ファーストラヴのレビュー・感想・評価
全370件中、41~60件目を表示
父親殺しの被告人の法廷モノをメインにすればもっとおもしろかったかも...
父親殺しの被告人の法廷モノをメインにすればもっとおもしろかったかもしれない。
それぞれの登場人物の人間ドラマとしては特別引きこまれることはなかった。
窪塚洋介が何のクセもない、どこまでも「良い人」の役を演じていたことが意外で一番印象に残ったかな。
皆んな演技上手かったなぁ
人が育つ上で家庭環境ってやっぱり大きく
影響してくるもので、
いかに早く力なき者のヘルプに
気づき対応できるかが大事だなと感じた。
そして…
あの我聞さんみたいな人に
出会いたいなぁと思った映画だった。
あんないい人いる!?
言い得て妙では?
北川景子の役が気持ち良くなってるだけの映画だった。
総じて、荒根京子の役が死ぬほど不憫。実際に被害受けてるし、周りの大人たちがクズすぎる。デッサン会という名の変態集団。そして潔癖症の母親。そんな彼女に北川景子は「自分を投影してるだけ」といわれるのは言い得て妙すぎる。お前は運が良かったんやと。
それになぜか暴走した北川景子がトラックに轢かれて死にかけるのだが、歩く災厄すぎないか?トラック運転手のことめちゃくちゃ心配になったよ。このご時世、歩行者が飛び出して来ても裁かれるのは運転手やし。そこのあたりの言及は一切ない北川景子。そのあと病室で今カレとイチャイチャする北川景子。ここにきて、荒根京子の話題が端に追いやられる。とことん周りは北川景子に振り回されてる印象があった。
あと、北川景子の演技もオーバーアクトすぎて周りと溶け込んでなかった印象があります。法廷で何も話さない方が溶け込めてたよ。
あと、原作読了するとかなり端折ってる部分がある。映画にして良かったものなのか。
面白かった。 ただ主人公の抱えてるトラウマの部分が時勢のせいなのか...
面白かった。
ただ主人公の抱えてるトラウマの部分が時勢のせいなのか映画だからなのかあまりドロドロしておらず、なんか薄く感じた。その辺は好き嫌いが出るかも。それでも最初から最後まで綺麗にまとめ上げられてた。木村佳乃スゴイ♪
柔の北川景子とサイコな芳根京子
タイトルから純愛物語だと思っていたが、サイコ風味の心理サスペンスだった。父親殺しの容疑者である女子大生は動機を明かさないという設定なので、犯人探しではなく、容疑者の動機解明が物語の主軸である。容疑者の供述、関係者の供述をもとに、紆余曲折はありながらも、螺旋階段を上るように、徐々に容疑者の動機=深層心理に迫っていくプロセスが、本作の面白さであり醍醐味である。
本作の主人公は、公認心理士の真壁由紀(北川景子)。彼女は、父親殺しの容疑者である女子大生・聖山環菜(芳根京子)のドキュメンタリー本の執筆を依頼される。彼女は、環菜の弁護士であり義弟の庵野(中村倫也)の協力を得て、環菜、関係者の供述をもとに、環菜の心の闇を浮き彫りにして事件の真相に迫っていくが・・・。
本作をサイコな雰囲気にしている立役者は、芳根京子だろう。従来の清純派のイメージを一変して、一筋縄ではいかないアクの強い曲者ぶりで、正気と狂気が入り混じった表情に凄みがある。環菜の心の闇の奥深さを想像させる怪演である。役者としての新境地を開いた感がある。
北川景子が、従来の勝気なイメージを払拭して、心優しい、女らしい艶やかな、柔のイメージを醸し出している。そんな女らしい表情と、自身の心の闇と対峙した時の冷静さを失った恐怖に満ちた表情の対比が見事。台詞に頼らない表情の演技に女優としての成長を感じる。一方、中村倫也は、一見ぶっきら棒だが冷静な分析力を持った弁護士をらしい演技で表現している。そんな、柔と剛の二人のやり取りが面白い。さらに、主人公の夫役の窪塚洋介が、曲者揃いの登場人物のなかにあって、優しさに溢れた、全てを達観した雰囲気で、殺伐とした作品に温もりを与えている。
それまでの物語の展開からラストは劇的だと思ったが現実的だった。しかし、あの環菜の迷いのない表情に希望の光が見えた。環菜の再生を予感させる幕切れだった。
やさしさってなんだろう
父親の目が怖いという感覚は
私の日常になかったので、
こういう経験された方もいるのかなぁと
新鮮でドキュメンタリーのようでした。
窪塚さんの芝居がいつもと違うので、
後々あ、こういう役だからかと納得。
窪塚さんの芝居はいつも魅力的です。
みんなそれぞれ隠れた部分が明かされ
絡まった糸がほどけてゆく。
昔の恋愛についてふと考えたくなる、
やさしさと苦さが混じった映画でした。
芳根さんの印象も変わりました。
熱くてすてきな芝居をされる方なんですね。
最後は救いがあってほしかったけど、
現実はそうもいかないですな…
すてきな作品ありがとうございました。
思ってたより薄かった
まず良かったところは芳根京子さんの演技です。狂気じみた演出と冷静に状況を話すシーンは別人のようでした。
タイトルの薄かったと思う点は主人公のトラウマです。主人公は自分のトラウマを加害者に重ねて共感する、といった内容なんですが、置かれてる状況とか内容が全然違う。たぶん主人公と同じ状況でもトラウマになってない人はたくさんいそうな内容でした。ふーん、って感じ。
本当に被害あった方のトラウマは凄いかも知れないけど、正直文学作品を...
本当に被害あった方のトラウマは凄いかも知れないけど、正直文学作品を謳ったものにしては、弱いし浅い(主人公)。被告人がこんなので心開きます???
正義感溢れる感じが鼻について1ミリも共感できなくなってしまったことが原因かもしれません。芳根京子の演技と窪塚洋介を久しぶりに見れたのが救い。
過去を引きずる人間たち
環境によって人格が作られる
健全ではなく逃げ道のない環境で育つと歪む
大人になれば、仕事の環境、友人の環境、家族の環境などいくつもの環境で分けることができ、
一つの環境が上手くいかなくなっても他の環境で補え逃げることもできるが、
子供の頃は逃げるにも遠くには逃げることはできない。
どの環境で育つかは運次第だと思えました。
タイトルとは違っていて…
自分が思っていた内容とは違った作品で
こんなにも奥深いヒューマンミステリーだったとは…
『動機はそちらで見つけて下さい』ってセリフから
繰り広げるミステリーにサイコパス的な芳根京子ちゃんのお芝居に魅了されます。
なぜ、彼女は父を殺さなければならなかったのか?
アクリル板越しに北川さんと芳根さんが向き合う場面で、北川さんの顔に反射した芳根さんの顔が重なる場面は謎だったけど…
話を見ていく中で、それぞれの過去のトラウマが複雑になり2人の境遇が似ていた事
家族との関係が解き明かされていくのは胸を締め付けられました。
理解者である真壁我聞の包容力にはたまらなく涙が溢れるし…窪塚洋介さんの演技にも温かい気持ちにさせられます。
かなり重ためな作品だったけれど、キャスト陣の素晴らしい演技に、観て良かった作品でした。
エゴエゴ、エゴでーす。
親が自分のことしか考えてないと子供が苦労します。の、物語。
映画は脚本が悪く監督もどこを描きたいのか、はっきりしていないようで、原作の意図をほぼ無視する出来でした。
芳根京子ちゃんが良かっただけに、もう少しマカベユキとカンナの対峙にしたら、原作の意図はわかりやすくなったと思います。
ファンタジーのようなシーンいらなかったかな。あれでは迦葉と由紀の未練たらたら物語に見えて残念です。ファーストラブの意味を履き違えてるような、、、。
NHKのドラマの方が原作に忠実で丁寧に描いていた。映像は映画の方が格段に綺麗でした。カンナ役はどちらもうまかったけど、原作の雰囲気としては浜辺美波ちゃんのノーメイクのような感じの描写だったかな。母親の描き方はどちらも甘い。
原作は流石の大衆文学直木賞という感じで、内容的には好きじゃないし穴だらけでしたが、文章力でさらっと読めました。
島本理生さん的には女性の男性からの目線、視線に含まれるハラスメントな部分を描きたかったらしいですが、これは今ひとつ表現しきれていなかったね。男性にわかってほしいと思いながら、結局母親に拘った表現が多かった。母親に救われなかった思いの方が強く出ている作品です。
あの父親は血の繋がりがどうこうではなく、人の親になれるような人ではなかったのですが、虐待と気にし過ぎという狭間を描くのは難しい。そして、それを救うのはもっと困難な事だと、それが観た人に少しでも伝わったなら作品としては少し意味をもてたのかな。本当に難しい題材です。
親なんてどんな頑張ったって、子供がどう思うかなんてわからないし、良いも悪いも最後までわからない。その時その時真剣に向き合えたかどうかしか、自分には問えない。許されることや感謝されることばかり考えてると破綻する。
ただ、親も人であって悩みや苦しみを抱えてるんだってことをうまく共有できるといいのにね。
あと、公認心理士というものを、だいぶ強引な感じで描いているので、そこは注意が必要です。
芳根京子さんの演技力。
北川景子さんや中村倫也さんの出演シーンでも
芳根京子さんの存在感がありすぎて、
完全に2人が喰われてしまっている。
ストーリー展開はこの手の作品としては、ありがちで、
目新しいものはそんなに感じない。
この作品の最大の功労者は間違いなく
芳根京子さんとキャスティングとしたスタッフ。
他の方も書いていたけど、板尾さんをどうして
役者として使うのかなぁ。
原作読んでみたい
キャストが良かった。
板尾を除いて。
ごめんなさい、芸人だった板尾を知ってるので、サスペンスに板尾はダメです。
他にいなかったかな。イメージ悪くなるからかな?
ストーリーも良かった。
挿入歌も良かった。
なんというか、被害者なのに、加害者になってしまった。
辛すぎる。
親の存在って子供にとっては全てなんだよ。
島本理生らしいストーリー
島本理生って、一見男女のドロドロのようなテーマながら実は純粋な気持ちを描いている気がする。
宣伝はミステリーっぽかったけど、やはり島本作品の映画化なので、そこまで謎があるわけではなく、あくまで少女の内面の話。
もちろん描かれているのは綺麗事じゃないけど、どこか心洗われるのは確か。
北川景子のビジュが恐ろしい
毒親、大人達の醜い欲....
観ていてとっても気持ち悪くて悲しいお話しだなと感じました
それ以上に北川景子のビジュアルが恐ろしい位に輝いていて同じ人間で女なのにと驚愕しました ショートの方が好き
芳根京子、圧巻
役者さんの演技力が魅力のひとつ
魅了されました!!!
ストーリーとしは
描写が少なかったせいか
軽く感じてしまったかな〜
感情移入は、できなかった
原作を知らないのも原因
初恋のお兄さんはどうして来たの?
母親の傷の原因は?
娘は狂人で発言が二転三転して
人をおちょくって振り回す人格なのに
大人しくなりすぎてて‥
なんかスッキリしない
夫婦の関係も兄弟の関係も義姉義弟の関係も
言いたい事は理解ができるんだけど‥
これもスッキリしない
全370件中、41~60件目を表示