ブラック・ウィドウのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
とにかく、スカーレット・ヨハンソン × フローレンス・ピュー 二大女優が控えめに言っても最高過ぎた。
最初からロス長官率いる軍隊と早速ひとアクションあるのかと思いきやここは華麗にスルー、かと思ったらいきなりタスクマスターとの一戦をあってからのブダペスト市街地での姉妹喧嘩~カーチェイスでテンションがブチ上がり。
PVで何回も見たヘリからの白いスーツのナターシャの着地ポーズきた瞬間はマジキターッ!スカヨハ様格好良過ぎって感極ってからの、エレーナの「ぜってーワザとだ」っていう流れが堪りません。
エレーナを演じているフローレンスピューも滅茶苦茶よかった。
姉とはまた対照的で、いちいち姉の行動、発言に対して、髪バッサーだとか着地ポーズ真似してはやっぱり気持ち悪いとか(笑)
ヘリの中ではディープな話題も割とライトに話す。チョキチョキって・・・(汗
家族の話題になると感情的な部分が見え、部屋に閉じこもったり、妹キャラとして魅力満載。
レッドルームでのナターシャとメリーナ入れ替わりと展開までスパイ要素も満載で見ていて最後までニヤニヤとじんわり感慨深いシーンのバランスが良かった。
ウィドウはスーパーパワーはないけれど、スカヨハ様が演じるウィドウズバイトや2本バトンといった武器を使ったアクションが本当に魅力的で格好いい。
家族の絆、姉妹愛、ナターシャの過去から強さ秘訣や弱さを垣間見ることがみれてよかった。
シビルウォー ~ インフィニティーウォーへ話が繋がるベストや金髪ナターシャ、あそこでアベンジャーズの音楽流されたら流石にウルっときてしまった。
タスクマスターの戦い方もちょっと懐かしさ?も感じるキャラのコピー型ばかりで感慨深い。
少女時代のナターシャ役のエヴァーアンダーソン、どこかでみたことあるような顔だと思ったら
ミラ・ジョヴォヴィッチさまの娘さんだった。
バイク~カーチェイス、ヘリ、空中戦とアクションがもう最高過ぎる上に、MCU特有のユーモアとシリアスな場面の緩急が堪らない、これぞマーベル。
待ちに待った久しぶりのマーベルを存分に堪能、自分のアクション脳をズブズブに満たしてくれる2時間でした(笑)
映画、特にエンドクレジットを見た後はもう「ありがとう、ナターシャ(スカヨハ)」以外の言葉がみつからなかったな。
そしてクリント×エレーナで一悶着ありそうで、これからのMCUフェーズ4の展開が楽しみすぎます。
この監督はたぶんヒーロー映画が好きじゃない
これまでの作品は少なからずマーベル愛のようなものが感じられ、たとえば原作のオマージュであったり、ほかの作品とのつながりを感じさせる演出であったり、監督や脚本家がヒーローエンタメとそのファンの楽しみ方に寄り添った姿勢というものが見受けられるところが多々あったが、この作品からはそれが感じられない。
その最たる表れがタスクマスターの正体。なんだあれ?
いかにも「そうだ!タスクマスターの正体をアレして、ナターシャに苦悩させてキャラクターを掘り下げちゃうぞ!」といった安直な発想と狙いが見え見えで、そこにキャラクターに対する愛情は感じられず、あくまで監督の思い付きのような「見せたいもの」に既存のものを安易に流用しているだけの、怠惰な姿勢しか見えてこない。
もちろん、すべてにおいて原作に準拠させる必要などはなく、監督は監督の見せたいものを作る自由とやらがあるだろう。しかしそれがあまりに有名な原作を持つものであるならば、少なくとも見るものに対して解決できない疑問を抱かせるような改変をすることはあまりに強引に過ぎるし、強引にするならば、少しの疑問を抱かせるヒマもないくらいに見るものを興奮させ続ける責任があるんじゃなかろうか。少なくとも自分は「?」の連続で少しも興奮などは出来なかった。正体がアレでなんであんなに強いの? コピー能力の説明が「頭にチップ埋めましてん」…だけって、なにそれサボり?めんどくさかったの?
それらに限らず、とにかくこの作品には説明が出来ない細かな疑問が多すぎる。
あのやたらとグランジーな調達屋はどうやって森のど真ん中にあんなものを秘密裏に持ってきたというの?
「世界最高峰の諜報組織がどんなに探しても見つけられなかった」という組織の、その技術の粋を凝らした「空飛ぶ空中要塞」が、なんでエンジンひとつが爆発したくらいで次々にボカンボカンと誘爆していってついには制御不能におちいるの?そんな大層な技術を持った組織の総本山なのに、隔壁のひとつも備えられてなかったの?そんなバカな組織なのになんで見つけられなかったの?
直径なん百メートルもあるようなそんな空中要塞がバラバラになりつつ降り注ぎついには地に大激突するという、そんな未曽有の惨事が今まさに起こっている危険極まりない現場に「世界最高峰の安全保障組織」の長官本人が、なんでのこのこやってくるの?しかも「ただの車列」でやってきて、その長官はひょっとしていつ死んでもいいの?…ああそうか、そんな組織だから今まで見つけられなかったわけだ…
ほかにも、キャラクターはいかにも「状況に合わせた」言動を繰り広げるばかりで、そこには「生きているキャラクター」なんてものはみじんも感じられないし、ときおり見せつけられるユーモア(しかもメタ要素ふくむ)はとにかくお寒く、「ハイハイそんなことよりさっきのアレはなんでなんだ!」と怒りを増幅させるばかり。もちろん、ヒーローアクション映画に細かな疑問なんてものはつきものなんだが、くりかえしになるが、だからこそ見るものに息もつかせない展開や勢いや演出が必要なのだ。なのに奇妙な中だるみがそうさせてはくれない。そしてそこに展開されるのはまたもや「?」を灯す演出ばかり。そうやって見るものはストーリーやキャラクターについてではなく、「この映画」についてを否応もなく考えさせられ、そして一つの結論に至るのだ。
「この監督はたぶんヒーロー映画が好きじゃない」
自分はマーベル映画は全作見ているしブルーレイも全作所持しているし、ディズニー+にも加入している。おそらくマーベルファンといって問題ないはず。そんな自分が、2年も新作公開のおあずけを食らい、楽しみにし続け、仕事の調整もこなしてやっと観に行けた映画館で、しかも睡眠ばっちり元気いっぱいで観に行って、なんとウトウトしてしまったのだから、もはやこれ以上は何も付け加えまい。
ちなみにいうと、自分はウトウトしてしまったその時点からマーベル観賞ではなく「スカーレットヨハンソンのおしり」観賞に意識を切り替えて何とか覚醒を保つことができた。この映画を見に行くかどうかを考えいる方々には、スカーレットヨハンソンの(略 に対して2000円弱を支払う価値を果たして自分は見いだせるのかどうか、というものを、その選択を勘案するに際しての重要な事項として提案したい。
待望のブラック・ウィドウの物語なのに些か割を食った感じが惜しいです。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の最新作でMCUでは前作の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」からかなり時間が経っての公開でMCUファンには待望の新作とあって、見ない訳には行かないでしょうと言う事で鑑賞しました。
で、感想はと言うと、うん。普通に面白い。
こちらのハードルを軽々とクリアしていくのは流石。
ただ、面白いけど「Disney+」のプレミアアクセスで同日配信がされた事でスケール感が若干トーンダウンした様に感じられる。
あくまでもイメージ的な物なので、実際には劇場公開を前提で製作された作品なので、そんな事は無いんだけど、動画配信との同日公開はやっぱり惜しい。
殆どの方がプレミアアクセスで観れるならそちらに集中するだろうし、その事で上映館も少なくなっている。
公開を盛り上げようとする気概も含めて、映画は作り上げられていくと思うだけにやっぱり惜しいなあ。
作品は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「ドクター・ストレンジの間でアベンジャーズ的には「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」迄の物語。
アベンジャーズのまとめ役で影のリーダー、ブラック・ウィドウがシビル・ウォー直後に自身の過去と向き合う物語でブラック・ウィドウが何故アベンジャーズに加わったのか?と言う点とアベンジャーズから離れていた時期に起こった出来事を描かれている。
ブラック・ウィドウの前に突如現れた、妹のエレーナ。二人は自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織「レッドルーム」の秘密を知ったことで命を狙われるが唯一の味方は、かつて組織が作り出した「偽りの家族」のみ。
バラバラだった偽りの家族は様々な出来事から、本当の家族になっていくが、レッドルームの恐るべき陰謀が動き始める…と言うのが大まかなあらすじ。
個性豊かな面々が揃うMCUは一人一人のエピソードまで手を伸ばすと、ネタには事欠かないのが強み。
その中でも最強のスパイとして魅力的なブラック・ウィドウの物語は「アベンジャーズ/エンドゲーム」で結末が分かっていても、やっぱり魅力的。
そこに新キャラクターで妹のエレーナ役に「ミッドサマー」でカルトブレイクを果たしw、「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピューが登場。
正直、待望の参戦とまでは行かなくて、フローレンス・ピューが出ているだけでもなんとなく「ざわっ」としますw
物語は普通に面白いけどそれ以上でもそれ以下でもなく、MCUの中で至って普通なんですが、それでも大スクリーンで観る価値のある作品かと。
セリフや設定の所々に「アベンジャーズ」との繋がりが出てくるとなんかニヤニヤしますねw
ただ、それでも難点はあったりします。
父親のアレクセイ=レッド・ガーディアンを演じるデヴィッド・ハーバーがコスチュームを着てからの姿がどうにも「キャノンボール」で主人公のバート・レイノルズ演じるJ.J.の相棒のキャプテン・ケイオスにしか見えないとか、いろいろありますw
個人的に一番気になったのはブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンが…ちょっと老けた感じが気になるw
時系列に並べると無理があるけど、撮影順では結構な時間が経っているので、それなりに致し方無しだとしても結構気になるんですよね。
母親のメリーナと並ぶと所々、ロマノフ=ブラック・ウィドウの方が貫禄も含めて、老けて見えるw
メリーナを演じるレイチェル・ワイズはスカーレット・ヨハンソンとは実年齢で15歳近くも上なんですが、一応、偽りと言え母親役と見比べて、娘の方が時折でも上に見えると言うのはどうかとw
また、これは個人的見解ですが、やっぱり動画サイトとの同時公開はマイナスイメージ。
実際にそうでなくても、製作や作品のスケール感が小さく感じるんですよね。
いろんな理由で作品の公開が遅れ、そうせざるおえない理由があるのは重々承知なんですが、出来れば公開1ヶ月ぐらい遅らせての配信スタートとかの考慮が欲しいかなと。
普通に面白いし、MCUの「フェーズ4」の作品では劇場公開作品の一発目となるだけに細かい所でつまづいて欲しくない。
ましてやキャプテン・アメリカやアイアンマンとアベンジャーズの主要柱が失われての新たな展開からの仕切り直しになるだけに多少のスケールダウンは否めない。
もちろん、今後様々な個性的かつスケールアップのキャラクターが出てくると思われるので、大いに期待したいが作品の内容以外の制作や上映周りでもちょっと割を食った感じがします。
それでも映画好きなら配信で見るよりも、大きなスクリーンの劇場で鑑賞して欲しい作品。
また、MCUではお馴染みのエンドロール後の次の予告的ボーナストラック映像にはニヤニヤ。
ネタバレになるのでここでは書きませんが、“おぉ!そう来るか~”と思う映像には楽しみがマシマシ。
また、皆も分かっているのか、誰も最後まで立たなかったのはMCUの流れが浸透している証拠ですね♪
夏休み前に景気をつけたい作品の一つかと思いますので、未鑑賞の方は出来れば劇場で是非是非です。
東宝東映松竹とディズニーが喧嘩別れの中皮肉にも家族の再結集の話。
この数年(気がつけば複数年経験している)、コロナという世界的に未曾有の状況で、色々な場所で地殻変動が起こり、時折、火事場泥棒の様に、首を傾げることが起きている。
最後発のメジャースタジオながら、コンテンツと過去のメガヒットによる豊富な資金力で巨大な存在と化したディズニー連合にとって、日本の劇場の閉鎖的な環境は目の上のタンコブだったのではないだろうか。
結果、上映開始とほぼ同時に独自配信サービスで新作を公開するというのは、アメリカでは他のスタジオもいくつかやっているものの、日本ではディズニーがそれを強引に押し通した。
でもね、日本のDisney+は、所詮ドコモのDisney Deluxの看板を変えただけのサービスだから、4K非対応だし音声もステレオのみのままなんですよ。
ドコモはコンテンツをコンテンツとしか見ていないから、エンターテイメントとは何か、なんて考えちゃいない。
そんな映画ファンを舐めきってる現状だからこそ、今作は映画館で観るべき作品だけど、残念ながら箱が少ない。
ほぼ王道のストーリーながら、途中でムーンレイカーのシーンが流れるなど、ああこれは007の家族版なんだと、思い観ていると、結果、「Mr.インクレディブル 実写版」なんだと解釈すると腑に落ちる。
出演する俳優達は誰もが素晴らしいながら、僕は話題になっている妹が、クロエ•モレッツに見えて仕方がない。
鼻と口の感じが。
父親は、ストレンジャーシングスのお父さんで、この方ロシアに行ったり来たりで大変ながらも魅力も十分。
スーツを無理して着こなすシーンは先述のMr.インクレディブルのまんまだった。
かと言ってお父さんが活躍するかと思いきや大して活躍する事もなく、むしろお母さんが強かった。
さすがハムナプトラを生き抜いた女は強い。
カメラワークも特に凝る事もないながら、丁寧に撮られていて、混乱しかねないシナリオを上手くまとめた監督の今後も期待が出来ると思う。
それだけに、コロナで映画産業に地殻変動が起き、一番損をして、得をしているのは誰か、我々は改めて考えなきゃいけないのでは。
大手が上映拒否したため、今まで脇役だった映画館に観客が足を運んでいる様子は個人的には嬉しい。
p.s. 昔レイチェルワイズ好きだったので、スーツ姿で俺得でした。家宝にします。
p.s.のp.s. タスクマスターの人、オルガ・キュリレンコに似てるなぁと思ったらその通りでした。ボンドガールってより、日本で何度か放送されたオブリビオンの空から降ってきた人の方が認知度あるかも?隠し出演過ぎて情報が出回っていないので誰だコイツって思った方も多いかも。
アベンジャーズ初心者でも楽しめる
姉から妹へ
終わってみればいい話だし、随分と作り込まれた設定だった。
始まりは何を見せられてるのか分からない。
ブラックウィドウの生い立ちなのは分かるのだけれど、期待していたのとは少し違う。
21年後になり妹が登場してからも、なんだか流れていき、いつの間にやら「REDROOM」を壊滅させる展開に。この組織は彼女が所属していた組織で、彼女をブラックウィドウとして育てあげた組織らしい。
で、コレが今回のラスボスなわけだ。
そこに至るまでに、家族との再会と邂逅が描かれる。
妹は殺し屋で、父は強化人間で、母は科学者だ。
妹と再会した時は殺し合いだし、父と再会するも温厚な感じではない。母に至っては騙された上に組織の本拠地に連行される始末。
…と、散々な家庭環境であり、元々血の繋がりはない。任務上、3年間だけ家族の体を装っていた間柄である。
なのだが…
よっぽどその3年間は幸福だったのであろう。
血の繋がりなど無意味な程の結束を感じていたのかもしれない。情が湧くのであろう。
幼い妹は無邪気であり、姉の立場で見ると無条件に可愛い。その2人の睦まじさは母の母性を呼び起こすには充分過ぎたのであろう。
それまで思いもしなかった感情に満たされた3年間。
その温もりに帰結していく話でもあった。
アベンジャーズでは比較的隙のないキャラであるBWが母にたしなめられる姿なんかは新鮮。妹に決めポーズを茶化されるところとか。
そうこの妹のポジショニングが素晴らしい。
実は強がってたところとか、その温もりに焦がれていた感じとか。意地らしくて可愛い。
不貞腐れて部屋に閉じこもるも、父親と昔大好きだった歌を口ずさみ、少しはにかむ笑顔なんかは10代の少女のようでもあった。
母親のトリックも見事で、BWが霞む程、知略に長けてた。何手先を彼女は読んでいたのか。単独の戦いを強いられるBWだが、1人ではないかのような演出が小憎らしい。
アクションはシリーズと比べると地味な部類に入るのだろうけどアクセントとして充分な役割を果たしてくれてた。空中アクションもお気に入りだ。
恒例のオマケムービーが、このレビューの表題。
スタークの死後、新生なのか第二世代なのかは分からんが、次代のアベンジャーズへと着実に進行していってるような印象だった。
また楽しみが増えた♪
内容も質も素晴らしすぎる
ラピュタかよ😀
白スーツが黒スーツに変わるワケ。それはスーツを交換したから。
子供のころ謎の組織に拉致され、そこで過酷な訓練を受けて一級の殺し屋になる。やがて組織を離脱して今度は組織に狙われる身になるが、反撃して組織を壊滅させる。そういうしょうもないパターンの映画がたくさん作られて来たが、本作もそこに加わる一本である。どうせカネをかけて作るんならもっとオリジナリティのある話しにすればいいのになぁ、と溜息。
アベンジャーズと無理やり関連づける必要があるのか。もっと自由に作れないのか。雲の中に隠された巨大要塞とか、キャプテン•アメリカの過去作を思わせる。そういう巨大な構築物の前では個人の格闘なんかすっとんで、爆発につぐ爆発がどれも同じような大味な作品にしてしまう。
主人公のナターシャはチチは大きくないがお尻はそこそこで、そのせいかカメラ位置は腰の高さが多く、お尻を見せたがっているように思った。
妹は容姿も行動もセリフも振り切れないいまいち感があって、そこにさらに似たようないまいち感のある母親が加わる。妹は可愛らしさを、母親は母性を、それぞれ主人公に不足しているものを補う。
太っちょの親父は太っていることでユーモラスな存在であるが、それも中途半端で冗長である。ただそうしないと主役を食ってしまうからそうしたのだろう。
家族がテーマみたいだけど、冒頭はありきたりの日常の中に不穏さが次第に忍び込んできて期待させた。
その他
便利に使われている友人の男性は、どこからスーパー戦闘機を調達してきたのか。
それと、顔にかかるとすぐさま洗脳が溶ける便利な薬品て? まあ、指パッチンで宇宙が変わる世界観だから。
幼稚で安直な前提に文句を言うのは愚かで、それを受け入れてその世界を楽しむのが映画の鑑賞の仕方だというのは開き直りであろう。前提は内容に相応しいものがいいに決まっている。
決めのポーズは、私が
スカーレットヨハンソンの年齢って
ナターシャと連呼しまくりました!
吹き替えで観ました。ナターシャの声は米倉涼子でしたが、年齢を感じさせない生命力のある声に痺れました。エンディングでナターシャの墓が現れ、妹が仇討ちを開始しようとするシーンは、次回作への期待のボルテージをあげてくれました。とにかく、映画の中で孤軍奮闘するナターシャを観ていると、彼女の名前を連呼したくなるほど高貴な光を放っていました。アベンジャーズものは、総じて言えることですが、莫大な資金をかけ、才能をフル活用し、考え尽くされたストーリーが真骨頂です。これでもかこれでもかと戦いは続きますが、それは総合芸術のように魅力に富んだ展開に満ち溢れています。リスペクトしかないです。あと、ナターシャの敵は、地球を支配しようとしている頂点に立つ男です。今の地球を支配する人物は確かに存在するでしょうが、この映画の男はかなり俗っぽくて、あっけなかった気もします。それからこの映画をより感動的に仕上げているのは、家族の愛なのでしょうか?たとえ設定で僅かな期間しか一緒にいなかったとしても、四人の家族の絆のようなものは、ものすごく太くて美しくて尊いのです。やはり、アベンジャーズものは、世界最高峰のエンターティメントであり、その役割りを演ずるために存在すると感じます。観るものを幸福感で満たすからです。
待ちに待った劇場版
今日、劇場で鑑賞。
本来フェーズ4の一作目となるハズだったけど、順番が変わってディズニー+のドラマ版がスタート、「ワンダビジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に先を越される形に。
世界的なコロナ禍で都合3度に渡る延期、そして度重なる緊急事態宣言によって今回の公開も危ぶまれる中、やっと公開された本作。
ぶっちゃけ、内容が云々の前に、久しぶりにスクリーンで見るマーベルのロゴ・イントロが出た瞬間にグッときてしまった。
ストーリーは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「インフィニティ・ウォー」の間を埋める形になっていて、エンドゲームのラストで彼女を弔うシーンがなかったのは、この作品に繋げるためだったんだけど、延期に次ぐ延期で宙ぶらりんにされていたのが悔やまれる。
テーマは「キャプテン・マーベル」にかなり近いけど、本作の方がやや重めでかなり踏み込んだ大人のテイストになってると思う。
麗しいのナターシャを楽しむ映画
スカーレット・ヨハンソンはセクシーで美しく、可愛らしくかっこいい。いろんなナターシャを楽しむための映画。
相変わらず「そんな感じで対処するんだ…」っていう感じ。
例えば、フェロモン・ロックの対処法。
レッド・ルームのとんでもシステムつくりあげた頭脳明晰な敵さんなら、ナターシャの狙いくらい気付きそうだけど…
終わったあとは、力業のフン!で鼻回復。
息止める、でもよかったような…
というように、野暮な突っ込みが浮かんでしまうが、それがつまらないに繋がるわけではないので、これで良し。
(フェロモン・ロックってアイアンマン系の顔隠れるスーツ着用なら効果なし? その辺の知識は曖昧)
飛行物体での空中戦は前に何度か見た気がするけど、気分は「あがる」のでOK
家族愛的なヒューマン・ドラマ的な部分はありきたりなので、響くところは特になし。
…一言でいえば、
いつも通りの楽しいマーベル!
余計なことは考えず、「アベンジャーズ アッセンブル」だけを思っていれば楽しめるはず。
久々のMCUではあったけれど
久々のマーベル作品に満足
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