「醜いアヒルの子は強く輝く」ミッドナイトスワン さんにん@㌦㌦さんの映画レビュー(感想・評価)
醜いアヒルの子は強く輝く
予備知識なしで観賞。
LGBTを隠さず表に出して生きる場合、限られた場所でしか生きられないLGBTの悲哀を草彅剛の好演が浮き彫りにさせている。
一方、草彅の隠された母性を引き出すありのままの姿を演じた新人服部樹咲の造形美は魅入ってしまうほど。演技の経験値がないことがかえってリアリティを醸し出している。
結果的に定められた陽と陰は最期までつきまとう結末にはなんとも言えないもの悲しさが残る。
ただ、バレエという共通項があったから成り立つ物語であって、若干強引な設定とも感じました。
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