「若い頃が、笑っちゃうくらい似てない😹」サイレント・トーキョー bionさんの映画レビュー(感想・評価)
若い頃が、笑っちゃうくらい似てない😹
最初から犯人らしき人物が登場するので、動機と背後関係がどこまで真に迫ってくるかがこの作品の肝。動機がわかるまでは、骨太なサスペンスでなかなかよかった。渋谷ハチ公前の馬鹿騒ぎからの爆発シーンは出色の出来栄えで、無音の使い方が絶妙。
この映画に2つ引っかかる点がある。まず、若い頃の俳優と現在の役者が似てない。もう、笑っちゃうくらい。本人の若作りとCG補正にすればよかったのに。もうひとつは、動機となる背景が無理矢理すぎ、戦争の悲惨さを伝えたいだろうけど、違和感しか感じない。ストレートな動機で良かったと思う。せっかく佐藤浩市、西島秀俊が出演してるんだからハードボイルドに仕上げて欲しかったな。
作品全般としては、最後まで緊張感とテンポがあってよかった。
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満塁本塁打さんのコメント
2021年10月20日
こんにちは、時期外れですいません。レビューは投稿していないのですが、全くの同感です。・・・細かい点ですが、番組製作会社の助手みたいな若者が、爆弾で動けず、恐怖に引きつる同僚放って置いて、全く面識のない中年女性に付いていく。マンションだかについて行くのは、チョット、フィクションとは言え、あり得なすぎて、ドン引きしました。長文すいません。独り言です。
kossyさんのコメント
2020年12月5日
bionさん、毎度どうもです。
動機の点はたしかに不自然だったみたいですね。
トラウマの旦那から個人授業受けることによって、直接そのトラウマまでをも引き継いでしまったと深読みしてしまいましたがいかがでしょうか。
爆弾のスイッチが入るように、総理会見を見て犯人の殺意のスイッチが入ってしまったとか・・・