ファンファーレが鳴り響くのレビュー・感想・評価
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ママチャリのボニー&クライド
高校生の男女が殺人を犯しながら逃亡するお話。
吃音症が原因でクラスメイトからイジメられる明彦(笠松将)の鬱屈した日々。同じクラスの光莉(祷キララ)はイジメの加害者をナイフでめった刺しにした。光莉には血を見たい、人を殺したいという欲求があった。
東への逃避行。明彦は光莉をレイプしようとした男たちを殺した。それからは無差別な殺人にエスカレート。
若き日の『殺人の衝動』に縁のない方、脳内で誰かを殺した記憶がない方にとってはインモラルそのものかも知れないが、映画ってこれでいいと思う。
何年後かの再会、そしてラストに用意された真っ当な罰も悪くない。
いかにもミニ系らしい雑なお話
いくら未成年でも結局何人殺したのあすこまで行く前に捕まってただろうけど普通なら直ぐには出れないよねラストは何年後の姿と言うことだろうか?
あまり観ていて気分のいい物語では無いと‼️
毒を食らわば
吃音症でいじめられっ子の高校生1年生の男の子と、同級生で他とは違った空気感を持つ女の子が巻き起こす事件と、彼等の心情をみせる話。
父親は脳筋で話す価値なし、母親は優しいが心配を掛けたくないと、イジメにあっていることを抱え込む主人公。
生理で自分の血をみたのが切っ掛けで他の血もみたくなり、弱々しく死んでいく姿をみるのにハマって猫を殺す女の子。
ある日主人公がイジメから逃げて行き着いた先で、猫を殺している少女をイジメっ子が目撃したことで巻き起こっていくストーリー。
いやあ、そうなりますよね♪
な展開にニヤニヤしてしまったのはここだけの話w
からの翌日はちょっと意外な急展開。
えっ!?終わっちゃうじゃん!と思ったけど、ちゃんとそこからターゲットを拡げてやってくれましたよ!
どんどんハマって行く感じはゾクゾクしますよそれは!
言いたいことはわかるし、ここまで来たら何でも有りだけど、ちょっとカタルシスが足りないラスト。
もっとやり過ぎでもと思うところは有りながら、ギリギリ上手い着地というか仕方ないかなという印象で終わりかな。
いや~惜しかった。
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