「衝撃作(ある意味)」永遠が通り過ぎていく あわあわ、さんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃作(ある意味)
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ここまでひどい映画は見たことがないので
ある意味貴重な体験をしました。
色々言いたいことあるけど、一番は
「登場人物にまったく共感できない」
ある時点で登場人物の感情が高ぶっているのですが、
そこにいたるまでの過程を私達にわかるように描いていない。
画面上の登場人物がなぜこんなにも興奮してるのかがわからない。
そこの温度差がすごかったです。完全に置いてけぼりを食らいました。
あと、台詞が日常会話から浮きすぎてて
終始共感性羞恥を感じました。
最初の詩の部分はおっと思いましたがまだナレーションだからいいとして…
我慢してたら演技が始まってからもずっとあの調子なのでずっこけました。
創作する者として、表現する者として、
こんなんでいいの?!ってなりました。
生の食材とコショウ渡されてこれで
味付けして食ってね、と言わんばかりで。
これが認められるなら、今までみんながやってきたような、
材料を濾したり、味付けを測ったり、というような努力はなんだったの?って感じです
良かった点は、映像がきれいなこと。
大森靖子さんの曲もよかったかな。
ストーリーは抜きに、エモい画を撮らせたらうまい監督さんなのかな。
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