ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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緊張感ある序盤が良かっただけに…メッセージが弱く端的なのが残念
『望み』のような緊張感が漂っていたこともあり、期待をしていたが、少し半端なメッセージになったという印象。テーマがテーマだけに、もう少しナイーブに扱うべきだったように思える。
公認心理師の真壁由紀が調べることにした女の子は、自分と似た顔をしていた…。そんな記憶と感覚を覚えたまでは凄く芯があって見ごたえを感じる。しかし、彼女たちが全て被る罪と記憶なのかと言われると、それは違うのでは?むしろ、そこを端的に表現していることに爪の甘さを覚える。ファーストラヴによって繋がれた事件を、性で簡単にまとめるには早計だった。そこが残念。
緊張感や人間の言葉で対峙するような描き方がしっくり来るようになってきた堤監督。それだけに、もう少し踏み込んだ答えを出してほしかった。トータル、可もなく不可もなく…という作品。
これは 良質 だれが主演かわからなくなる ひとりひとり 背負うもの...
男として真摯に向き合わないと
原作未読。父親を殺害した罪で逮捕された女子大学生。彼女を取材することになった公認心理師と担当弁護士は彼女の心を開かすことができるのか?
法廷劇のような体裁なんだが、話の本筋は男からのトラウマからの克服だった。このトラウマの描き方が秀逸。少女に向けられる男の目。性の対象として見つめられる怖さがじっとりと描かれていた。観ていてつらくなる。気づかないうちに自分もそんな目線を送っていたのかもしれない、なんてことを考えさせられる。
主人公の由紀は、夫の弟(そして今回の事件の担当弁護士)と学生時代に少し恋愛関係にあった。しかもそれを夫に隠しているってところも舞台設定として素晴らしい。
後半は法廷でのやり取りが多くなるが、やはりメインではない。ただ、そこでの証人たちの発言が見せ場ってことになる。ラストはハッピーなものではないが、よかったねと声をかけたくなるもの。
芳根京子の演技がよかった。幅が広くなってきた。これからも注目の女優さんだ。そして堤幸彦監督。最近はシリアスな路線の作品が続いているがどれもいい。大御所って感じの風格さえ感じる。
好物の社会派推理物ではありませんでした。
俳優たちのエキセントリックな演技が光る
あんまりタイトルと内容があってなかったような?
父親殺しの容疑者となった少女の動機を探るサスペンス映画。
少女の過去を取材する北川景子演ずる公認心理師は取材をするうちに、
自分の過去がオーバーラップしてきて追い詰められていく構造をとっている。
歪な過去に歪まされてきた2人の女性が描かれており、追い詰められた2人
のエキセントリックな演技が光っていた。
それにしても旦那さん素敵すぎるでしょ。
芦根京子
一番印象に残った。
北川景子 いっぱい出演してるね。
悪くないんやけど…なんやろ…
北川景子って印象、、かな。。
(すみません)🙇
サスペンス映画 やった。
悲しい切ない話でしたね。。
なぜに? 『ファーストラヴ』?
あいだに挿入歌? 2回入ってたけど…
(飽きてきたなぁーて タイミングで)
自分的には、、 うーん😣
ファーストラヴの意味とは?
私はこの映画が好きだ。
私はこの映画を映画館で観てよかった。
しかしながら、見る人によっては感じ方考え方が大きく異なると思う。
男女、世代関係なく、好き嫌いが大きく分かれる映画だと思う。
しかしながら、私はこの映画が好きだ。この映画を観て、私は救われた。そして、自分の生い立ちと将来について考えた。
人々が複雑に絡み合いながら物語が展開されている。
北川景子も中村倫也も魂のこもった熱演だった。心が揺さぶられた。
特に、芳根京子が素晴らしい。
彼女には、今年度の賞レースでこの熱演を報われてほしいと思う。
多くは語らない。
気になる人は是非劇場で。
観やすいながら、結構奥深くキャラクターのバランスもよくて良い作品だ...
俳優陣サイコー‼️
原作は、未読です。映画は、面白かったです。…が、サスペンス感は感じられなかった気がします。
予告編を観て、面白そうと思いましたが、ストーリーは、予想通りでした。似たようなストーリーで言うと、広瀬すずと役所広司と福山雅治の「三度目の殺人」の方が、良かったな…なんて思ってしまいました。でも、とても良くできたストーリーで、あちこち伏線を忍ばせてましたね。後から、後から、あれも、これも、ラストに繋がっていくんだ…と気付き、感心してしまいした。
俳優陣、素晴らしかったです。北川景子好きの私としては、たまらなかったです。ショートヘアもロングヘアも、可愛い。ちょっと、オーバー演技が気になりましたが、中村倫也や窪塚洋介との温度差を感じさせるためとしたら、正解なのかな。窪塚洋介くん、大人になりました。IWGPと同一人物?って言いたくなるけど、まあ、いつまでも、ああ言う役が出来るわけではないので、自然な成り行きでしょう。とても、素敵な男性を演じてました。中村倫也くんも、安定のカメレオンぶりで、素晴らしかったです。
北川さんの見どころ満載
この映画の軸となる要素とは・・・
予告編を見て、北川景子がサイコパスに封印した過去を
えぐり出される話を想像していましたが、予想ははずれましたね。
サスペンスと言っても恐怖を感じる映画でもなく、
登場人物自身が清々しい気持ちで終わっていて後を引かないので
映画館デートで見てもOKです。
ただし、児童虐待を受けた経験のある方は厳禁!
知らず知らずに児童虐待しているような親は、観て反省すべし!
出演者については、芳根京子がなかなかですが、
なにげに窪塚洋介がいい味出してました。
鑑賞中に「この人誰だ?」と思っていたのが、実は窪塚くんだったとは…
久々に見た窪塚くんは、やんちゃな感じではくダンディーでした。
あと感じたのは、
原作小説の方がサスペンスの要素が強いんじゃないかという点。
映画のポスターを見る限りサスペンスとは思えず、
「北川景子と中村倫也の複雑なラブストーリーでしょ?」って感じですが、
時間的な制約と監督さんや脚本家さんの影響で、
本来の軸が、少しばかり殺人犯の心理よりも
語ることのできない恋愛の方に寄ってしまったんじゃないかと
勝手に想像してしまいました。
そんなこんなで、私にとっては、可もなく不可もなしが素直な感想です。
環奈の母のリストカットは何を意味するのか。
出演者全員が良い仕事をしている 見応えあり!
人間を形成するのは家庭、家族なのだとつくづく考えさせられた。
芳根ちゃんが好きなので、観に行ったが個人の役者というより作品全体の奥深さと映像・アングルの素晴らしさに感心させられた。
主たる登場人物、真壁由紀(北川景子)、庵野迦葉(中村倫也)、聖山環菜(芳根京子)どれも演技が光り、それぞれの役割を十分に果たしている。
特に、芳根ちゃんの狂乱するほどの熱演には心が潰されそうになった。
リストカットの数を見ながら、よくここまで頑張ったね!とそっと声をかけた。
二人の母親、真壁早苗(高岡早紀)、聖山昭菜(木村佳乃)が登場するが、タイプの異なる毒母であり、やるせなさこの上なかった。
ネグレクト、無関心、DVいろいろあるけど、関わる親は皆こんな感じなのだろう。
終盤へとそれぞれが自分の心のしこりをとっていくのだが、最後の判決を聞きやるせなさを感じた。
変わり映えしないような毎日や家族でも、それがいかに大事がわかると思う。
9割方席が埋まっていて、途中啜り泣きも聞こえた・・・。
泣けます。
ご年配の男性には伝わらない…かも…
主演や脇を固める俳優陣が豪華で見応えあり。
物語もわかりやすく、カメラワークも面白かったです。
登場人物も少ないのでそれぞれのストーリーもとてもクリアです。
重いテーマですが清々しさが残ります。
……
北川景子が病室で泣くシーン、あのシーンがとても刺さりました。
複雑な感情や込み上げるものを抑えながら、愛する人にさらけ出すということは、ああいうことなんだと思う。
それを演じられる北川景子はスゴイ女優さんです。
何度かある面会時に2人が対峙するシーンも圧巻です。
演技力もさることながら、お二人の美しさは息を呑みます。
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一つ飛ばした隣の席に両親と同世代のご夫婦がいらっしゃいました。
会場内ですすり泣く声や嗚咽が聞こえる重要なシーンで、そのご主人がイビキをかいて寝ていました。
劇中つまらなくて寝てしまうのは好みもあると思いますし、自由だと思いますが、同じ空間を共有しているわけですから、イビキはさすがに不快です。
奥様は涙を流していただけに、なんだか私が切なくなりました。
映画自体は本当に素晴らしいです!
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