「守るものがある人は強くなる」ミッドウェイ アンディ・フクさんの映画レビュー(感想・評価)
守るものがある人は強くなる
戦闘シーンは映画館で必ず観ないと損!
戦闘機と空母と。凄すぎる映像と音の迫力に釘付けに。こういう映画のために映画館はあるのだと久しぶりに実感できました。
有名な海戦の裏で、意外と地味な情報戦が繰り広げられていたのに驚き。
なるべく人を死なせたくないと奮闘する人々がいる反面、
現場ではどんどん人が死に、士気も下がる。それでも家族、仲間、天皇だったりそれぞれ守りたい何かのために命を懸ける。怖くても。
エメリッヒ監督が
「多くの命が失われる戦争には勝者は無く、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を、日米の軍人たちに捧げる内容にしたかった」
と言っているように、
敵である日本兵もリスペクトを感じられる演出になっていて、この映画はどこの国の映画だっけと思うシーンもあるほど。
最後の最後に出る監督からのメッセージに泣けます。
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