ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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俳優の演技力に助けられている
キャスティング100点
窪塚洋介、中村倫也、芳根京子ちゃんが演技が上手なのは周知の上なのだけど北川景子に関して
ここまで踏み込んだ演技するんだなと意外だった
美人女優ってだけじゃなかった
それもあって最高の配役
それに近年の俳優に言えるのが滑舌悪くて台詞が聞き取りにくいことがあるんだけど
この作品の俳優は皆んな台詞が聴き取りやすい
そこ重要視する
原作者の島本理生の経験を投影しているのかと
勝手に想像してみた
父親の娘に対する接し方を
自分の夫でありながら
見て見ぬ振りをしたり許す母親へ
同じ女性としての軽蔑
男性のロリータコンプレックスへの軽蔑
同学年の元彼とその兄であり夫は
理想の男性と言ったところだろうか。
みんな芳根京子に食われちゃったな
芳根さんと窪塚さんが印象的だった
北川景子と芳根京子
似たトラウマを持つ2人の美しさだけで十分に観賞価値有ります。
残酷な判決が締まり有るストーリーにしていました。
Uruの劇中歌もとても良かったです。
凄くいい作品でした。
父親殺しの被告人の法廷モノをメインにすればもっとおもしろかったかも...
皆んな演技上手かったなぁ
言い得て妙では?
北川景子の役が気持ち良くなってるだけの映画だった。
総じて、荒根京子の役が死ぬほど不憫。実際に被害受けてるし、周りの大人たちがクズすぎる。デッサン会という名の変態集団。そして潔癖症の母親。そんな彼女に北川景子は「自分を投影してるだけ」といわれるのは言い得て妙すぎる。お前は運が良かったんやと。
それになぜか暴走した北川景子がトラックに轢かれて死にかけるのだが、歩く災厄すぎないか?トラック運転手のことめちゃくちゃ心配になったよ。このご時世、歩行者が飛び出して来ても裁かれるのは運転手やし。そこのあたりの言及は一切ない北川景子。そのあと病室で今カレとイチャイチャする北川景子。ここにきて、荒根京子の話題が端に追いやられる。とことん周りは北川景子に振り回されてる印象があった。
あと、北川景子の演技もオーバーアクトすぎて周りと溶け込んでなかった印象があります。法廷で何も話さない方が溶け込めてたよ。
あと、原作読了するとかなり端折ってる部分がある。映画にして良かったものなのか。
面白かった。 ただ主人公の抱えてるトラウマの部分が時勢のせいなのか...
柔の北川景子とサイコな芳根京子
タイトルから純愛物語だと思っていたが、サイコ風味の心理サスペンスだった。父親殺しの容疑者である女子大生は動機を明かさないという設定なので、犯人探しではなく、容疑者の動機解明が物語の主軸である。容疑者の供述、関係者の供述をもとに、紆余曲折はありながらも、螺旋階段を上るように、徐々に容疑者の動機=深層心理に迫っていくプロセスが、本作の面白さであり醍醐味である。
本作の主人公は、公認心理士の真壁由紀(北川景子)。彼女は、父親殺しの容疑者である女子大生・聖山環菜(芳根京子)のドキュメンタリー本の執筆を依頼される。彼女は、環菜の弁護士であり義弟の庵野(中村倫也)の協力を得て、環菜、関係者の供述をもとに、環菜の心の闇を浮き彫りにして事件の真相に迫っていくが・・・。
本作をサイコな雰囲気にしている立役者は、芳根京子だろう。従来の清純派のイメージを一変して、一筋縄ではいかないアクの強い曲者ぶりで、正気と狂気が入り混じった表情に凄みがある。環菜の心の闇の奥深さを想像させる怪演である。役者としての新境地を開いた感がある。
北川景子が、従来の勝気なイメージを払拭して、心優しい、女らしい艶やかな、柔のイメージを醸し出している。そんな女らしい表情と、自身の心の闇と対峙した時の冷静さを失った恐怖に満ちた表情の対比が見事。台詞に頼らない表情の演技に女優としての成長を感じる。一方、中村倫也は、一見ぶっきら棒だが冷静な分析力を持った弁護士をらしい演技で表現している。そんな、柔と剛の二人のやり取りが面白い。さらに、主人公の夫役の窪塚洋介が、曲者揃いの登場人物のなかにあって、優しさに溢れた、全てを達観した雰囲気で、殺伐とした作品に温もりを与えている。
それまでの物語の展開からラストは劇的だと思ったが現実的だった。しかし、あの環菜の迷いのない表情に希望の光が見えた。環菜の再生を予感させる幕切れだった。
やさしさってなんだろう
父親の目が怖いという感覚は
私の日常になかったので、
こういう経験された方もいるのかなぁと
新鮮でドキュメンタリーのようでした。
窪塚さんの芝居がいつもと違うので、
後々あ、こういう役だからかと納得。
窪塚さんの芝居はいつも魅力的です。
みんなそれぞれ隠れた部分が明かされ
絡まった糸がほどけてゆく。
昔の恋愛についてふと考えたくなる、
やさしさと苦さが混じった映画でした。
芳根さんの印象も変わりました。
熱くてすてきな芝居をされる方なんですね。
最後は救いがあってほしかったけど、
現実はそうもいかないですな…
すてきな作品ありがとうございました。
思ってたより薄かった
まず良かったところは芳根京子さんの演技です。狂気じみた演出と冷静に状況を話すシーンは別人のようでした。
タイトルの薄かったと思う点は主人公のトラウマです。主人公は自分のトラウマを加害者に重ねて共感する、といった内容なんですが、置かれてる状況とか内容が全然違う。たぶん主人公と同じ状況でもトラウマになってない人はたくさんいそうな内容でした。ふーん、って感じ。
タイトルなし(ネタバレ)
本当に被害あった方のトラウマは凄いかも知れないけど、正直文学作品を謳ったものにしては、弱いし浅い(主人公)。被告人がこんなので心開きます???
正義感溢れる感じが鼻について1ミリも共感できなくなってしまったことが原因かもしれません。芳根京子の演技と窪塚洋介を久しぶりに見れたのが救い。
過去を引きずる人間たち
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