「私好みの映画ではあったのですが、一つだけ気になることが・・・」リチャード・ジュエル よしさんの映画レビュー(感想・評価)
私好みの映画ではあったのですが、一つだけ気になることが・・・
テロ爆弾を発見して英雄になった警備員が、逆にテロ犯として疑われる苦悩を描く物語。
クリント・イーストウッド監督の秀作ですね。
派手さはありませんが、一見の価値がある秀作のように思います。
マスコミのスクープに、前のめりになるFBI。
英雄を叩くことに驚喜するマスコミ。
国家権力とマスコミの力の大きさに翻弄される主人公が、とても良く描かれています。
ただ、この映画で気になった点が一つ。女性記者の描き方に違和感を覚えました。
鑑賞後にネットで調べたら、やはり批判的な記事が見つかりました。
マスコミの怖さ、印象操作の恐ろしさを描いた映画が、同じことをしていることに不愉快さを強く感じます。
その分、私的評価はやや落とさせて頂きました。
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