永遠が通り過ぎていく

劇場公開日:

永遠が通り過ぎていく

解説

文筆家としても活躍するAV女優の戸田真琴が手がけた短編3作品から成る初監督作。戸田が、自身の人生における大きな喪失のようなものをベースに、言葉と映像で語り直すことを試みた「戸田真琴実験映画集プロジェクト」として2019年に製作され、自主配給で上映された自伝的な3本の短編作品をまとめて劇場公開。植物園で互いの宿命を解析し合う少女たちを描いた「アリアとマリア」、キャンピングカーで旅に出る男女の刹那の交流を描く「Blue Through」、監督自身の送った手紙をもとに大森靖子が書き下ろした楽曲を使用し、喪失と祈りを描いた「M」の全3編で、全作品の監督、脚本、編集を戸田真琴が手がけた。

2022年製作/60分/日本
配給:para
劇場公開日:2022年4月1日

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(C)Toda Makoto

映画レビュー

0.5あなたがなにを言っているのかよくわからない

2024年9月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

寝られる

2022年公開作品
U-NEXTで鑑賞
監督と脚本は元AV女優の戸田真琴
16年にSODからAVデビューし21年に引退
セクシー女優という言い回しは夜の六本木でチャラチャラしている東京のマスコミ関係のゴリ押しに感じ使いたくない

3本の短編によるオムニバス作品
自分が戸田真琴の大ファンだとして彼女の舞台挨拶とセットじゃないと正規の料金で映画館に足を運べるような内容ではない
戸田真琴という3つの地獄
彼女が全裸で登壇したとしても許される代物ではない
できることならフロイトに精神鑑定依頼したい
なんじゃこりゃ

『アリアとマリア』
なぜか植物園
なぜか日本語と英語の字幕付き
空虚な散文詩のやり取り
配役
妹のアリアに中尾有伽
姉のマリアに竹内ももこ
『Blue Through』
字幕が消える
空虚な散文詩は勢いを緩めたもののやっぱり続く
キャンピングカーで旅をする若い男女
お互いの名前は知らない
女の名前はアイちゃんらしい
配役
キャンピングカーで旅する女に西野凪沙
キャンピングカーを運転する男に白戸達也
出血を止めてくれた女に國武綾
『M』
シンガーソングライターの大森靖子が熱唱する歌が流れる
女子高生に五味未知子
女子高生と逃げる女にイトウハルヒ

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野川新栄

4.5監督の記憶や想いが音楽や字幕や映像の結晶として再構築されている

2022年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

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Naokisky2

3.5わたくし映画(フランス映画の系譜)

2022年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「私小説(わたくししょうせつ)というものがあるように、これは私映画だ」by菊池建雄監督
「芸術はATフィールドを通り抜ける力を持っている」by戸田真琴監督
自分を語ることで、誰かの魂が救われることを祈っている、そんな映画だ。
4月7日アップリンク吉祥寺で鑑賞。
戸田真琴は、生な生(なまなせい)を丸ごとさらけ出している(と感じた)。
だからそれは、ストーリーという分かりやすい意味を持った一本の線にはならない。だって、なりようがない。
そこが、フランス映画の系譜につながる。
私はもともと戸田真琴さんの文章が好きである。
この映画の中の言葉もとてもいい。それはパンフレットに掲載されているシナリオを読んで、より一層はっきり分かった。
目で見て読む文と、耳で聞いて届く文とは、やはり異なる。そこが惜しい。
だから、☆は4でなく、3.5とする。
その点は、さすが大森靖子。彼女の声と歌い方は、耳で聞いて、むしろ、よりはっきり伝わる。作詞のMは真琴ですよね?たぶん。
映像は美しく、様々な挑戦もしている。次回作は必ず観る。

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SATOko

衝撃作(ある意味)

2022年4月6日
スマートフォンから投稿
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あわあわ、