劇場版 DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響くのレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
悪くはない、悪くはないのだけれど…
アニメーション作品としての質はとても残念なレベルではある。ただDEEMOという作品の性質上ストーリーやアニメーションというのはそこまで重視されていない感じはする。元のデザインもものすごく素晴らしい作品なのでそこもとにかく残念だけど、アニメにするとなるとその辺は相当な予算と技術が必要なので仕方ない面はある。
その点で言うと音楽の作り込みや全体的な音の演出、雰囲気作りはとても素晴らしく、映像ではなく音楽を味わうために映画館で観るのは正解だった作品だったかもしれない。
ただその点においてもとても残念なのがキャラクターボイスである。キャラクターの造形や動作の質の悪さは上記した通りで全体的な絵の構造以外は脚本的にも本当に"ただ作りました"感が酷い作品で。
これに加えて問題なのが声優のキャスティング。
"音"が重視される作品なのに声優のミスマッチ感や不快と感じるレベルの半端さが聞いていて辛い。
挿入歌の"春の空へと"の酷さも全体的な良質な音楽に全く合わない…。
DEEMOという元の作品が全体的にクオリティの高い音楽の結集のような作品なので、視聴側もそこに意識が行きがちで歌も声もやはり半端なものを混ぜると"ノイズ"に近い不快感になってしまう…
ディズニーや話題の子供向け映画作品のように話題の声優、そこそこ実力と話題性のある芸人を集めて万人向けにしたかったんだろうけど…。
梶浦さんはともかくとして、こういった半端な"音"により作品としてとても素晴らしかった"音"の評価自体も下がってしまったのはとても残念である。
しばらくは意味が分からずにイライラするが、終わってみればそこそこの...
イチオシは音楽です
アニメーションに違和感
個人的には満足出来た
素晴らしい音楽を楽しむ映画
是非音響の素晴らしい映画館で見て欲しい。
私はイオンシネマのULTIRAを使用する回を見たが、最初の出だしから素晴らしい音で感動した。
素晴らしいコンサートを聴いている気分になる。
あまりに心地良過ぎて何度か意識が飛びそうになった(笑)。
内容としてはどこかの音楽学院に転校してきた人付き合いの悪い謎の天才?少女の現実と、その心情を映した幼女の幻想モードの構成が交互に織りなす不思議な世界。
共通しているのは、とある曲を思い出したいが思い出せない、その曲を探す?思い出す?物語。
物語としてはそんなに大した内容ては無いが、幼女モードでは冒険や活劇もちょっとありで
退屈と言うほどでは無い。
しかし物語を楽しむと言うよりは音楽を楽しむ映画。
特に最後エンドロールと共に流れる音楽に久しぶりに映画で涙が出てきた。音楽に感動した。
あと最近のアニメにも良くある二次元のフルCGなのでそれが苦手な人は覚悟しておいて下さい。映像自体は綺麗で素晴らしいのですが、動き自体が微妙な印象を受ける。
因みに原作とかゲームとか一切知らないので
そちらの方は出来が良いのか悪いのかは分かりません。
ダメージが……
私の観る作品じゃなかったな。
素晴らしい音楽、豪華声優ではあったんですが。
なんかこう……ダメージが…………
元の音ゲーを知らないから再現度はわかりませんが……
これ、原作ゲームのファンだと楽しめるんですかね?
知らない身には、「よくこれで劇場にかけたなぁ」というくらい薄っぺらな話で、もうちょっと見せ方ってあったはずだと思いました。
学生のパートと、幼児化した精神の内面パートのつながりがなくバラバラで、頭でっかちに組み立てた印象ばかりで、見どころがよくわからない。
フィルムをひっぱるほどにキャラが強くもなく、CGのキャラも不気味なだけで、感情移入が不可能なほど。
曲はすごくよかったのだから、いっそ音楽のPVに特化すればよかったのに。
春は出会いと別れと無限列車の季節
原作のゲームは未プレイですが、フライヤーを見てかなり気になっていたので観に行きました。
記憶喪失になったピアノが得意な少女(多分、音楽学校の学生)が謎の世界に入り込み、不思議な生き物達と(結果としては)失くした記憶を探しに行くストーリー。
この映画、5.1chや7.1chでやっていますが、雨粒とかピアノの音とか風の音なんかが痺れるほど響きます。疲れた身に心地が良い。
ストーリー自体も出会いと別れをうまく不思議な世界を使って表現しており、しんみりとくるものがありました。この春先に観るにはもってこいの作品です。最近公開された映画の中で、一番家族揃って安心して観られる映画だと思います。
ただ、エンディングの曲が完全に無限列車ですね。書いてる人が同じ人(梶浦御大)なので致し方ないかもしれませんが、それにしても同じフレーズにしなくても良かったじゃん。御大なんでや。納品先間違えたんか。
……あ、でもその他の曲は良かったです。
優しく儚いストーリー
優しくて暖かいけれど儚いストーリーで、思わずうるっときてしまいました。
曲が素晴らしく、柔らかな曲から激しく華やかな曲まで様々で、ここぞという所で流れてくるので、さらにDEEMOの世界に引き込まれたような気がします。
音楽が心地よかった
どこかで観たことある物語にどこかで聴いたことある曲
不思議な映画体験
DEEMOプレイヤーはぜひ劇場で!
良いところも悪いところも
アプリが好きで見ました。
キャストさんや音楽は気合が入っているなと感じるほどの完成度で見ていて心地よかったし、大切な場面では問答無用で心が動かされるような演出の数々が素晴らしかったです。
ただ、人によってはイマイチかなと感じるシーンがいくつかあったように思います。(ネタバレにならないよう詳細は省きます。もしかしたら見たけど気になるところなんてないよという方もいるかもしれません。)
特に、私は予告編の時からANiMAという楽曲を映画館で聴くことを楽しみに足を運んだのですが、ANiMAが流れるシーンで登場キャラクターはかなり喋るし、激しいシーンなので大きな効果音がでるしでANiMAがしっかり聴けなかったことが残念だったなあと思います。
(ストーリーの構成上、仕方ないかもしれませんが)
それでも、元々Deemoが好きな方はゲームでプレイした曲を劇場で聴けるのは楽しいと思いますし、(原曲ではなくアレンジがされていますがとても良かったです!)知らない方でも映画自体それほど長くないので見やすいと思います。
なによりDeemo特有の不思議で神秘的な世界観は好きな人も多いと思います。
制作に関わった方々、お疲れ様でした。
音楽に圧倒されました
元々、梶浦由記さんの音楽が好きでこの作品を観に行きました。
結果から言えば、劇場で鑑賞する意味のある作品でした。
梶浦さんが制作した主題歌(あと劇中歌?)を目当てとしつつ、他の音楽もとても印象深かったです。
梶浦さんは主題歌制作ということだったので他の劇中歌などは知らず、鑑賞後に調べてみると音楽ゲームが原作でありつつ、音楽性を強く意識して制作されたそうで日本でもオーケストラコンサートが開催されるほどとのことでした。
原作ゲームの音楽も聞いてみましたが、映画のものとはアレンジが違っているようで、劇場の環境で聞く価値がありました。サブスクで配信しているものを聞いてから改めてまた劇場に行こうと思います。
ただ、ストーリーは人によって好みが多少分かれるかと思いました。個人的には好きでしたが。
全26件中、1~20件目を表示