「わたしは戦う。自由の御旗のもとに。」ハリエット 野々原 ポコタさんの映画レビュー(感想・評価)
わたしは戦う。自由の御旗のもとに。
彼女の覚悟と勇気と信念。
力強い意志を受けたかたちで
御神も霊感を授けたのだろうか?
それとも神の意思だったのだろうか?
いつの時代も辱しめられる女性がいて
理不尽な差別を受け虐げられる人々がいる。
世の中には良い戦争と悪い戦争がある…
とか、言われていたりしますよね?
良い戦争はのちに〈革命〉と呼ばれ
正当化し美化したりする傾向がありますよね?
だからといって、戦争の歴史を
肯定したくはないのですが…
彼女の気高き覚悟と勇気と信念。
多くの人々を奮い起こした力強き意志は
尊ぶべきものだと思いました。
本当に彼女は神からの啓示により
大成を遂げたのだろうか?
夢の中で苦い過去を反芻した彼女…
もし、天啓ではなかったとすれば…
彼女は夢の中で理想の未来を見て
その理想を実現するために
行動を起こしていたことになる…
どっちにしてもやっぱり奇跡ですよね!
蔓延する疫病で人々のこころがすさみ
疑心暗鬼になって、軋轢の陰影を
色濃く浮かび上がらしてしまっている2020年。
近い将来、
また奇跡が起こることを願い、そして夢見る。
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