ミッドウェイのレビュー・感想・評価
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アメリカ目線のミッドウェイ海戦
コロナ自粛後の自分にとっては初となる映画館での鑑賞。
観に行った劇場も新しく出来た所だったので設備面での興味が倍増。 そんな第一弾として本作を鑑賞した。
真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争の日米双方のターニングポイントとなったこの戦いに至るまでをアメリカ中心に書いてます。
とはいえ、この手の映画にありがちな残酷な日本人と真直ぐ正義のアメリカ人という対立図では描いておらず、両社とも知力の限りを尽くした戦いだったというある意味清々しい映画でした。
とは言え気になる点が幾つか有ります。
まず、多くの人が書いているように日本軍将兵の発音が明らかに片言日本語に成っている事。
この映画の中では南雲中将が無能な将軍として描かれていて、山本元帥が立派な人間とされている事。
アメリカ側も将兵を白人キャストが占めていた事。
日本の捕虜に成ったアメリカ兵の扱いが乱暴すぎること。
エンディングクレジットを見ると明らかに中国マネーで製作されているのだと分かるのですが、アメリカのエンタメ界も中国とズブズブなのでしょうね。
個人的に目から鱗なのがアメリカの戦闘機が基本複座製で後ろにも機銃が有った事です。
これは戦闘機を作る時の設計思想からしてパイロットの生還を前提としているかいないかの違いなのでしょう。
それとこの映画で主人公は俺様最強的な人物では無く家族が有り、周りに弱い所を見せられる人物でこの映画においては感情移入出来ました。
絶対にパールハーバーを思い出す
互いの立場からの視点で描いていたのは新しい。とはいえ、やはり7:3で米向きだったとは思うが、そこまでの偏りは感じなかった。
戦争映画は大がつくほど好きでよく観る、当然主人公側の立場から感情移入して観ているパターンがほとんどであったが、このように両者の立場が(正当に?)描かれていると意外にも没頭できない自分がいた。ましてや相手は我が国、大日本帝国であるとなおさら感じざるを得ない。日本国の空母や零戦が落とされていくのを見て『やった!』とは思えないのである。むしろ魚雷や急降下爆撃の投下が失敗し、『攻撃を免れた!助かった!』と思っている方が自然だった。
当然である。私は日本人だからである。
70年以上も前の出来事で、且つ、結果が分かっている戦いであるにもかかわらず、やはり日本側として観てしまうのである。米側(娯楽)として観たい自分もいれば、日側(リアル)としても観たい自分が鑑賞中に行ったり来たりしてしまう。ぱっと思い出してもハクソーリッジ、パールハーバー、シンレッドライン、父親たちの星条旗、を観てもここまで感情が行ったり来たりはしてなかっただろう。
映画館はおじちゃんで溢れていた。彼らがどんな思いでこの映画を観てたのか気になるところだ。私でも日本に思いを寄せるほどなのだから、描写は7:3の米側でも気持ちの上では10:0で日本側に間違いないのだろう。
最後に映画冒頭の日本語の拙さといったら笑うしかないです。
大きいスクリーンで観たいなぁと公開映画館をチェックしたんですけど、...
大きいスクリーンで観たいなぁと公開映画館をチェックしたんですけど、ほとんどの映画館が小さなスクリーン。。
と思っていたら、職場近くの豊洲のスクリーン10で上映してた。
ユナイテッド・シネマ豊洲のスクリーン10は22.6m×9.3mの大きさで全国でもかなり上位に入るデカさなんですよね(ほんとは池袋グランドシネマのBESTIAで観たかったけど、時間合わず、、)
さっくりと仕事を終えてスクリーン10へ
出だしはかなりある迫力ある映像で、スクリーン10で観られて良かったなぁ。最近のノーラン祭りでノーラン作品を立て続けに観ていたせいか、CG全開の映像にちょっと違和感はあったけど。日本人として後ろめたくなるシーンだったし。
そこからは、日本人として後ろめたさを感じる作り方では無かったこともあって割りとじっくり観られたかな。
キャスティングも凄いし。
中堅どころからベテランキャストまで次から次に出てくるから、映画好きとしては嬉しい演出。 日本人が出てくる作品てカタコト日本語が多いけど、本作ではしっかりとした日本語を話すキャスティングだったかな。ただ、音響のせいなのか、元の音録りが良くないのか、日本語で話すところが聞き取りずらかった。
恥ずかしながら、ミッドウェイ海戦がどのように行われたかよく知らずだったので、全てが史実通りでは無いと思いますが、少しでも知ることが出来たのはよかった。
情報の判断ミス、海軍、陸軍の確執、ここが無かったら、どうなってたんでしょうね。どちらにしても過ちであることは変わらないけど。
エメリッヒ作品、割りと好きな作品が多いですが、本作が記憶に残るかと言うとあれです、良くも悪くもエメリッヒな映画です。
たまには考えさせる映画も必要
はい。いつもお世話になっております。
私は大変な小心者でございます。「それって!ネタバレだよ馬鹿野郎!」とか言われたら怖いのです。
だから気を使います。それで結果的に、枕が異常に長くなります。ネタバレに厳しい方。いますよね。しかし・・・
そこまでネタバレが嫌だったら近づかなければいいんじゃないの?私だったらそうしますが・・・
そこで、この映画です。いや結果知ってるし❗️実話ベースだし❗️「ミッドウェイ」では日本軍負けるし❗️倍返しされるし‼️
それで読んじゃったんですよ。ミリオタ様のレビュー。
いやね、博覧強記なのは知ってたけど詳し過ぎしゃないっすか?博覧狂気だよ。(ほめてます) ミリオタ様は正確無比である。そしてミリオタ様は悲憤慷慨していらっしゃる。浅学非才な私とは見えている世界が違うのだった。二回読みましたが、ギリシャ語の如く感じました。
(Greek to me)
私が戦艦や戦闘機で語れるのは一つだけ!
ゼロ戦だー
「 永遠のゼロ」を観てから吉村昭の「零式戦闘機」を読んだんです。いや凄い。当時の技術の粋を集めた傑作。完全無欠。当時は米軍はゼロ戦の一対一の空中戦は禁止。必ず負けるから。
話しは変わりますが、2年前に靖國神社に行きました。3月の下旬の頃。開花宣言を見に行ったんですが、残念!午前中に終わっていました。しかし・・・なんといました!あの方が❗️
ゼロ戦様です。
奥の展示室に鎮座していましたよ‼️もう大興奮‼️で・・・感想は?
でかい‼️想像の二倍の大きさ。威風堂々。生きていたんだねえ。絶滅危惧種なのに。
いや、生きてねえし。絶滅危惧種じゃねえし‼️
関係ないんですが鳩が居たんです。靖國神社に。えっ?普通?ですが・・・なんと・・・
全部、白鳩❗️真っ白❗️(実話)そんなこと有ります?
ジョン ウーが撮影したんだな‼️多分・・・
はい。大した事のない枕が終わりました。ここから映画の感想です。
物語は1941年12月7日から始まります。日本軍はハワイ諸島に停泊していた、アメリカの艦隊を電光石火!急襲します。結果は日本側の大勝利。しかし代償として眠れる獅子を目覚めさせてしまったのです・・・
当時の日本は国際連盟を脱退し、原油の輸入が8割も減っていました。高性能の戦艦や戦闘機があっても燃料が無くなればただの鉄塊。苦しい。金色、銀色、青息吐息です。
起死回生の一手としての開戦です。
当時の情報主任参謀のレイトン少佐は情報を把握していました、上層部に進言しましたが聞き入れられず、アメリカの戦力と自尊心(プライド)を損ねました。しかし.厭戦気分だった米国民にパワーワードを与える事になりました。それは・・・
リメンバー パールハーバー❗️
絶妙に韻を踏んでる!糸井重里か❗️
違いますね。
その後新たな司令官ニミッツとレイトン少佐は日本軍の標的はミッドウェイと見破ります。いつの時代でも情報は最重要なのですね。
そして舞台は悲劇の(日本軍にとって)ミッドウェイ海戦へと突入します。
はい。微妙です。日米の戦争を中国資本で映画化したわけです。監督はドイツ人。楽しいとか興奮したって言うのは簡単ですが少し違う気がするんですよ。エンドロールの最後の方はほぼ中国人だし。プロバガンダの匂いは確かにしますが・・・
それでも面白かった。キャスティングディレクターの奈良橋陽子さん、ありがとう。陳腐な日本人ではなかったです。まあそれでもアメリカ寄りですが・・・
たまにはこういう映画も必要かなと・・・
最後まで読んで頂きありがとうございます。
お話にならない。
米海軍の艦載機や空母の見た目は良かったが、ストーリーと日本海軍の駆逐艦・戦艦・艦載機等々で突っ込みどころが多い。
大和型戦艦が空母の側に護衛として何隻も居たり、駆逐艦の前部砲塔が魚雷発射管だったり、航空母艦加賀の艦橋が逆だったりしてお粗末である。また、日本側航空機の挙動(特に雷撃)には疑問を抱かざるを得ない。
正直、公平な視点で描かれているという触れ込みにはガッカリした。日本側の落ち度の方が強く描かれているから中国での爆撃や、捕虜の描写は日本側のみを貶めるような表現だと思われても仕方ないとは思う。露骨すぎないため見やすいものの、自然な形で日本側に悪い印象を抱きやすいだろう。
まるで米中によるプロパガンダだ。
日米両軍の心理状態は上手く書けているとは思うが、両軍の損害(ミッドウェーにおけるヨークタウン等)や、日本側の戦略(AL作戦等)、ドーリットル空襲、珊瑚海海戦の描写には不完全な部分があり、消化不良感が否めない。
あと、主要キャスト以外の日本語が不自然に感じる。
直前にダンケルクを見たせいかもしれないが
直前にダンケルクを見たせいかもしれないが、空中戦のシーンとかいかにもCGという印象は拭えなかったし、ある意味、アニメのこの世界の片隅にの空中戦シーンにかぶるところがあり、ストーリーに完璧には
没入できなかった。
それでも、ミッドウエイまではむしろ、日本が恐れられていたということや、米軍もそれなりに犠牲を出し、気がついたらの太平洋戦争の転機になっていたというのも、終わり間際の米軍の疲労困憊さの
演出からよくわかった。
一方的アメリカ万歳映画ではない
アメリカ側から見たミッドウエイ海戦の戦争映画で、実在のヒーローが何人か登場するものの、戦死者も描かれていて一方的なアメリカ万歳映画でもなかった。この映画で示しているように、この戦争では日本は情報戦によりすでにアメリカに負けていたのですね。レシプロ戦闘機による戦闘や船が破壊されるシーンもCGにより誇張されたものでしょうが、違和感もなく迫力がありました。また、日本側でもアメリカ側でも必死に敵飛行機に向けて機銃掃射する兵士たちが印象的でした。アメリカはキャバレーで日本は小料理屋という対比もおもしろかった。
リスペクト
戦争に限らず現場の最前線で命懸けで戦っている勇敢なる戦士たちに敬意を表したい。
大規模災害の自衛官、福島原発の職員の方々、
ただただ使命感で頑張っておられる人間はとても美しいですね。
空中戦の描きかたは秀逸です。
発艦や着艦シーン、ドックファイトや爆弾投下など見応えたっぷり 客層...
発艦や着艦シーン、ドックファイトや爆弾投下など見応えたっぷり
客層は50~60代の層が占めているようす、若い世代はやっぱりロボットやSF世代なのかな?
若い女子も数名いたがトヨエツファンと予想。
美しい戦闘。
戦闘シーンがとにかく恐ろしくそして美しい。真珠湾での日本の瞬間的な大勝利と、ミッドウェイでの3日間にわたる激戦の末のアメリカの大勝利、戦闘シーンにそのエッセンスが詰まっているためすべてが夢のように美しく感じられる。ミッドウェー海戦は、真珠湾攻撃以来優勢だった日本がアメリカに大敗北を喫して、一気に戦況が逆転した戦闘として知られる。アメリカ側としては、真珠湾の復讐を果たしたものとして捉えることができるし、日本側としては、緒戦の勝利に驕って、諜報で裏をかかれ準備不足のまま突入して負けるべくして負けたものと見ることができる。確かにアメリカ側の復讐心は感ずることができるが強調されてはいない。それよりも、ベスト隊長に象徴されるような戦士の勇敢さだけが際立つ。対して日本も無謀な戦争をしている愚かさはスクリーンからは感じられない。空母と運命を共にする司令官に代表されるように、戦闘にすべてを捧げている人々として好意的に描かれている。
正義の味方が悪者をやっつける構図だと分かりやすいし見た後もすっきりする。しかしこの作品は敵も味方もあまり関係なく描かれている。皆、素晴らしいし、皆、愚かだ。ミッドウェー海戦がなぜこんなに一方的な戦闘になったのか、この映画を見ただけでは分からない。しかし、戦争を敵味方関係なく眺めると、こんなに愚かで、人と物の無駄遣いもないと実感する。戦闘シーンがあまりに美しいだけに、その思いは一層強くなる。
やっぱり・・・
確かに映像は今までにない迫力なんですが、内容は・・エメリッヒ監督にしては事実の映像化ということもあり、頑張ってはいるものの・・「やっぱり」としか言えません。
「人間が描けていない」のです。
泣いているひとを映すだけでは、悲しみも悔しさも伝わらないのです。
叫んでいる顔を移しても、「なぜ叫んでいるのか」は伝わらないのです。
反戦映画なのかと思ってみていると、最後は美しく英雄談(苦笑)。
最後の最後に観客を奈落の底に突き落とし、観客の心は迷子のまま終幕を迎えます。
戦ったのは英雄たちではない、犬死して行った沢山の名もない兵士たちなのです。
戦争とは一体何だったのか?英雄たちのためだったのか、不安しか残りません。
さほど話題になってないのは大作なれのせい?
何十年も前ならすごく行列のできた大作てきなのだが この手の作品になれたせいか盛り上がってないような画像が良くないのは昔風に見せる意図的な作法かCG乱用しすぎはやむ無し所だがもっとアナログ的な場面も主に見せてほしかったが!
時代が進むにつれて色々な事実が見えてくる
40年前に山本五十六役に三船敏郎さん。ニミッツ役にヘンリーフォンダさん他、ハリウッドスターによる「ミッドウェイ」を観たが、やはり今回の「ミッドウェイ」はただのドンパチ!真珠湾攻撃への仕返しと言うような戦記映画ではなかった。アメリカ映画だから都合よい解釈の戦争映画とは思ってはいけない。反戦映画として観るべきでしょう。
あっさり塩味?いや、あっさりし過ぎて塩の味しません
はいどうも。ワンデーフリーパスポート第4回、2本目の映画は「ミッドウェイ」でございます。
戦争映画は好きじゃないです。しかし、日本とアメリカの共同作品となったら別。國村隼、豊川悦司、浅野忠信が出演しているとのことで見ないわけないでしょう。
「この映画、どうだった?」と聞かれたら「迫力はあったね」と答える。そんくらいの映画。
面白くねぇ!とまではいかないので☆3.0で。
誰もが知っている、空中・海上・海中全てが戦場となった太平洋戦争の起点ともなる日本とアメリカの戦い、ミッドウェイ海戦を描いた戦争映画。
まず第一に、先程も言ったように迫力があった。
当時はここまで残酷で、悲惨で、明日生きれるか分からない状況下だったんだなと。光など一瞬たりとも見えない、1歩間違えれば周りは赤く染る。そんなことを改めて感じさせられた。
次に両国の視点。
アメリカも日本も相手のことを予測しながら計画を立て、命懸けで実行する。アメリカの映画だからといって、自国の視点ばかりではなく敵の日本の視点もしっかり描かれていて好印象。アメリカ人も日本人も楽しめる映画になってます
そしてテンポがいい。
140分ある中で垂れること無く最後までストーリーが進んで行ったのは流石だな。それもあって飽きはしなかった
しかしながら、欠点もいくつか。
タイトルにも書いてあるとおり、あっさりし過ぎている。死や敗北に対する感情が全然現れておらず、怒りや感動が出てこなかった。
そして、戦争映画なのにも関わらず緊迫感が無くテンション上がらぬまま終わってしまった。
音楽が小さくて、見応えを無くしている。やっぱり音楽って大切だな
そいでいて、不可解な点がいくつか。
自分勝手な行動や、日本との交流、あらゆる点で疑問のまま次のシーンに行ってしまうのが続いて、退屈しちゃった。
そこそこ面白い映画だったが、こういった欠点がありとても残念だった。惜しいな、、、
単なるプロパガンダ映画
ローランド・エメリッヒ監督だからとハードルを上げすぎたかも…迫力ある戦闘シーンはいいが、主人公はアメリカ軍のパイロットだし、ほぼアメリカ目線で「日本は過去にこんな酷いことをしてきましたよ」って言いたいだけの映画…いかにアメリカ軍のパイロットが勇敢でかっこよかったのか、そして日本はどれだけ酷いことをしてきたのかを伝えたかっただけの単なるプロパガンダ映画
平和のありがたさを痛感する作品
ミッドウェイ海戦は歴史の教科書に
出てきた暗記単語程度の
知識しかありませんでしたが
いろんな人に観て欲しい映画の
ひとつになりました!
男たちの大和、硫黄島からの手紙、
ひめゆりの塔などから得てきた
戦争映画の印象、日本の強さが
お金も資源も無くて虚飾のものであり
アメリカが無尽蔵に強くて
折れていくしかなかった大和魂
みたいな描き方ではなく、
本当に真珠湾攻撃直後
アメリカ側の心身喪失するほどの恐怖、
突貫で行われる敵陣予測、
無意味に失われていく仲間
友を家族を想う心など
戦争の悲惨さを今までに無かった
角度で描き切った壮大な作品だったと思います!
戦争の本当の悲惨さは
争った両国共に大きな傷を負う事という
ところにあるんだなあと思いました!
戦後75年、好きな情報を
一個人が取捨選択でき
好きな人と居られる自由があるという
すごい時代が来ていることを心から喜び、
彼らが勝ち取った未来の平和を
これからも守りたいなと思いました!
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