「基本に忠実な娯楽続編」チャーリーズ・エンジェル コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
基本に忠実な娯楽続編
意外や意外、面白い。
ちゃんと『チャーリーズ・エンジェル』基本型を踏みながら、現代アレンジ!
そうそう、こういう「バカじゃねー?」って観てる側がツッコミながら、かわいい女性たちのカッコよさを楽しめるのがいいのだ。
ストーリーが屑でも、キャラが立ってるのがいい。B級感が重要。
でもって、世間の潮流を読んでなのか、男性とも平等に戦えるというフェミニズム的メッセージがたくさん含まれているのもまた、配慮ではなく、娯楽として面白さに寄与していのもよい。
なにしろころ、最初のテレビシリーズと、2000年&2003年の劇場版と地続きで、れっきとした続編。
ゴールデンラズベリー賞にて最低続編賞を取った、あの『フルスロットル』の続編なのに面白いとは。
事務所の規模は「キングスマン」みたいに世界規模に大きくなって、こじんまりとした謎の組織「チャーリー・タウンゼント探偵社」っぽくはなくなってはいましたが。
本作には新エンジェルたちの他にも、TVのケリー・ギャレット(ジャクリーン・スミス)と、2000年&2003年劇場版のナタリー・クック(キャメロン・ディアス)、ディラン・サンダース(ドリュー・バリモア)、アレックス・マンディ(ルーシー・リュー)が出ていて驚いた。
(ジャクリーン・スミスは、2000年&2003年劇場版にも出てたから当然ではあるけどね)
でもさ、2点だけ文句言いたいのだ。
1.爆死したリブート版テレビドラマの件は、完全に闇に葬られてるよねw
2.最近のハリウッド、なんだかゲ●流行ってない?
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