「騙し・騙されの先へ」コンフィデンスマンJP プリンセス編 YKさんの映画レビュー(感想・評価)
騙し・騙されの先へ
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ドラマを映画化すると、無駄にスケールが大きくして、大掛かりな打ち上げパーティーみたいになってしまったり、「ああ私が好きだったドラマはこれじゃない。。」と思わされてしまうことも多いけど、
このシリーズはスケールが大きくなるたびに、ド派手になるたびにおもしろくなる。むしろドラマ版のときはそこまで大好きではなかったんだけど、映画に向いているコンテンツなのかなあ。
先の読めないスリルや騙される爽快感は前回のロマンス編の方が大きかった。というか途中まではまあどうせ上手くいくんだろうなとか、仕掛けが雑すぎるんじゃないかとか、ちょっと冷めた目線で見てしまっていた。
だけどそれこそ制作側の思うツボだったのかも。今回のテーマはそこじゃなかった。騙し・騙されを越えたその先にあった。嘘を真実にすること。信じれば何にでもなれること。
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