「違和感だらけ」ハチとパルマの物語 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
違和感だらけ
飼い主とともにプラハへ行く予定だった犬のアルマは、検査の手違いからモスクワの空港に置き去りにされてしまった。
空港に住み着いたアルマはパルマと間違って呼ばれ、毎日飼い主が乗ってたプロペラ機が到着するごとに滑走路の飛行機のそばに行き飼い主の帰りを待ち続けた。
パルマが置き去りにされた頃、母親を亡くした9歳の少年コーリャは、パイロットである父親に預けられるために空港にやって来た。コーリャとパルマは孤独で仲良くなった。コーリャはパルマの事を思い、飼い主の元へ戻してあげようと動き始め・・・という話。
ザギトワが本人役で出演してた場面は良かった。
ロシア語と日本語で話してて、通訳も無しで通じる訳ないのに話し合いしてるのが、違和感ありあり。
もともと、飼い主がいい加減な事して飼い犬を放っておいたのが原因なので、最初から感情移入出来ず、最後まで、なぜ、とモヤモヤしてたが、やはり、の結末だった。
邦題にハチを持ってくる必要性を感じなかった。
渡辺裕之、藤田朋子らの無駄遣いもどうだかなぁ、って感じだった。
コーリャ役のレオニド・バーソフは良かったし、ニーナ役のバレリア・フョドロビチは美しかった。
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