劇場公開日 2020年1月24日

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無垢なる証人のレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

4.0キム・ヒャンギの演技にやられた

2020年1月27日
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鑑賞方法:映画館

殺人の疑いをかけられた家政婦の弁護を請け負った主人公が、裁判の証人となった自閉症の少女と交流していく物語。
序盤に若干の違和感を覚える。少女が検察側の証人だからだ。弁護の依頼人を犯人だと証明するための証人ということになる。彼女と交流し理解していくと弁護に不利になるのでは?と思っていたが、なるほどうまい展開だった。そこに主人公の価値観や立ち位置、父親や思いを寄せている女性との関係も絡んでいく。
ふーーん、なかなか面白いじゃないのと油断していたら最後の方で涙腺を一斉攻撃されてしまった。やられた!
ミステリーとしての驚きは大きくないし、法定に立った少女を尋問するのは主人公ではなく上司だったり(嫌な役割を主人公にはさせない)、たしかに甘さはある。でも十分いい映画だった。とにかく証人になる少女を演じたキム・ヒャンギがいい。

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kenshuchu

4.0みんな人と違う

2020年1月27日
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幸せ

殺人事件の唯一の目撃者が、アスペルガー症候群の女子高校生ジウ。
弁護士のスノは彼女の証言が証拠となりえるのか調べるために近づくが…。

アスペルガー症候群の特徴は人によって違い、彼女の世界に入るまで苦労するけど、良い人になりたい、人を助けたいというジウの人となりを知り、自分は『良い人』であるのかを考え悩みながらも進むスノ。父親の介護、借金、独身で結婚できない(あんなにカッコいいのに!)と八方塞がりの中にお父さんからの手紙!
あらすじだけを読むとお涙頂戴物みたいに聞こえるけど、奇をてらわず、ジウとスノ、その二人を取り巻く人々が丁寧に描かれていて、観ていてとても心地良い。
日本もこんな素敵な映画が作れたらいいのに。

イ検事が星野源に似ていると思ったらそうとしか見えなくなった(笑)

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アンディ・フク

4.5キム・ヒャンギが素晴らしい

2020年1月26日
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鑑賞方法:映画館

丁寧に描かれたヒューマンな物語。
予告編で受ける印象と異なり、弁護士がジウの反対陣営なのでいったいどう展開するのだろうと思ったが、なるほどなるほど、着地も納得。
演技巧者ばかりだが、なかでもジウ役のキム・ヒャンギの演技がなんといっても素晴らしい。自閉症を見事に演じていると思わせられた。
「神と共に」の時はいまいちピンとこなかったンだけどね。

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ぱんちょ

5.0良い人であるということ

2020年1月26日
iPhoneアプリから投稿

検察側の証人で発達障害の主人公ジウと、被告弁護人スノの交流や事件の経緯、裁判の進展を見つめながら、良い人間であるという普遍的なテーマを扱った作品だ。

これまで、発達障害がテーマに組み込まれた作品では、
発達障害であってもなんら僕達と変わりない人であること、
発達障害の人にも様々な才能があることが、
物語の中心になっていたように思う。

同じ韓国映画の、「それだけが、僕の世界」では、ピアノの才能に溢れたサバン症候群のジンテと兄ジョハを中心にした家族の物語りだった。

そして、この映画は、

ジウの抜きんでた才能や、少女であるあどけなさ、優しい家族を見せつつ、ジウの正しく…、つまり、良い人であろうと貫かれる姿勢と、それに突き動かされるように、対立する立場にありながら、自身も正義とは何かを考え、今の地位を投げ打ってでも、真犯人を見つけようとするスノの心の動きに、胸が熱くなる。

既存のものの見方から逃れることが出来なかった対比から、良い人であるとは何なのかという問いが、2人を磁石のように結びつけていく。

日本映画、もっと頑張れ!と言いたくなる。

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ワンコ

5.0見て良かった。最高に感動しました。

2020年1月25日
iPhoneアプリから投稿

見てきました。いろんな意味で傑作です。韓国映画はこういう凄いのがたまにあるからやめられない。推理劇、親子、恋人、社会の人間ドラマ、全てに満点です。
日本映画でこういう作品が観たかったけど、俳優達の実力的に厳しいそう。
主役の二人だけでなく全てが適役。
しばらくはこの作品を皆に勧めようと思える作品でした^_^

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Yoji

4.5弁護士にはなれなくても

2020年1月25日
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楽しい

幸せ

15歳のアスペルガー症候群の少女の目撃情報のみで立件された殺人事件で、自殺か殺人かを争点に、証言の信憑性を問う為に、少女を証言台に立たせ様とする弁護士と少女の話。

被告人と被害者が揉み合い争う姿は、殺そうと襲っていたのか、自殺を止めようとしていたのかという流れから、弁護人が証言を崩す為に少女を法廷に引っ張り出そうと画策していくストーリー。

被告人の無実を証明する為に、目撃者と打ち解けて裁判での証言に導こうとする行動は、弁護士としては紛うことなく正しい行動だけど、いざ、裁判となると人としては嫌悪感を感じる様になっていく。

まあね…上手く行き過ぎではあるし意外性もないしあざといんだけどね…
やっぱり根は良い人な弁護士と、アスペルガー症候群が故の壁はあるものの素直で純粋で優しい少女との交流という構図は、温かいし可愛らしくもあって沁みてくる。

ご都合主義満載だけど、オチへの流れは優しさに溢れていて目頭が熱くなったし、そんな弁護士いるかよ?という思いは皆無ではないけれど、エンタメドラマとして非常に面白かった。

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Bacchus

4.0どう答えますか? ”あなたはいい人?”と聞かれて

2020年1月16日
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泣ける

幸せ

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