがただの飾りに過ぎないことが判り、主要な登場人物達の心理描写に迫るクライマックスで、本作がニューヨークとその郊外に巣食う深い闇を捉えた社会派サスペンスであることが言外に示される。予告でもチラッとネタは割れていたのですが、そこで予想していたような結末とは全く異なるずっしりとした余韻が印象的。シルベスター・スタローン主演の40年前の傑作『ナイトホークス』を彷彿とさせる渋い作品です。
2018年に撮影された作品で、チャドウィック・ボーズマンが『アベンジャーズ/エンドゲーム』のブラックパンサーに比して心なしかかなり痩せて見えるのが物悲しいですが、予告でもチラッとしか映るアンドレの父の葬儀を俯瞰するカットの美しさが物語るように細部まで丁寧に作り込まれているので、凡百のB級作品とは一線を画す力作であることが一人でも多くの人に伝わるといいなと思います。先日観たばかりの『パーム・スプリングス』での役柄とは全く異なる燻銀の風格を見せるJ・K・シモンズの演技も見事です。
ある意味古典的アクションの充実感
面白かった。正直設定(タイトルから想像)もそんなにそそられるものではなかったけど、渋くて良さそうな匂いがして、、そんな感じの映画だった。
麻薬強奪に入った二人組の逃走劇。ヤマがちょっとデカくないか?というところのこじれから、事件が一件落着しかかると更なる広がりが見えて中盤以降がとてもよい。普通はさあここから警察内部の、、と大盛り上がりの展開にいくかと思いきや、最小限の舞台で締め括るあたりがプログラムピクチャー的でとてもいい。舞台装置、マンハッタン、橋、裏路地、地下鉄、って使い古されてるけど、やっぱり地球サイズの破壊より、地下鉄の入口飛び越えたり、乗るの乗らないの、隠れるの、ってやってるほうが個人的にワクワクすることを再認識。
たった二人の犯人からスタートする小さな事件だから、この先の展開がシ...
たった二人の犯人からスタートする小さな事件だから、この先の展開がショボくなるのでは⁈て不安をチャドウィクのオーラで全編カバーしているから、本当に惜しい俳優を亡くしたと思う。
チャドウィック・ボーズマン、他の作品も見たくなった。
主演・製作を務めたというチャドウィック・ボーズマンという人を自分は知らなかった。昨年亡くなったということを知り、マンハッタン全面封鎖という(どっかで聞いたことのあるような)予告篇も興味深く、不謹慎ながらどんな人?という好奇心に後押しされて鑑賞してみた。(ちなみに青島刑事モノは一切見たことがない。)そのような事情なので、冒頭から切なくて、胸が痛んだ。間も無く、そんなことを忘れさせてくれる迫力あるアクションと演技力。そして、そうだよね、こんなんで一件落着なわけないよね?、という期待にいちいち応えてくれる展開だった。このご時世、いつまた再び訪れることができるのか否やわからない、NYCの夜景を大スクリーンで見れるだけでも貴重な旅体験だ。個人的には、路線バスを乗り間違えマンハッタンから橋を渡って「外」に出てしまい、えらく焦ったかつての観光旅行冷や汗体験がフラッシュバックした(余談でした、すみません)
タイトルから想像してたのとは違ってたが
タイトルから、マンハッタンが出口封鎖された中、限られた時間とスペースで犯人を追いマンハッタン中を駆け回る、スタントマン多用の映画だと勝手に想像。21箇所の出口を封鎖して犯人を追う刑事の八面六臂のアクション映画、いわばブルースウィルス主演ダイハードのような多少現実離れしたスーパーヒーローものを想像していたけれど、全く違ってた。ま、勝手な想像していたのが悪いけれど、完全封鎖された設定自体、有っても無くても(夜明けまでのタイムリミットのことは有るけれど)という感じの映画なので、タイトルを21ブリッジとしない方が良かったんじゃないか。ありふれているけど、主人公の名前とかで・・・。
途中の肉屋での攻防あたりから、本当の敵はもしかしたらと想像がついてしまうのがちょっとね・・・。あの辺りを少し変えれば、最後のどんでん返しで、うわー黒幕はこいつだったのか!と驚かせることもできたような気がする(2020年版チャーリーズエンジェルの黒幕には腰を抜かしそうになったので)。でも、最後までスリル・サスペンスが持続し、飽きさせなかった。主人公役俳優が亡くなって本当に残念。
信念を曲げない刑事役、あなたにピッタリのはまり役でしたよ、ボーズマンさん。
面白い
アメリカ映画はやっぱり面白いなって思いました。
ストーリーはね、どこかでも見たようなストーリーだなって思ったけど(笑)
なのにこんなに面白いってすごいよね!
ニューヨークの21の橋を封鎖とかスケールすごすぎるし、銃撃戦も、逃走シーンも迫力満点とスピード感が興奮させてくれる。
ニューヨークの夜景もたっぷり見れて心ときめいたし!
謎も溶けていく瞬間にハッとしたりして存分に楽しみました(^-^)
そしてこの映画の要は、なんと言っても主役のチャドウィックボーズマンがすごく良いですよね!
警察としての信念と正義感と賢さと腕のいい優秀な警察官なんだなって。
犯人の1人と心が通じた瞬間とかすごくよかった。
この犯人のマイケルもいい目をしてましたね!
降服する地下鉄のシーンは泣きそうだった。
カメラワークと俳優さんに大興奮させてもらいました!
チャドウィックボーズマンが若くしてお亡くなりになったなんてとても残念です。
こうゆう映画は映画館で見るのがベストですね!
テンポの良さとスリル感が良かった!
ありがちなストーリーに加え先の読める展開。
それでも満足度が高かったのはテンポ良い構成とスリル感。
出だしからスクリーンに釘付け!
この手の作品ではピカ一だった印象。
麻薬を盗んだ二人組が警官を射殺。
マンハッタンに逃げ込んだ犯人を逮捕するため島に繋がる21本の橋を封鎖して犯人を追い込むストーリー。
マンハッタンの街のブロックを閉鎖させる手際も凄い(笑)
警官の皆様の段取りが良すぎ!
犯罪の街ニューヨークだからなのか?
気になるところ(笑)
橋を封鎖出来るのが明け方までの5時間位しかないのでとてもテンポが良い!
ってか犯人を簡単に追い込めるのには理由があって、そこが本作のミソ。
主役の刑事デイビスが頭が良すぎ。
銃弾の薬莢の落ちてる場所だけで犯人の数を割り出したり、犯人の過去の経歴を覚える記憶力。
デイビスのキャラも本作を釘付けにさけられた要因のひとつだった感じ。
日本の警察はレインボーブリッジ1本も閉鎖出来ないのに21本の橋を一気に封鎖出来るアメリカは流石です( ´∀`)
面白かったあぁぁ!!
王道のクライムサスペンス。アフリカ系アメリカ人が陥りがちな社会状況がさり気なく取り入れられており、図らずもBLM以降の文学として秀逸な作品。
こういった映画を年に数本はコンスタントに観たいですね。May Chadwic Rest In Peace...
よくあるアメリカの量産型クライムアクションだが…
2020年8月に他界したチャドウィック・ボーズマン主演のクライムアクション。
故人が主演ということで判官贔屓的な見方をしてみても、〝麻薬絡みで警察もグルだった系〟のよくあるクライムもので、シナリオとして特筆すべきものはない…
(ブルース・ウィリスあたりが主役の、よく似た作品はたくさんあるよね。)
アメリカらしい量産型アクション作品と言えばそれまでだけど、主演のチャドウィック・ボーズマンはstage4の大腸癌の手術や化学療法の合間にこの作品に参加したとのことで、彼の覚悟や精神力には敬意を表すしかない。
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