コンフィデンスマンJP プリンセス編のレビュー・感想・評価
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個人的にはかなりお気に入り
(ネタバレなしレビュー)
前作に続き鑑賞しました。個人的には今までのコンフィデンスマンJPのなかで一番お気に入りです。
いつも通り伏線のクオリティも高く見ごたえがありました。ナイフが刺されたときは絶対に死なないだろうと思っていましたが、その通りでした。面白さもありましたが、今までの作品を見てきている人なら少し読める展開だったかもしれません。
そして今までのコンフィデンスマンJPの中で一番みな人間らしさと優しさがありました。少しハートフル感が出ていた感じです。私は良いと思いましたが、人によっては「強盗感が薄くなった」などと違和感を感じるかもしれません。
いい話。プリンセスたる資質が元々備わっていたから認められた、みたい...
いい話。プリンセスたる資質が元々備わっていたから認められた、みたいな事でもあろう。勉強したとて身につくものではない。
莫大な資産は、権力だし、使い方を誤れば破滅する。フウ家3姉弟の誰が継いだとしても、その力を自分の為にしか使わなかったんではないか。
「本当の高貴とはなんだろう。生まれも育ちも関係ない...ただ誰かの幸せを願う...」コックリの心根を感じとっているとみた。
映画としてウームと思ったのは、役者さんを沢山出演させる為に書いたような場面が多いということ。
ナイフ使いのシーンなどは「やっぱりこのくだりは必要なかった」とボクチャンにわざわざ台詞で言わせている。鈴木さん(前田敦子)もあのワンシーンだけ、とか。ガクトとか。デヴィ夫人のくだりも、ネックレスの為だけに、とか。
トニーが命をかけてお守りするとかいってんのに、コックリ殺されそうになるのは何でよ、とか。
赤星が泣くのは銭形警部じゃないんだからおかしい、とか。
ダー子たちがメシ食いながら、店の跡継ぎのこと喋ってるとこに、たまたまレイモンドフウが居合わせてヒントを得るみたい場面は好き。
第一作よりも楽しめた
総合:65点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
相変わらずの大掛かりな犯罪がとんとん拍子で簡単に進んでいく。一作目は演出の軽さと遊びが過ぎるように思えてはまらなかったが、一作目を観た後で鑑賞したので、軽薄な演出にも慣れてきたし、それに一作目ほどは演出にやり過ぎな遊びがなかったので良かった。
物語についてはいちいち突っ込まないが、結末に関してはこの展開でそんなことでいいのかと思い好きではない。これでは詐欺師達が命の危険を顧みず膨大な手間暇をかけて、何も得ることなく人助けをするということになってしまっている。詐欺師がこんな清廉潔白なことで納得するのが視聴者としてつまらない。フー一家のことも結果的に救ったわけだし、それに見合う報酬を得るべきだと思う。
出演者は、ガクト等けっこうな有名人がちょい役で登場したり、柴田恭兵とビビアン・スーが出ているのは嬉しい驚きだった。
こっくりは誰の子かもわからないなんていうことだから、冒頭からわかりやすい前振りだな、この子が本当はフー家の実の子なんだろうかと思っていたら外れてました。流石にそこまで安直ではなかった。
コンフィデンスマンJPの2作目
ハーモニーの美しさと楽しさが、いっぱいのコメディ映画です。
主要出演者の多さ・・・まるでオーケストラ並みですよ。
それがダー子(長澤まさみ)ボクちゃん(東出昌大)リチャード(小日向文世)の、
詐欺師トリオだけが目立つのではなくて、
出演者一人一人が輝き、コラボして楽しい雰囲気が際立つ『プリンセス編』でした。
先の『ロマンス編』はコンゲームの緊張感いっぱいで、食うか食われるかの、
大事件と、どんでん返しの連続と派手でしたが、
今回は世界的大富豪レイモンド・ラウの遺産12兆円を相続する隠し子ミシェルを、
コンフィデンスマンJPの3人が、孤児のコックリ(関水渚)をミシェルに仕立て上げて、
遺産を狙う・・・
メインテーマはコレなんですけれど、今回はただの詐欺師の騙し合いではない。
ただ頷くたげのだけのコックリが、帝王学を教育されて勉強して、日に日に賢く美しくなって行きます。
ひとりの貧しい少女の成長物語としてとても清しい気持ちになります。
人生、お金だけでない・・・そんなメッセージさえ感じてしまいます。
そしてジェシーの三浦春馬くん、スタアの竹内結子さんふたりのの弾ける笑顔。
特に春馬くんのダンスシーン、永遠版として目に焼き付けました。
舞台となったのはマレーシアのランカウイ島の豪華リゾート地。
亡き主人レイモンド・フウの執事のトニー(柴田恭兵)
トニーはコンフィデンスマン初登場ながら、なかなかの貫禄と存在感でした。
律儀で誠実なのに、敵に回したらヤバイゾ感、凄かった。
ダー子にいつもいつもヤられる赤星(江口洋介)
いつも遅れて来る五十嵐(小出伸也)
前作に増してスケールが大きく、キャストも期待通りに遊びまくり、
その相乗効果で、ますます楽しい。
脚本、演出そしてキャストのコンビネーション抜群です。
最後にある「タネバラシのシーン」
やっぱりなるほどねーと楽しい。
(エンドロールの最後の最後にコントがありますので、これもお見逃しなくね)
日本的な王道のコメディ映画です。
何が本当で何が嘘か。
目に見えるものが真実とは限らない。
何が本当で何が嘘か。
コンフィデンスマンの世界へようこそ。
タイトルコール通りの物語だった。
かの有名なヒトラーは、「嘘も100回つけば本当になる」と言ったらしいが、まさにそうかもしれない。
偽物も本物も紙一重なのかもしれない。
いかに本物のように魅せられるかどうか。人間の心を掴むのは時として本物か否かではない。彼女は素敵だった。
これまでのコンフィデンスマンとはちょっと雰囲気が違うかなと思いまし...
エンタメ系邦画として一歩抜けた!感じ。
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、これからは
「星のナターシャnova」 と言う名前で
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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9月も末になってやっと観られました!
楽しかった!!
映画のスケールも今の邦画としてはかなり頑張った感じで
全編、美しいアジアの南の島の高級リゾートで観ていて美しい!
伏線も上手く回収されていて
少々、ご都合主義と思う部分も無いでもないけど
今時らしいファンタジーとして気持ちよく観られます。
もうたくさんの方が観ているので今更ですが
海外に行きたくてもいけないご時世なので
気晴らしにとっても楽しめる映画です。
で、月に8回ほど映画館に行く中途半端な映画好きとしては
タイトル通りエンタメ系邦画として一歩抜けた!感じ。
ファンタジーでもコメディーでも、
今の時代作るのなら、単に笑えれば良いと言うのでは無く
やはり社会に対するメッセージが必要。
そう言う意味では今回の本作、テレビシリーズは未見ですが
前作よりは社会的な問題に結構向き合ってるよね〜。
富を得た者は、その富を使って
社会に何事か成し遂げなければならない!
そう言う所に説教くさく無く踏み込んでる作品って
観た後に気持ちの良い何かが残る良作だと思います。
最後に三浦春馬さんに合掌!
苦しみなんて本人にしか分からないけど
やっぱり、勿体な過ぎます!!
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いつも「共感!」やフォローをありがとうございます。
人の感想を読んでしまうとすぐ影響されてしまうので
皆さんの評論は遅れて少しづつ拝見してます。
どうぞよろしくお願いします。
シリアスとコミカルのバランス絶妙
文句なしで面白い作品だった。久し振りに観た、エンタメに徹し切った、シリアス(急)さとコミカル(緩)さのバランスが絶妙な緩急自在の作品だった。シリアス部分だけ抜き出しても立派な作品になるだろうが、あくまでコンフィデンスマンJPらしい軽妙洒脱さを貫き通した快作だった。
本作の舞台はシンガポール。世界的大富豪のレイモンド・フウ(北大路欣也)が死去し、遺言状が公開され、3人の子供達以外の所在不明の隠し子ミシェル・フウが全財産を相続することになる。世界中の詐欺師達が隠し子に成り済まして遺産を狙っていく。信用詐欺師ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の三人組もコックリ(関水渚)を隠し子に仕立てて遺産奪取を目論む・・・。
前半は、コックリを演じる関水渚の生真面目な熱演、執事役の柴田恭平の真摯な好演、3人の子供達の個性的な演技が奏功して、コミカルさ少なめのシリアスな遺産相続劇を観ているような気分になる。このまま、この雰囲気で行くと思いきや、あくまで、軽妙洒脱な詐欺師物語に徹し、貫き通していくところが心地良い。作り手、演者達の作品コンセプトに対する揺るぎない自信を感じる。
詐欺士達の物語であり虚々実々の展開になることは分かっているのだが、長澤まさみを筆頭にして、シリアス演技もコミカル演技も熟せる、芸達者の演者達が詐欺師を演じるので、虚と実は見分けがつかない。騙されてしまう。それでいいのだろう。そこが本作の売りであり真骨頂なのだから。
また、本作は、色々なシーンに仕掛け、伏線があり、それらがストーリー展開の中で巧みに意外な形で回収されていくので、なるほど、そうだったのかと頷くことが多く、回収された時の爽快感が堪らない。
ラストシーン。らしさを感じさせる幕切れだった。あくまでコミカルな詐欺師物語として、最後まで観客を楽しませたいという作り手のエンタメ精神に溢れていた。
また騙されたー
最初から最後まで騙される
ドラマから映画に繋がって2作目
正直シリーズものになると面白く無くなる不安があったのですが不要な悩みでした。
コックリをお姫様にしていく物語に見せかけて実はコックリ自身が元々素質があった、最初からお姫様だった。きっとだれしもお姫様になれると思わせてくれる作品でした。
長澤まさみさんがお綺麗なのでお母さんよりはお姉さんにしか見えないのですがいつからコックリを残す気だったのか、そこは本人にしか分からない部分が良かったですね。
そして本当に最後の最後で騙される。バクバクの心臓のままlaughterが流れるところまで完璧でした。
見事にだまされた
テレビドラマや前作は見ておらず、予備知識なしで鑑賞。
こうやって騙し騙され、そして最後もまた大どんでん返し、というストーリーなのか。
結構、ストーリーを先読みする方だと思っていたが、見事にひっくり返された。
次作ははもっと深読みしながら、じっくり観させてもらおう。
その前に前作を見なくては。。。
それにしても柴田恭兵、年取ったなぁ、でもこれはこれでかっこいい。
執事役、バッチリでした。
あと・・・コックリ役の女優、最初広瀬すずちゃん?でも、なんか違う??とか
思いながら観ていて、そこにも騙されていたかも。
はじめて見ました、関水渚さん。かわいらしかったです。
おもしろい!
やっと見てみたら思わず号泣
相変わらず騙される…が
61点
やっぱり圧巻☆
当時、映画館で悲しみを抱えたまま鑑賞。
英雄編の公開前にテレビで再鑑賞。
前作を越えた!大好きな作品です。
過去作とのつながり、新しいストーリー性、そしてどんでん返し、この脚本家の方は天才!!
また新しい子猫ちゃんコックリが登場し、今回も無名な女優さん?なところがいい。コックリの成長物語としても純粋に楽しめます。
ただ、それだけでは終わらないのがコンフィデンスマン☆
今回も圧巻です!!!
いつもと違ってお宝ちゃんは?札束は?ってのを忘れちゃうくらいの次回作への期待で終わることができます。
が、当時、次回作は、ジェシーとの出会いなどダー子の過去にさかのぼるなんて話を聞いてただけに残念で仕方なかった記憶が。
3作品目、確かに過去にさかのぼってましたね。
景色綺麗〜
いかにも駄作っぽいのに面白いんだよなぁこれ 真面目すぎないところが...
いかにも駄作っぽいのに面白いんだよなぁこれ
真面目すぎないところがいいのかもしれない
あとはキャストも豪華で風景も綺麗で旅番組の感覚も少しある
ありえない所もあるけど後からネタバラシしてくれたり実は繋がってたりという仕掛けが面白い
良いシリーズが誕生したと思う
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