「てっきり…」ロニートとエスティ 彼女たちの選択 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
てっきり…
クリックして本文を読む
NYで一緒に暮らすと思ったし、そうであってほしかった。ドヴィッドは器が大きい。自分の元を離れることを覚悟の上、ラストにエステーに自由と告げた。厳格なユダヤ教のコミュニティで子供の頃から育ったエステーは自分の気持ちを抑圧しながら生きてきた。その生活が我慢ならず街を出たロニー。二人の女性同士が愛し合うなど以ての外。わかるけど、相手が女性とはいえ浮気。ドヴィッドが不憫だが。。生まれてくる子供に信教の自由を与えることを認め、今後の二人はどうするのだろう。元鞘に収まるのだろうか。そうであれば、結局三人共がすっきりしない気がする。父ラビも死ぬ間際に選択と自由を口にしたのは娘ロニーを認めていたのかもしれない。
コメントする