ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価
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全世代の方に見て貰いたい映画です
先行上映を一人で見て、「これは少しでも多くの人に見てもらいたい」と思い、先日は母を連れて行きました。映画好きの弟から「好みの映画じゃなと思うけど…」と言われたらしく、最初は乗り気で無かったのですが、見終わった後は泣きながら「良かったー」と。母は弟にも勧めてくれたそうで、次の日には「この映画ってパンフ無いの?」と弟から電話が。
今日は娘を連れて行きました。彼女は「衝撃だった」シーンがあったそうで、ネット世代の 20歳の娘は視点が違って、ネット漫画や小説でLGBTや母子関係を描いた作品を見る機会が多く、いろいろと熱く語ってくれました。「寝るつもりで行ったのに、また寝られなかった」(前回は台風家族)と嬉しそうに話してくれました。
まさにお年寄りから子供まで、満足してもらえると思います。予告だけを見て「こういう映画でしょ」と決めつけている方は絶対いい意味で裏切られますから是非観に行くことをお勧めします。
ミッドナイトスワンの愛
先行上映を見たとき、気持ちの整理もつかず、胸が痛くて涙も出なかった。でも気持ちの中に凪沙の辛さや痛み、一果の辛さやるせなさ、
もう一度見ないといけない気持ちで2度目の鑑賞に行った、涙が止まらないほど泣いた。
感情移入したのは一果に、、母親の愛とは姿形では無く自己犠牲も迷いもない、強い愛だと凪沙が教えてくれた。自分を認め強く生きる事、自分の嫌いな面も好きになろう。一度の人生を好きになろう。
草彅剛さんの凪沙、素晴らしい。きっと又見に行く!
映画で久しぶりに泣きました
草薙くんっていうの完全に忘れてたし、主演二人の演技に引き込まれました。また、りんちゃんの演技にも…………終わったあと暫く言葉が出なくなるくらい。
簡単な言葉では表せないほど、悲しくて綺麗で……目が覆いたくなるような絶望も闇も、全部含めて透明感のある映画でした
感動しました
予告編を観て、どうしても観に行きたくて観てきました今までに感じたことのない全身が震えるような感じで、観終わった後の脱力感が凄かったです、草彅剛さんの目の表現力にハマってしまいました。音楽も素敵でエンドロールまでしっかり観てきました、また観に行こうと思います。
それぞれの幸せ
久しぶりに草彅くんの演じる姿を観ましたが、決して器用ではないんだけど感情移入させられてしまいます。喉の奥が、ギューッと締めつけられていく感じでせつないんだけど、どんどん表情が変化していく演技はさすがでした。また、イチカ役の子が新人で素晴らしくこれからが楽しみな女優さんだなと。人それぞれの生き方があって、はたから見たら可哀想とか悲しい形なのかもしれないんだけど、不思議とそれぞれが幸せいっぱいな生き方へ向かっていく。なので、涙は溢れるんだけどその幸せな想いが伝わってくる涙でした。これがリアルなんだろうと思われる場面で目を背けたくなることもありましたが、見終わった後幸福感に包まれる不思議な感覚でした。
中毒性がある。
面白いは多様だが、多少の娯楽性もあるがそこに映画の楽しさを求めている人には不向きな作品だと思った。タイタニックの様な面白さよりミリオンダラーベイビーが好きな方にはこの作品の良さが伝わる様な気がした。 草彅剛演じるトランスジェンダーについても様々な意見がある様だが、不自然だと言ってる方は身近にトランス女性がいるのか?それとも自分の知る他の役者が演じたトランスジェンダーと比べてるのでは?と思った。私は身近にトランス女性が居た経験があるので、不自然には思わなくて、こんな感じだと腑に落ちた。けれど、彼女の置かれている厳しい状況のほんの少しだけ知る事はあったに過ぎず、本当の理解は全く出来てなかったと今更ながら強く感じた。草彅剛は凪沙でしかなく、新人の服部樹咲も一果でしかないそんな感覚。光と影のコントラストが残酷なくらいに存在していた。テレプシコーラでも貧しい女の子が児童ポルノの衝撃的なシーンがあるがオマージュなのか撮影会のシーンは痛ましかった。けども、鑑賞後は悲しさよりも希望のが上回ったのでまた二回目を見に行こうと思おう。草彅剛の言う通りハッピーエンドだと思う。
色んな感情に共感できるかも
あちこちからスンスン(すすり泣き)聞こえてたけど
個人的にはそんなに心に響かなかった。
理由はどの感情も浅かったからかなぁ
LGBTとか疎外感とか親子愛とかいろいろが
どれもちょっとずつ
けど、LGBTについてちょっと考えてもらえるきっかけにはなるのかなぁ
内容は予告で大体わかってるつもりではあったけど・・・衝撃的だった。...
内容は予告で大体わかってるつもりではあったけど・・・衝撃的だった。
ストーリーの展開の速さについて行けない所や、わかりにくい所も多々あり。
なかなか消化できずモヤモヤしたので原作を読んだ。原作を読もうと思ったのは初めてだ。
読んで消化しての2回目。背景がわかっているので心地よい。
私は終わり方が一番重要だと思っているがミッドナイトスワンは内容も良いけれど終わり方が素晴らしい。
それまでウルっとは来ても涙は出なかったがエンドロールで号泣した。
なんて素晴らしい映画なんだ。素晴らしい監督なんだ。
出演者に無駄が全くない。OSTのピアノが耳から離れない。
今また最後のバレエ場面を思い出してる。泣けてくる。
また凪沙に一果に会いたい・・・。
日本映画史に残る名作。
少し真面目な映画で、楽しく笑いたい方ではなく、純愛を願う泣きたい方むきです。
ひたすら、期待通りの美しい展開です。
しかし、直視出来ないほどの厳しい現実を映像化しており、鑑賞には覚悟が必要です。よくある、同性愛の間違った演出を一切廃した、厳しい脚本です。性別、年齢を超え、純愛と命の賛美、生きるとは、燃え尽きる愛とは?映画と言うより現実にある、実話のよう、泣きました。
主人公の二人を見て、強くならなくてはと思いました。
9月30日のごごナマで、司会の船越氏が「アカデミー賞だ」と絶賛していたので、あまり映画には行かないのに、飛び込んで見ました。
最初は、狭い部屋やタバコスパスパの凪沙やぶすっとした一果、ゴミいっぱいの街並みに嫌気がさしました。生活も苦しいし、育児放棄されたとして手のつけられない一果とトランスジェンダーなら、変な目て見られ、挑発されていじめられるだろうことはわかります。この映画のどこが良いの?
ただ、二人は卑下したりメソメソしていない。潔い。椅子を投げつけます。
通りかかった教室から覗いたバレエに惹きつけられていく一果は、かたくなな少女の表情のままで、うつくしいバレリーナに成長していきます。最低のシチュエ-ションから清い純粋な光が立ち上がるように・・・ バレエの映像も素晴らしいし、音楽もすごくいい。
途中、green bookで見られたような、変な世界の描写は不要かもしれません。タバコも多い。
ただ、いろいろあまり良くない場面の展開が、説明が多くなくて、スッーと短く次に移行しているので(結果の説明が理屈っぽくない)、見ていてそれ以上暗くなりません。終わりも、うれしい気持ちにさせてくれました。
前半のすごい状況の二人の主人公ほどの、どうにもなりそうもない人は、そんなに多くはないでしょう。くだらないことにくよくよしないで、みんな頑張らなくてはと思わせて、元気をもらいました。それと荒れているときは、心はとっても寂しがっているのだ・・暴力を示してくる子には、叱るのではなくやさしさが必要なのだと感じました。 もうすこし、過激な部分がなければ、小さな子や中高校生にも見せられるし、それは彼らにとっても、役に立つでしょうに。あそこまで、極端でなくても良いかもと思います。次を期待します。
主人公二人は、演技をしているという感じは全くありません。それがすごい。
映画館で、一人か二人で見てください。 みんな一人で来ていました。
期待が大きすぎたようです
もっと重厚な物語を期待していましたが、メロドラマっぽい仕上がりで少し残念でした。
草なぎさんの演技はとても素晴らしく、繊細な表情に胸が苦しくなる瞬間がいくつもありました。
一番印象に残ったのは、男装した朝に一果に向けられた表情です。
みかけは男性なのに、わたしにとっては凪沙という女性を一番強く感じたシーンでした。
服部樹咲さんは、とても存在感のある女優さんですね。
演技力はまだ未知ではありますが、バレエシーンの美しさが際立っていて、もっと見ていたいと思える魅力がありました。また別の作品などでもバレエを踊る姿みてみたいです。
気になったのは、凪沙がトランスジェンダーというより、女装した男にみえるシーンがあったこと。
一番違和感を感じたのは親族の前で胸があらわになるシーン。服がはだけるのも都合よすぎだし、立ち去るまでずっとそのままでいるのが不自然で、女性の反応とはどうしても思えなかった。
また中途半端に母親がでてきますが、物語に重厚感をだすには、母親との関係性をもう少し丁寧に書くべきだったと思います。母親役の方、泣き崩れているだけで、まるで他人にしか見えませんでした。短いシーンでも、ちゃんと人間関係が感じられれば、物語に奥行きがでたのではないでしょうか。
あと草なぎさんの演技で気になったのが一点。
髪の毛触りすぎてコントみたいになってました。
表情が完璧なだけに余計気になって仕方ありませんでした。
はじめての映画レビュー
18歳の私にとって初めて打ちのめされた映画でした。
どうしても少しでも多くの方々に見て欲しくて、今レビューを書いています。
「生きなければ」と思わせてくれる映画です。この映画には感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ、劇場で観て、体感してください。
⚠︎私はまだまだ映画初心者なので4.5としました。
泣ける。
泣けた。草彅剛と服部樹咲の演技に。性別って何だろう?人は誰しも親を選べないし、親も子を選べない。それ以外に男女も選べないと言う事実。白鳥になれない凪沙と白鳥になっていく一果。色々なものがリンクして考えさせられた。後半のストーリーの展開の早さには若干ついていけなかったが、過去最高の映画である事は疑いの余地もない。草彅剛の眼と服部樹咲のバレエを堪能して欲しい。
心が震えた
凪沙さんは一果ちゃんに出会えて
母になることができて良かった。
一果ちゃんは、
厳しく哀しいことの多い人生でも
美しく優しい魂を失うことなく
懸命に生きてきた凪沙さんに出会い
凪沙さんの愛に包まれて、
前を向いて歩み始めることができて良かった。
辛い出来事が多々ありましたが
寄り添う2人の姿に
心が震える映画でした。
大傑作
こんなにも身につまされる作品は初めてです。草彅剛の演技力人間力に圧倒されっぱなしでした。ふとした瞬間にそれぞれの登場人物を思ってしまう。心の奥深くまで揺さぶられるこの作品、沢山の人に届いてほしい。
みんなが抱える「なんで私だけ」
みんな人のために何かしてあげたくて、自分の夢を叶えたくて。誰かを傷つけたいわけじゃないのに、小さな幸せを掴みたいだけなのに。
切なくて痛くてでも愛しくて。
トランスジェンダーのバレリーナが出てくる映画『Girl』を思い出しました。
つじつまが合わないとかつっこもうと思えばいくらでも、
だけど、エンターテインメントに徹して面白おかしくさらに泣けるようにもできたであろうこのお話を、誇張せず淡々とリアルに描いたところがこの映画の潔さだと思う。そして、辛くて痛いけど儚い夢のように美しかった。
いろんな役を演じて見慣れている草彅剛さんが凪沙さんにしか見えなかった。そして一果ちゃん。
この映画に出てくる全ての彼女たちに沢山の幸せがありますようにと祈らずにはいられない。
追記:
一果ちゃんのお母さんが着てる目の覚めるようなブルーはシングルマザーだからといって負けられない鎧、凪沙さんの赤いハイヒールとドレスは女性への憧れ、一果ちゃんの赤いマフラーはお母さんに守られたい等それぞれ意味があるのかなと思った。
術後の後遺症表現がキツすぎた〜
LGBT問題の前に
貧困問題の映画やな〜〜と
思いました!
全体的に不健康!割と不衛生!
もっとごはんをちゃんと食べて
大きな声で喋って笑って生きて欲しい!
ていうか今度はじめて整形手術するのに
後遺症が怖くなってしまったため
星一つ減らしときました笑
実際の女は普通に身体売るのに
ちゃんと嫌がってるところが
なんか美しいなあ〜と思いました!
結末はしんどすぎるけど!ハヒィ!
LGBT問題に触れるとどうしても
「女こんなに弱くねーし」
って思ってしまうというか
自分が所属する性別が一番強いと
思ってしまうのは人間として
生まれた性なのかなあとか
考えさせられる映画でした!
バレエの演技は最高峰なので
LGBT関係なく美しい作品として
観て欲しい!!
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