「没個性的」チャーリーズ・エンジェル show goさんの映画レビュー(感想・評価)
没個性的
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この時代に主要メンバーが女性だけの映画なのでポリコレ云々は見る前から気にしないつもりでいたので特に言及しません。
しかし問題はわざわざチャーリーズ・エンジェルという名前を借りる以上ある程度テイストが合わないと気持ち悪く感じます
今作はアクション含めシリアスな感じで作品が進むものの、ナオミ・スコットは役的に格闘ができないためアクションシーンの中でコミカルな感じになってしまう。そこでバランスを取ってるつもりなのかもしれないが、シリアスすぎるアクションとのちぐはぐ感もあり自分にとっては微妙な印象
ボスレーにもコミカルさはなく、しかも任務の現場で活動しまくるし、撃たれる
そしてシリアスなはずの今作のアクションが迫力とスピード感共に欠ける。アトミック・ブロンド、ブラック・ウィドウなど女性のアクションでもスピード感や迫力を出せている作品があるのに、撮り方の問題なのかアクションが薄っぺらい。だったらもっとコミカルなアクションでアニメチックに華麗なアクションをさせるべきだったのかなと思う
ではチャーリーズ・エンジェルではなく、別モノのシリアスなアクション映画として観たときにどうかというと、特別すごいガジェットが出てくるわけでも超絶アクションがあるわけでもない没個性的な作品になってしまっている
個人的にはポッと出の警備員を死ぬ場面をしっかりシーンとして描く(それが伏線になったりすることもなかったのに)演出いるのか?と疑問に思ってしまった
ただ、主演3人はすごくキレイで演技もうまかったのでそこは良かったです
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