劇場公開日 2020年2月7日

  • 予告編を見る

グッドライアー 偽りのゲームのレビュー・感想・評価

全86件中、41~60件目を表示

4.0演技勝負

2020年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イアン・マッケランとヘレン・ミレンの演技勝負がたっぷり拝めるが、詐欺師役な分イアン・マッケランの見せ場が多いよね。ヘレン・ミレンは土壇場のタネ明かしで面目躍如。
ただ、ストーリー的にはあまりにも後出しジャンケンっぽくて、「はー、そうですか…」と。
演技を見ましょう、演技を…

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ぱんちょ

2.0プロットのアイデアに頼りすぎ

2020年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 オスカー女優のヘレン・ミレンが出るというだけで、簡単な詐欺師物ではないとは思っていた。そもそも原題が「The Good Lier」である。詐欺師の話なら、長澤まさみ主演の邦画と同じく「Confidence Man」でなければならない。しかしタイトルはGood Lierである。ということはつまり、この物語はコンマン(詐欺師)に対峙するライヤー(うそつき)という構図であることが解る。であれば、結末も凡その予想がついてしまう。邦題に「偽りのゲーム」という副題をつけてしまったから、もはやタイトルがネタバレさせている映画なのである。
 従って興味はイアン・マッケラン演じるロイとの掛け合いがどれほどかということになるのだが、これは両者とも流石にベテランの名優だけあって、台詞のひとつひとつに裏の意味を含ませているようで、それなりに面白い。暫く観ているうちに、登場人物が嘘ばかりを言い合っているという前提で観客に鑑賞させるためのタイトルであることが解る。おもしろい試みではある。
 気になるのは登場人物の年齢である。通貨がポンドであり、インターネット・バンキングが一般に浸透していたりスマートフォンを持っていたりするということは舞台は現代のイギリスということになるが、75年ちょっと前の大戦時に20歳前後だとすれば老人たちの年齢は95歳くらいとなる。どう計算しても辻褄が合わないが、これも作品のネタなのだろうか。
 疑問を抱かれたときのロイの咄嗟の言い訳も微妙で、詐欺師らしく見事に切り抜けるとまではいかなかった。またベティの動機に関する伏線がひとつもないから、ラストシーンの唐突感は否めない。まさに詐欺師が下手な言い訳をしているようなラストである。
 プロットのアイデアに頼りすぎた作品で、ネタバレを前提にした名優二人の台詞のやり取りは楽しめたものの、人物への掘り下げがないから登場人物の誰にも感情移入できず、なんとなく鑑賞してしまったというのが正直な感想である。★ふたつが精一杯だ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
耶馬英彦

4.0老練

2020年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

な二人の俳優の演技と、最後の展開が面白かったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ごっとん

4.0グッドライアーはどっち!?

2020年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

イアン・マッケラン…只今、隣のスクリーンでは「かつては二枚目だった劇場猫のガス」を演じていますが…
こちらは現役バリバリのダンディーな紳士です。
とっても面白かったのですが、もっと恋愛の駆け引きなどで騙し合いをするのかと思ってたら、投資や戦争などの難しいお話が多かったです。しかもポンドっていくらだ!?という感じで資産がどれくらい凄いかイマイチわからず(^^;
でも終盤はかなり引き込まれました。
大人の騙し合いゲームという感じでした。
ラストシーンのヘレン・ミレンはとびきり素敵でした。あんな風に歳を重ねていきたいですね。
帰り道は…(CATSのサントラで)イアン・マッケランの歌声を聴きながら帰りました♪♪

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ROSE

3.0名俳優の共演を楽しむ

2020年2月16日
Androidアプリから投稿

大道のコンゲームもの。展開は大方想像がつく通り。
二人の国宝級ベテラン俳優の、偽りの人格を演じるという【演技】は見応えたっぷり。メイク等の助けはあるといえど、姿勢や仕草、表情で、年齢さえも一回り二回り違って見えてしまう。正に名人芸。

二人の老人の人生が背景に深く関わってくるのだが、戦争、性犯罪、老いなど、色々な要素が、あまり掘り下げなく絡まってくるので、何処に焦点を絞っていいのか、よく解らない。共感も同情も反発もなく、ただ淡々と成り行きを見守って、ふーん、と思って終わってしまった。
また、【欲】と【復讐】の対決という構図なのだが、どちらが勝ってもあまり清々しいものではないし、かといって両者自滅という訓戒的な結末でもないので、ちょっと後味が悪いというか、スッキリできない。
コンゲームらしい、騙し騙されのスリルや爽快感、或いは虚しさや空恐ろしさなどの余韻を期待していると、当てが外れた気分にさせられる。
名優の名演技で十分満足出来た、と思えるかどうかが評価の分かれ目だろうか。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
しずる

4.0動機のくだりはちょいやり過ぎ

2020年2月16日
iPhoneアプリから投稿

出会い系サイトて知り合った金持ち未亡人の財産を狙う老詐欺師。
2人の名演技とあいまってなかなか面白い展開。
最後はどうなるんだろ?と思うとやっぱりそういう結末になるわな。やっぱり。
しかし、その動機が明らかになる過去のシーンはちょっとやり過ぎかと。そんなエピソードは必要無い気がする。それなら冒頭のシーンでパソコンをいじっている時にハッとするような微妙な表情が欲しかったわな。
その過去のくだりで少しだけ減点。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ケビタン

3.0ラストの種明かしで失速

2020年2月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

鑑賞前、軽快なコメディっぽい話かと思っていた。こんなじっとりしたトーンと思わなかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
スミちゃん

4.5英国紳士と淑女の競演

2020年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

予告編から楽しみにして作品です。予告を見る限りでは老いた男女がSNSのマッチングサイトで知り合って年甲斐もなくいろいろ嘘つきあってドロドロになる話かと思ってましてが詐欺グループや戦時中のお話など複雑に絡み合って面白かったです。なにせワイルドスピードやザ・レッドのヘレン・ミレンと、2度のオスカーノミネートを誇る「ロード・オブ・ザ・リング」のイアン・マッケランという、2人の名優に加えて「ダウントン・アビー」の名執事チャールズ・カーソン役でお馴染みのジム・カーターというイギリスを代表する熟練の名優達の演技が素晴らしい作品です。特にヘレン・ミレンは本当に美しいですね。日本でもこんな風に素敵に歳を重ねていく女性が増えていくと素晴らしいですね。娯楽色の強いハリウッド映画と比べて英国映画って本当に深みがあって素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
tomクルー

3.5ベテラン

2020年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いやー本当にヘレンミレンとイアンマッケランの騙し合いなんて予告されたらそれは見に行きたくなるわけで、、
まあ、予告でそんな感じなのがわかってしまうとヘレンミレンのどんでん返しが少し弱くなってしまうのだけど前半のウブな老女から後半の変貌ぶりはさすが。
イアンマッケランもラストの皮肉とも言えるシャンパン。
大きな伏線やどんでん返しはなかったけど終始どうなるんだろう?とハラハラドキドキしながらとても楽しめた。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
まあ映画好

3.0恥ずかしいですが

2020年2月13日
Androidアプリから投稿

偽のお孫さんのしくじりってなんでしょう?見落としてたんでしょうね。再び観る程の魅力までは感じなかったので喉に魚の小骨が刺さったまんまです。作品はイギリス風味がしっくり来てワンタッチでマイナス五万ポンドのシーンとか楽しめました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
芋長

3.0名優対決

2020年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヘレン・ミレンとイアン・マッケランとのことで、とりあえず観ておこうた劇場へ。ミレンというより、マッケランの方が主役という感じでした。どちらも、おしも押されぬ名優だけに、会話のやり取りの妙などを期待してたのだけど、ちょっと拍子抜けでした。脚本が平板だったかな。テンポが一本
調子で、上映時間は実際よりも少し長く感じられた。

ネタバレになるので、あまり語れないけれど、ストーリーはよくある感じ。マッケラン演じるロイ=老詐欺師が、ミレン演じる金持ちベティに近づいていく。マッケランを怪しむ孫と、それをいなす。それはまあ良いのだけど、この2人に「コンフィデンスマン」くらいの演出では、勿体ない。ところどころ、マッケランの裏の顔が出てくるので、そんなシーンはじっくり名優の演技を見たかったですね。二重三重のストーリーに頼りすぎたかな。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
AMaclean

3.5ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの 初共演ということで楽しみだ...

2020年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの
初共演ということで楽しみだった作品

主演2人の掛け合いは見応えありました。
ヘレンミレン姐さんの相変わらずの
優艶さとエレガントさは安定感抜群。
イアンさんのくるくる変わる表情は
さすが老練の成せる技。
「ダウントンアビー」のカーソンこと
ジム・カーターもよかった。彼の低いトーンから発せられるイギリス英語は本当に心地よい。

作品はというと
こちらの想定を越えてくる展開で
なかなか面白かったです。
スッキリした!と言う言葉はちょっと
憚れるアレですし
後々の対象的な2人の表情の意味を
考えれば考えるほど恐ろしいんですが…
ミステリー作品ならではの伏線を楽しめる演出もなかなかよかった。
タランティーノ作品がそこに繋がるのかとか。繋がる先がなかなかの重みなんですけどね…。
ポンドのレートを知らなくて
資産価値がわからなかったーー
のはここだけのお話しです🙉
ちなみに1ポンド≒143円位です
あることをすると5万ポンド減る、
ここは見応えありましたね。

ただ個人的に残念に感じる演出も多く
イアンマッケランの演じるロイ、
ただの詐欺師なら気にならなかったんでしょうけど、ロイの人物設定から想像すると相当な熟練者だと思ったんですよね。
だから地下鉄でもあれだけの事を
さらりとやっちまう。
その割に…なところが多い

そんなツッコミどころもありつつ
映画としての面白さは十分堪能できましたしヘレン姐さんとマグニートじゃない
イアンさんの共演を観られたのは
本当に良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とみまる

3.0女は懲らしめるのが得意技なんだ。

2020年2月12日
iPhoneアプリから投稿

映画が始まってストーリー展開は読めてしまったけれどどの、タイミングでタネ明かしをするのだろうかとワクワクしてしまった。伏線をはりめぐしギリギリまで引っ張って、さあ、恨みつらみのコーナーに突入していくところなんぞ見事でした。
しかし、復讐劇と言うのはあと味が悪いモノ。
そんなことを改めて思った。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
はる

3.5☆☆☆★★★ 《神と交わす秘密の共有》 簡単に。 最高に下衆なイア...

2020年2月12日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

《神と交わす秘密の共有》

簡単に。

最高に下衆なイアン・マッケランが思う存分に楽しめます。その一挙手一投足に惹きつけられる1時間半!

しかし…。

ここから始まるは、それまでに。弓矢の弓を、極限まで引きに引く程の演技力で控えめに演じていたヘレン・ミレンの真骨頂が大爆発。
もう、この2人の演技合戦を心底堪能させて貰いました。

ただ、残念だったのは。ミステリーとして、イアン・マッケランの目線から作品を描けば描く程に。誰が見ても、「あ?コレ、絶対に最後は立場が逆転してしまうんじゃないの〜!」…と、観客側に思われてしまう辺りでしょうか。
少しでもそう思われたならば、もう観客側からすると〝そこ〟にしか興味が湧かなくなってしまいますからねえ〜(´-`)

監督は、ここ数年は『ドリームガールズ』や『グレイテスト・ショーマン』で高い評価を受けたビル・コンドンですが。元々は『F/X 2』の脚本や、『ゴッド・アンド・モンスター』でアカデミー脚色賞を受けたりと。ミステリーとしての題材を、きっちりと描く下地はしっかりとしており。今後も多くのミステリー系の作品で重宝されそうな予感がします。(ミュージカル関連の作品はそう多くは製作されないでしょうから)

げに恐ろしくは女の怨念なり〜!

♬◯子の◯◯ー◯〝♬…って、◯子じゃあなかったけど(。-_-。)

〝本を焼く者は、いずれ人を焼く様になる〟

2020年2月11日 イオンシネマ板橋/スクリーン4

コメントする (0件)
共感した! 3件)
松井の天井直撃ホームラン

4.0顔芸

2020年2月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

萌える

だましだまされ
こういうサスペンスって大好き
顔芸が楽しい

コメントする (0件)
共感した! 1件)
なかわんくま

4.5人の歴史

2020年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

軽い気持ちで見たから、映画に関する事前情報がなかった分、
すごく楽しめた。
騙されちゃダメ!
これは恋愛モノ?ミステリー?
そんなことを思いつつ、歴史的な話。

ベティの本当の味方は誰なのか?

一人一人、人生には色んな歴史があって。
そこに真実がある。

ロイの最後のシーンのバックが何であんな感じなの?ってそこだけ理解出来ずに終わった。

ストーリーは面白かったけど、事前情報が全くないからこそかなぁって、感じもしたのでマイナス0.5です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
うみ

3.5予備知識なくみたから楽しめた。

2020年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ネットの出会い系から始まる老カップルのコメディかと思ったらシリアスな復讐劇でした。がっつりな痛そうなシーンもあるしだましだまされ的な展開も楽しめた。面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
peanuts

3.0パスワードはどうするの?リリーなんていいんじゃない?

2020年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

good liar、 ”巧妙な嘘”。嘘から始まる出会い。スタイリッシュな老人同志。人生を経たゆえの、洒落の利いた会話。そして、演技上手な役者たち。・・・

落ち着いて観れる信頼感に、ゆったりとスクリーンを眺める。
手玉にとろうとするロイ。終いにはそうなるだろうという予想はそのままに、ほぼ想定内。筋書きにもやや無理やり感はある。それでも満腹感を味わえるのは、主役二人の存在感の確かさだなあ。
ラスト、「気を付けて思ったよりも深いわ」とかける声が、思ったよりも深い。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
栗太郎

3.5キーパッド使える年寄りになりたい

2020年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

偶然にも前日にジョジョ・ラビットを鑑賞していたので、終戦前後の世界史の勉強してるのかな?と、個人的に面白くなってしまった。
この作品はSNSで知り合った老人同士が騙し合うという触れ込みで、冒頭からおじいちゃんが本当はどんな人なのかは描かれていくが、おばあちゃんの素性は全然明かされなくて観てる人はこのおばあちゃんの目的は一体なんなんだろう?と思いながら物語が進んでいく感じ。
個人的にはおばあちゃんの目的に驚いた。
おばあちゃん側の視点で作られた作品があったら観てみたいとも思った。
それにしてもおじいちゃんのバイタリティがすごい。友達も家族もなく金儲けしかする事がないから当然と言えば当然か。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
まん坊

3.5そこまでやるのか・・・そこまでやるのだ

2020年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

やはりこのテの映画は、とても複雑な背景事情を設定しており、それが行きすぎるとモヤっとした感覚しか残らなくなってしまうのですが、今回のものは「まあありかなあ」とギリギリセーフの感でした。熟年のまことしやかな演技は渋い味があっていいですね。ネタばらし説明をできるだけしなくても「そうか、そういうことか」と最後には気づくことができる映画が望ましいのでしょうね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
赤羽のプリンスおやじ(1960年生まれ)