ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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ネタバレ注意
ネタバレ注意
う〜ん
前半は草彅剛さんの演技力で観れたのですが
後半 怪我で踊れなくなった友人が自死を選ぶ。
夢やぶれたくらいで安直な展開と描き方、
毒親もがなってるだけで苦手でした。ただ最後に娘を解放したのはよかったです。意外ですが
ジブリに例える方いらっしゃいましたが、
とんでもない苦笑。重すぎ
ジブリも見ましたが違和感なくすっと入ってくる。
トルメキアの輸送機が墜落してお姫様が怪我。ナウシカが確認するけど一切傷は見せない。
本作はあんなオムツが、嫌悪感しか残らない
。生々しく、悲惨すぎて(汚)。体張ってる俳優さんには申し訳ないがストーリーが全く入ってこない。ボランティアの人がいるならゴミも捨てるだろうし。なぜ汚部屋
話も同情誘ってかわいそうでしょ?感が前面に押し出され
観客も泣ける(人もいるかもしれないが)、バレエシーンがよかったとかの薄っぺらい内容だったと思います。
登場人物の描写が必要な時には足りなくて、必要ないシーンが多い、観る者にはモヤモヤ
違和感しか残らない映画だった。
衝撃でした。 草彅さんの演技は定評があるので、期待をしていきました...
本当の母娘に👠
草彅剛演じるショーパブダンサー凪沙と、育児放棄や虐待の中で心を閉ざした一果との、すぐそばにある、隣にいるかもしれない生々しくも儚い物語と感じた。
母親からの虐待で、一果は凪沙の住む新宿に居候する形になったが、凪沙は受け入れてくれないは、
一果も、挨拶も出来ないは 会話にもならないはで…
どんだけの思春期なのかと感じながら観ていました💦
一果がバレエと出会ってから、凪沙も一果もどんどん変わっていって…まるで本当の母娘であるかのように
凪沙が一果を連れ戻しに行った時の、「本当のお母さんになれるのよ」がすごく印象的だった。
東京に戻っていく後ろ姿の真っ赤ヒール👠とともに
大きく才能を開花した一果が、アメリカの
オーディションに向かった服は、凪沙のそれのようだった。
舞台袖で一果がつぶやいた「見てて」
凪沙に届いて欲しいと強く感じた。
色々切ないです
才能があり世界に出て活躍出来る人は、肉親との絆が薄く大切な人とは別れて孤独だったりするような切なさとか、
母になろうとして実母には叶わなくて性転換手術をして一果を迎えに行ったものの、次に一果に会った時は余命僅かである切なさとか、
病床での出血の場面、荒れた部屋、金魚がいないのに汚れた水槽に餌をやるシーンなど、
凪沙はトランスジェンダーで生きにくいと感じながら、一果と向き合い夢を叶えてやりたいと頑張ったのに、何でこんな最期なんだろう、人生の理不尽さややるせなさを感じました。
毒親、自傷行為、貧しさ、別れ、落とし所が見つからなくて、一果が世界で活躍するバレリーナになると信じることでしか救われないラストでした。
バレーの美しさが切なさを際立たせ、草彅剛だから表現できたと思います。
演出では、アパートの部屋に映るネオンが薄幸さを感じさせ、草彅剛の女性の立ち振る舞いの上手さに俳優としての意気込みを感じました。
親子になる。
親子の愛情物語(ラブストーリー)
登場人物達のリアル過ぎる物語。
ラストの後ろ姿を見て中で生きてる事が分かり嬉しかった。
あと、多分コレは小説も読まないといけないヤツだ。
本屋で置いてない(売り切れか?)Amazonで注文しました。
とても良かった!
悲しくて、強い映画
いい映画だなと思った。好きな映画です。
好きなジャニーズ系の俳優としては草彅剛、二宮和也、長瀬智也、生田斗真、という感じだったのですが、最近、草彅くんはちょっと敬遠気味でした。
しかし、やはり草彅くんは安定していました。
最初は何か役にハマっていない気がしてて、「どうかな?」って思って観てましたが、1/4を過ぎたあたりから自身が慣れたのかわかりませんが「グッ」とよく感じられました。
それは途中でこの映画は表情の映画、動きの映画なんだなと感じ始めたらからかもしれません。
台詞回しとかではなく、この二つに決して多くない台詞を絡めていき、伝えてくる気がしました。
当然、踊りが柱の一つになっている映画なのでそうれはそうなのかもしれませんが、細かい所作、歩き方などが印象に残り、言葉ではない伝え方をされていると強く感じました。
細部に対する心遣いを随所に垣間見られて、やはり「言葉で語る」映画ではないのだと思いました。
出演は皆さんとても巧くてよかったですが、踊りは語る必要なく、やはり服部樹咲さんは存在感がありとても良かった。「この目を惹く感じ、良いな〜」感じ、監督はこの女優を見つけたときとても嬉しかったのではないかと思ってしまいました。
この映画のメインテーマ曲のように、繊細で優しいながらもとても力強い映画だと感じました。
「ヨシヨシ」と「キレイ」はとても心に残る名シーンだと思いました。
後、らんま1/2は面白い。
予告で期待しすぎてしまった。
インスタやネットを見ていると予告動画が流れて、Twitterでも芸能人の方が絶賛していたのでかなり期待値を高めてしまった。
これから観る方は何も入れないで映画館に行くことをお勧めします。
話の流れとしては、「LGBTの社会の目」と「いちかちゃんの成長」が交互に散りばめられていて
自分としては「LGBTの社会の目」は2割くらいで良かった。
いちかちゃんとなぎさの交流は、前半は良かったが後半がいまいち感情移入できませんでした。
草彅君の演技はとても良かったのでもう少し編集頑張ってほしかったなと思ったのが本音です。
評価が高すぎると思っていた
見かけるレビューが偏っていたので、その時評価4.2とあったのだがあまり真に受けないようにして観に行きました。ストーリーに演出、素晴らしかった。
りんが一果への電話を切り、最後のダンスを始めた瞬間、軽快に楽しく可愛らしく踊る姿に観ているこちらの心がざわついて、気持ちにメリハリをつけさせられた。彼女が死を選ぶのは悲しいけれどあまりに自然だったので、美しく描いてくれてありがとうとも思った。
一果がバレエを始めて技術も心も変化していく様に無理がなく、それがよかった。
凪沙の、ホルモン注射によるホルモンバランスの崩れ、多量の汗に吐き気に苦しそうなのも、わざわざ言葉で野暮な説明がないのも良かった。時代によってはあれを観ただけでは分からなかったかもしれないけれど、絶妙な説明の少なさ。おそらく作り手の方々もとても迷われたのではと思う。
そして登場する実の親達が皆子供の心を見ていなくて悲しかった。
凪沙の母はショックが大き過ぎた為かもしれないけれど、ああ言われると思っていたから凪沙もずっと話して来なかったのだろうと思う。
悲劇に終わっていたかもしれないそれぞれの人生に、救いがあった。
普段レビューはあまり書かないけれど、思い出されて仕方がなかったので書かせてもらいました。素晴らしい映画を観られて良かったです。
ジョーカーに通じる暗さ
ミッドナイトスワンを見るのを少し躊躇していた。
評判の良さは耳にしていたもののポスターや予告からジョーカーのような暗さを感じたからである。
なので見るのがかなり怖かった。(もちろんどういった話かという大体のあらすじは知っていたが)
冒頭からかなり暗い。
新宿という繁華街の裏で生きている主人公。
ゴッサムシティの裏でピエロとして生きているジョーカーと少し重なる。
勿論、話はスリラー映画では無いし監督もそんなところを意識してはいないのだろうが。
主人公はトランスジェンダー。あそこもまだついているが心は女性でショーパブで働いている。
とある事情で親戚の娘一果を預かることになる。
やがて一果はバレエと出会い、その才能を開花させていくのだが、この作品で注目したのが対比である。
一果とりん。
そして、凪咲と早織
一果とりんから見ていこう。
二人はバレエを通じて交流を深めていくが、一果のバレエ人生が上り坂であるならりんのバレエ人生は下り坂である。
お金もなく、人とコミュニケーションをとることが困難な人見知りの少女がバレエを通して世界へと羽ばたいていくのに対し
りんは、裕福で幼い頃からバレエを習ってきたが怪我が原因でバレエをすることが出来なくなり、最後は悲劇的な結末を迎える。
次に凪咲と早織。
この2人のテーマ?は母親の愛
早織は血の繋がってる母親
凪咲は血の繋がってない母親
そして、早織は最初どうしようもなく未熟だった母親だったが更生し、バレエのコンテストで一果が緊張で動けなくなってしまった時に舞台に上がって抱きしめたりとしっかりと一果の心の拠り所になっていく。
対して凪咲は実の母よりも深い愛情を注ぎ一果との関係を深めていくがバレエコンテストでの早織と一果を見て身体も本当の母親になろうと手術を受けてしまう。そしてあの最期が待っているのである。
このような二つの対比がとても興味深く、バレエの美しさもあって叙情的でありながらずっしりと心に響いた。
生きる光として
心が痛くなった。
途中、何度涙がこぼれそうになったことか。心に響いた台詞が観終わった後も残ったままで消えていかない。
凪沙の視線の先に、ふとした仕草に、ハイヒールを鳴らし歩く姿に。一果の表情、そしてもちろん彼女の踊る姿に。
それにしてもスクリーンに映るバレエのシーンはなぜにあんなにも美しいのだろう。この作品に限らず。踊るという行為は人間の内なる叫びから来ているのか。
LBGT、ネグレクト、母性愛、貧困、生まれついての環境、持って生まれた才能……考えてしまう事柄がありすぎて少々混乱気味。
ただ、虐待されている中学生の女の子を普通は親戚のおじさんには預けないだろうとか一果と母親との関係性とかそのあたりの設定に疑問点はあったけれど。
人生は思い通りにならないことばかりだ。
もし、もうどうにも自分のためには生きられないと思うのなら、誰かのために生きるという感覚を確かめてみてもいいのでは。モノやコトではなくて温もりのある誰かのために。
生きることから離れていかないで。
時おり挟まる東京の夜景のキラメキと全編に切なく流れるピアノの音色が美しくも悲しい。
切なく美しい愛のお話しでした
心が痛い
醜いアヒルの子は強く輝く
痛くて切なくて優しい映画
あちこちから嗚咽が聞こえてきて、私も涙があとから後から出てきました。エンドロールが終わるまで誰も立ち上がることがなく静まりかえっていました。1日経った今でも、頭の中を草彅さん演じる凪沙の表情や仕草がフラッシュバックしてきます。本当に、痛くて切なくて、優しく、儚く、魂を揺さぶられる映画です。まだ観られていない方は是非、映画館へ!!
ジャニーズを退所してよかった
トランスジェンダーの役なんて
本人がやりたくても事務所はOKを出さなかったと思う
草彅剛の役者としての振り幅を広げる事が出来て
ジャニーズを辞めた事は大正解でした
凪沙が海辺で命を落として
一果がなぜか沖へ向かって海の中を歩く場面
最初に見た時はよくわからなかったけど
あれは凪沙にしか見えない幻覚だったのかな?
一果がこの悲しみを乗り越えて海の向こうへと巣立って行った
服部樹咲さんのバレエのシーン
美しいです
本当に大切なもの
今年のベストに入る作品でした。
草彅さん、すごいな。
人間の様々な感情を一気に吹き出したような時間でした。
一果をちゃんと認めて、信じて、抱きしめてあげる。それだけで子供は安心する。自分は生きてていいんだって。短い間だったけど、一果にとって、人生を変える重要な時間だった。
もう、凪沙さんはお母さんだったんだよ。一果にとって大切な人だったんだよ。でもね、本当に心も体もなりたかったんだよね。苦しいね。
そして、運命は残酷。だけど、幸せだったね、最後に一果のバレエが見れて。
水川あさみ演じる、本当の母親はコテコテの下品な広島のヤンキーだったけど、なんか急に更生してまして…その更生するまでの一果との葛藤みたいなものはもう少し描かれててもよかったかなと思いました。
一果演じる服部樹咲ちゃん、スタイル抜群だし、バレエが素晴らしかった。初めの頃の垢抜けない地味な印象がどんどん輝いていく表情はなかなかのものでした。花とアリスの蒼井優を思い出しました。これからの活躍が楽しみの女優さんですね。
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