「爽やかな夏の匂い」のぼる小寺さん Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
爽やかな夏の匂い
ボルダリングに打ち込む女子高生小寺さんと、彼女に惹かれる同級生達の話。
根暗という訳ではないけれど、ボルダリングを好きということろ以外は、ボーッとしていたり浮いていたり、不思議ちゃんとも噂される小寺さん。
壁を登る姿に始まり、やるべきことに没入する彼女の姿にまわりのみんなが魅せられていくストーリー。
ただ楽しむのも間違いではないけれど、その時一生懸命じゃないと楽しくない。
そこから研鑽を重ね更に上手く、更に強くと励む小寺さん。
主人公は、それがたまたまボルダリングだったというつくりで、彼女の姿勢に影響を受け、自分と向き合う様になるみんなの爽やかなことよ。
もうみんなが次の小寺さん。
笑わせる様な描写があったり、周囲の人物に重きを置くことよって、堅苦しいスポ根ではなく、ホンワカ温かい空気感で進行し、毒もなく暑苦しさもなく眩しい作品だった。
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NOBUさんのコメント
2020年7月12日
今晩は。
お久しぶりです。
定期的にレビューを拝読させていただいています。
”爽やかな夏の匂い” うーん、お酒の神にヤラレタナア。
では、又。
これからも、よろしくお願いいたします。