「何のために」リチャード・ジュエル hideaquiさんの映画レビュー(感想・評価)
何のために
仕事術の本なんかでは「何のためにやるのか」の大切さが語られる。目的と手段をはき違えるな、と。
エディー・ジョーンズはオフロードパスを禁じた。「何のために」禁じるのか。
ジェイミー・ジョセフはオフロードパスを推奨した。「何のために」推奨するのか。
人は「何のために」落とし物を交番に届けるのか。人は「何のために」盗んだバイクで走り出すのか。
人は「何のために」ダイエットに励むのか。「何のために」英会話を学ぶのか。「何のために」投資するのか。
サリーは「何のために」ハドソン川に着水したのか。
李文亮さんは「何のために」新型肺炎の感染拡大の危険性を発信したのか。
「正義のため」をかざす人は簡単に信用しないことにしている。アメリカにはアメリカの、中国には中国の正義があるし、アルカイダにはアルカイダの、ISにはISの正義がある。
Justiceは、ただ氷なんだ。
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