劇場公開日 2020年6月5日

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「アフリカ系アメリカ人の皆さんコレでええの?」ハリエット 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5アフリカ系アメリカ人の皆さんコレでええの?

2020年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

奴隷から解放運動家になったハリエット・タブマンの人生劇。

アフリカ系アメリカ人差別モノだとテレビシリーズですが「Roots」や、最近だと「42〜世界を変えた男」「それでも夜は明ける」「ドリーム」「グリーンブック」など名作があります。

この作品は他の差別作品よりも行動がマイルドです。ハリエットの苦労があまり感じられません。自由の為に数百キロの移動劇があるのに関わらずです。

いきなりミンティ→ハリエットへ改名しリーダーと呼べだの、卑弥呼の様に神の声に導かれるだの、モーゼの様に(割れませんが)川を渡れだの、神扱い無茶振り感満載で「内容はアフリカ系アメリカ人の皆さんコレでいいの?」と問いたくなる。

アカデミー賞にノミネートされていたのも「?」と思ってしまう作品ですし、ハリエットも口だけ達者人間に見えてしまった。
(最後の偉人の功績をまとめた文面にも評価騙されてはいないだろうか?映像化さえされていない文面に。映画作品として。)

巫女雷男