「重さとテンポの良さの共存する前半とマーベルらしい後半」ブラック・ウィドウ takeさんの映画レビュー(感想・評価)
重さとテンポの良さの共存する前半とマーベルらしい後半
アベンジャーズエンドゲームで悲しい別れを告げたブラックウィドウの過去に迫る物語。
アベンジャーズシリーズの中でも触れられるレッドルームとは何なのか。
彼女がずっと背負ってきたものがなんだったのかがこの映画で明らかになる。
ブラックウィドウの過去を明らかにする前半は悲しく切ない。またレッドルームのところで流れるニルヴァーナのカバー、Think Up Anger Ft Malia Jの「Smells Like Teen Spirit」はグッとくる。このシーンだけでも何度も観ることが出来そう。
相変わらず使用する曲の選曲がいい。
前半の息もつかせぬカーアクションや煙突が倒れるシーンは007を思い出させる展開。まるでスパイ映画のアクションの連続だったような前半から、後半はマーベルらしいある意味ムチャクチャな?アクションシーンの連続になる。
さすがに亡くなられたスタンリーは出てこなかったみたいだけど、ここ一番でのユーモアが相変わらずいいタイミングで入ってきて二重丸!
ナターシャが旅立つシーンでアベンジャーズのテーマが流れた瞬間はいろいろ思い出して鳥肌が立ちました。こういうところ、うまいなー
そしてエンドロール後の恒例のシーン。
注目の若手女優フローレンス・ピュー演じるエレーナが今後、アベンジャーズと絡んでいく予感を残して映画は終了。
ホークアイ、すごく重要なお話になりそうだし、好きなキャラだし、ジェレミー・レナーも好きな俳優だから見たいけどさ、
噂では映画ではなくディズニープラスのドラマって事じゃないですか。
Netflixとかもそうだけど、会員じゃないと観ることができないとかひどくないですか?
毎月定額を払うサービスも、それはそれでいいけど、同時に作品毎に課金のプランがあってもいいじゃないですか。
いいものは、みんなが観れるようにしてほしいんだけどな。
今の流れは映画ファンを少し冒涜している気がする。