「アメリカ版ムツゴロウ動物王国(カール三世さん、失礼しました)」ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカ版ムツゴロウ動物王国(カール三世さん、失礼しました)
害鳥、害虫との共生、素晴らしき食物連鎖。何もかも繋がっている捕食者たち。ロサンゼルス郊外の農地に移り住んだ映画製作者のジョン・チェスターと妻モリー・チェスターは、アラン・ヨークという農地開拓者を師に仰ぎ、200エーカー(東京ドーム17個分)もの広大な荒れ果てた農地に住むことに。賛同者をも募り、一つのコミューンのように野菜作りと畜産業に勤しむ。
カタツムリやムクドリ、コヨーテ、アブラムシといった厄介者をいかにして退治するか、なんせ鶏の卵が大人気だっただけにコヨーテの侵入はつらいものがあった。中には害虫を駆除してくれる動物もいて、一つの世界のように生態ピラミッドが完成する。もちろんオーガニックを目指しているので農薬なんかも使わないのだ。
アラン・ヨークって神様なの?というくらいに指導が常に正しい方向に向かう。しかし、最初は水の問題だけは深刻だった。そして西海岸特有の乾燥・旱魃、山火事。スケールが大きすぎて、把握すらできないくらいでした。
8年間の記録だけに、最初からいる320キロの親豚メリーが頑張っていた。もちろんアパートを追い出される原因となった愛犬トッドも良かったし、鶏番犬のカヤちゃんも食べたいのを我慢してくれた。
現在のコロナ禍で、あらためて農業に進む人たちもいるだろうし、共生することの大切さをも痛感しました。しかし、土地はいくらくらいするんだろう?とか従業員の給料は?などと余計なことまで考えてしまいました。
色々、共感ありがとうございます。
また、日本の農業には無い戦略だと思って、この映画見てました。当然資本主義社会ですから、からくりはおりますが、一つの知的財産として見たらと思います。
また、欠点でもあり、凄いと思った事は自給自足していないことです。日本の類似番組では必ず自給自足と副題が付きます。この映画見ているとそれが大変な事だと思いました
タイトル変えた❗ ユーモアすごい。
ムツゴロウシリーズは中学生のときにたくさん読みました。テレビにたくさん出るようになって、ちょっと冷めた。でも、王国の維持にお金が大変だったみたいですね。お元気で長生きして欲しいですね。